この1年(2005年11月~2006年10月)の10大ニュース 第10位
市会議員選挙が終わり約1年が過ぎました。今年もあとわずかです、この1年を振り返えればこの山陽小野田市、色々なことがありました。そこで私が思う今年の10大ニュースをお知らせをしたいと思います。今回は第10位です。第10位は11議会で可決された「指定管理者の決定」です。指定管理者制度とは簡単に言えば公の施設の管理を民間が行うというものです。公の施設とは、公民館や児童館、運動施設、漁港などで市の出資法人や公共的団体が管理していた施設のことです。また民間とは個人以外の団体、つまり法人、NPO、法人格のない団体のことです。現在山陽小野田市にはこういった公の施設が132ありますが、この制度になじまない市役所庁舎、小中学校などをのぞく108施設に導入が可能です。この制度は国が小さな政府を目指すように市も小さな市役所を目指すもので民間で出来ることは民間でという考え方です。当然根底には財政の問題があります。今回指定管理者制度を適用された施設は①まつば園・みつば園・のぞみ園・・・・・・・山陽小野田市社会福祉事業団②中央福祉センター・・・・・・山陽小野田市社会福祉協議会③刈屋漁港・高泊漁港・梶漁港・埴生漁港・・・・・・・・山口県漁業協同組合④商工センター・・・・・・・・小野田商工会議所⑤商業起業家支援センター・・・・・・・小野田駅前中通り商店街⑥有帆児童館・高千帆児童館・小野田児童館・須恵児童館・赤崎児童館・本山児童館・高泊児童館・・・・・・・・山陽小野田市社会福祉協議会 以上の18施設です。ご覧のように指定管理者制度が導入されても民間は1カ所もありません。応募についても高泊児童館のみ2団体の応募で残りは複数の応募はありませんでした。つまり今回は当初の目的にそうものではなかったかもしれません。しかし、来年の3月議会では竜王山オートキャンプ場と労働会館が出る見通しです。特に竜王山オートキャンプ場には民間の複数の団体が手を挙げるのではないかと期待をしています。是非民間の資金力とノウハウで活性化をしていただきたいものです。議会としても今後の動向には注目をしています。竜王山・焼野周辺には既に84億以上のお金を投下しています。ソフトの部分で民間に期待したいと思っています。 しかし当然のことですが監視はしますよ!! 以上第10位でした。