オートキャンプ場の管理運営が民間企業に
地方分権に伴い行政にも自己決定・自己責任が求められています。山陽小野田市でも公の施設の統廃合が進められています。「民間でできることは民間で」を合い言葉に指定管理者制度の導入を昨年度から進めています。市内には指定管理者制度を導入できる施設は108施設あり昨年度、19施設を移行しました。今回の竜王山公園オートキャンプ場は(株)晃栄が管理運営を2年6ヶ月間行うことになり、はじめて民間会社が選定されました。選定は5月11日にあり、選定委員は副市長、総務部長、企画政策部長、建設部長、民間識見者2名の合計6名でヒヤリングがありその後持ち点100点合計600点での採点がありました。結果は特定非営利活動法人オートキャンプ竜王が321点、(株)晃栄が348点となり指定管理候補者となり本日の本会議で可決されました。民間企業と言うことで町の活性化の観点からも期待したいと思っています。今後、きらら交流館も指定管理者制度を導入されますし、竜王山近辺は有効資源の活用がされることだと思っています。
6月議会報告
先日の一般質問により1月に行われた全保護者全児童生徒を対象におこなわれたアンケートの結果が一部公表されました。まず、保護者に対するアンケートで「子どもの様子で気になることがある」と答えた人数は412人。中学生に対しておこなわれたアンケートの中で「まわりの人からいやなことを言われたり、されたりする(いじめられる)ことがある」生徒は241人。同じ質問で小学生は1129人があると答えている。つまり中学生の21%小学生の32%が「まわりからいやなことをされたりいわれたりしている」と言うことである。この中で特に緊急を要すると思われる72人に対しては、1件づつ対応に当たっているらしい。しかし、最終的には上記の人数すべて対応をしていかなければならないが、現在対応をしているのは心の支援室であり、実働4名体制です。年金5000万件と同じでこのままではいつになるかわからない。そこで苦肉の策が「心の支援員サポーター」の募集であるらしい。サポーターは支援員と共に家庭訪問や学校に出向き一件づつ対応をしていこうというものであるが、市民との協働をうたう自治基本条例を策定中の自治体なのに恥ずかしい結果。つまり1名しか申し込みがないことが明らかになりました。応募要件は市内在住で、児童生徒の健全育成に関わりを持たれた経験があり、これからも情熱を持って児童生徒の家庭を心の支援員と一緒に訪問していただける方です。締め切りは6月29日までですので、この状況を憂いておられる方は一肌脱いでいただきたいと思います。
6月議会一般質問の日程
6月議会が6月13日より始まり15名の一般質問が予定されています。私は、6月15日の4番目で時間は、おおよそ14時30分からではないかと思われます。今回の質問内容は①行財政改革について・・・・・・・山陽小野田市において行財政改革は緊急命題のはずです。当初、市長を本部長とした行財政改革推進本部が立ち上がり、行財政改革を計画的に断行するかと思いきや今は消滅状態で、そして形ばかりとしか思えない集中改革プランの作成、昨年度4月より行政改革課が新設をされましたが、行革大綱及びアクションプランの策定・自治基本条例の策定・行革の提案などが業務内容らしく行革が進んでないのが内情のように思えます。しかし、まったく進んでないわけではなく、指定管理者制度の導入や補助金・交付金制度の見直し、組織の見直し、行政事務の見直し、歳入確保など不完全ながら進んでいます。緊急命題であるので、つまみ食いのような(おもいつき??失礼)施策をとるのではなくて計画的・体系的に行財政改革を行う必要があります。執行部には今後の行財政改革の計画及び根拠及び行革大綱・アクションプランの実効性を聞きます。・・・・・②いじめについて・・・・・・昨年度教育委員会は全保護者・児童生徒にいじめに関するアンケートを実施しました。(前進したことに対して評価すべきだと思います)そのアンケートの結果がどうだったのか、心の支援室で対応をしていくようですが僅か4名体制でどうのようにするのかを尋ねます。また、新聞に心の支援室サポーター募集と出ていましたがこのサポーターとはいったい何なのか、いじめの対応をするのであれば個人情報の管理をどうするのかを尋ねます。・・・・・・・③旧法務局跡地はどうなったのか・・・・・・・・昨年度高千帆公民館前の旧法務局跡地は文化財の保管庫に使われているが今後どうするのかと質問しましたがその回答として平成18年3月まで保管庫として使うがその後は有効利用したいとの回答がありましたが、今は保管庫としては使われていませんが有効利用もされていません。早急な対応を求めます。・・・・・・・・④観光看板は設置されたのか・・・・・・・・これも昨年度の一般質問で取り上げた内容で、きららビーチ周辺の観光看板のことです。きららビーチ周辺(竜王山周辺)を市内の観光拠点と考えるなら、観光看板を作るべきだ。 と質問をしたところ、作りますと答弁をされたが未だに作られていないので再度質問に取り上げました。(作ると言ったら作る。やると言ったらやる。・・・なぜそれができないの?)以上4点を質問しますので興味のある方は是非傍聴にいらしてください。