見守り隊の今後
7月31日に小野田警察署で防犯ボランティア等連絡会議がありました。
最初小野田警察署長が「ボランティア団体も多いが犯罪も多い、みんなが協力していきましょう」とあいさつされ、自己紹介、事例発表とつづき、最後に意見交換がありました。
私はこの中で3つの意見を言わせていただきました。
1つ目は、見守り隊に対する保護者の参加率の問題です。どの校区でも保護者の参加率はきわめて低く、地域の皆様にお任せしているのが現状です。しかし共働きの保護者が多く時間的に協力できないのも事実です。それゆえに保護者は地域の皆様の協力に感謝する心こそが大事なのではないでしょうか?
2つ目は、7校区別々に見守り隊を結成していますが、全く統一感もなく、情報を共有することも出来ません。全市的な活動とするならば見守り隊の連絡会議などが必要と考えます。(この件に関しては署長の方から子供見守り隊連絡協議会をつくり小野田防犯対策協議会に入ってくれとの要望があり承認されました)
3つ目は、見守ることが監視になってはいけないと問題提議をしました。見守り隊の仕事は不審者から子供を守ることの他に、色々な場面で子供達に注意をすることがあります。しかし隊員の価値観の違いにより子供達の自由な行動を阻害する可能性もあります。過保護、過干渉になってはいけません。見守り隊を作らなくてはいけないこの社会こそ問題ですが・・・・・。
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コメント(2)
前略、ホームページ拝見させて頂きました。私、先日、石丸総合館でお世話になった田尾進(審議会委員)です。私も「見守り隊」を組織しておりますが、高松議員の仰る通り、横の連絡、情報共有ができないことに頭を痛めております。昨年末に出合小学校スクールガード連絡協議会を発足し、現在は見守り隊4団体とPTAの5者で連絡体制をとりました。
やはり保護者の参加は、あまり有りません。暇がないことを理由にされていますが、それは言い訳です。どう考えてみても私どもより暇だと思える保護者はたくさんいます。
「小野田防犯ボランティア協議会」の白石会長とも幾度か面識がありますし、今後は山陽小野田市全体で考えていかなければならないことだと思います。ぜひご指導頂きたいと思います。
山陽小野田市下村東 田尾進
日々の活動お疲れ様です。「見守り隊」の活動が過保護・過干渉にならないように・・との提言は、私も中高生の娘を持つ親として子育てにも通じるものだなあと思い読ませて頂きました。見守る姿勢・・・って難しいですよねえ。日々いろんなこと考えさせられます。暑い日々ですが、この夏も議員さんのご活躍とご健康をお祈りしています。