6月議会報告
先日の一般質問により1月に行われた全保護者全児童生徒を対象におこなわれたアンケートの結果が一部公表されました。まず、保護者に対するアンケートで「子どもの様子で気になることがある」と答えた人数は412人。中学生に対しておこなわれたアンケートの中で「まわりの人からいやなことを言われたり、されたりする(いじめられる)ことがある」生徒は241人。同じ質問で小学生は1129人があると答えている。つまり中学生の21%小学生の32%が「まわりからいやなことをされたりいわれたりしている」と言うことである。この中で特に緊急を要すると思われる72人に対しては、1件づつ対応に当たっているらしい。しかし、最終的には上記の人数すべて対応をしていかなければならないが、現在対応をしているのは心の支援室であり、実働4名体制です。年金5000万件と同じでこのままではいつになるかわからない。そこで苦肉の策が「心の支援員サポーター」の募集であるらしい。サポーターは支援員と共に家庭訪問や学校に出向き一件づつ対応をしていこうというものであるが、市民との協働をうたう自治基本条例を策定中の自治体なのに恥ずかしい結果。つまり1名しか申し込みがないことが明らかになりました。応募要件は市内在住で、児童生徒の健全育成に関わりを持たれた経験があり、これからも情熱を持って児童生徒の家庭を心の支援員と一緒に訪問していただける方です。締め切りは6月29日までですので、この状況を憂いておられる方は一肌脱いでいただきたいと思います。