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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

指定管理者制度~指定管理料が低すぎないか~

2008年4月24日 11:39 高松ひでき 記す

総務省の通知の「多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、 住民のサ-ビスの向上を図るとともに、 経費の節減等を図ることを目的とするもの」を目的として指定管理者制度が導入され行政サービスの民営化が進められているが、 経費の節減のみに目を奪われ指定管理料の設定が低すぎる傾向にあるのではないかと思います。

経費の節減は重要ですがそれがすべてではないはずです。 指定管理料の設定は過去3年の平均値などを上限設定にしてそれ以下の価格で参入企業に企画させるべきです。 経費の節減は参入企業が企業努力により考えることで行政が考えることではありません。 行政が考えることができるのなら何故今までそれを実行しなかったのでしょうか?

たとえ昨年と同じ指定管理料で委任をしてもその効果が1倍以上あれば意味のあるものになります。 しかし、行政にはアウトプット重視であり成果主義といいながらアウトカムを評価するシステムは何もないと思いますが。

また、 企業努力により利益が出たからと言って次回指定管理料を簡単に見直すことはあってはなりません。 それは今までの行政手法と何ら変わりはなく制度そのものの存在を脅かすものになります。

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