議員に求められるもの
議員は、様々な議案を表決する時や即座に物事を判断しなければいけない場面に数多く遭遇します。 そして、 それらはすべて市民生活に直結するものであるから間違った判断は市政を誤った方向に向かわせ市民を苦しめる結果になります。 市長が常に正しい判断をするのであれば議員は非常に楽ですが、 というよりもしかしたら議員なんか必要ないという議論まで飛び出してきそうです。しかし、実際はそうではありません。 市長だって人間ですから判断を誤る事だってあるし、判断は正しくても市民の理解を得られない事だってあります。 行政のすべての事柄に対して最終的には市長が判断をし議案を提出できるという絶大なる権限を持っています。 理想は懸命なるすべての市民が市長の判断を妥当かどうかその都度住民投票などで判断するのが一番よいのですが、 現実的には不可能です。だから議員が市民の代表として選挙で選ばれ間接民主主義が行われているのではないでしょうか。 そうなれば当然のことながら議員に求められるもののひとつは判断力です。 行政に存在するあらゆる事象は平面的でなく立体的なものです。 立体的なものを認識するには表からだけ見たのでは平面的にしか映りません。 右からも左からも後ろからも見て初めて実態が認識できるものです。そのために欠かせないのは日々の勉強と情報収集能力です。 市長は職員というすばらしいシンクタンクを持ってます。 それに太刀打ちできるように日々精進を重ねていく必要があると思う日々です。