ガラス文化の発信
昨日の本会議で山陽小野田市きららガラス未来館の指定管理者を小野田ガラス株式会社とすることを全員賛成で可決しました。
指定の期間は平成20年7月1日から平成23年3月31日までとなります。 今後は祝日開館や開館時間の延長、予約なしでの体験も一部可能となり住民サービスの向上が図られる事と思われます。
指定管理者制度の導入については指定管理料の設定、募集の際の情報公開の方法、募集期間の短さ、 審査基準の設定方法など様々な改善点があり今後も検討の余地があります。試行錯誤というとらえ方では民間企業はついていけませんよ。
また、 期間終了後の再募集にあたっては企業努力により利益が出たからと言って指定管理料の見直しがあってはいけません。 見直しがあるということは積算が甘いと言うことに他なりません。 そういった意味でも指定管理料の積算はアドバイザーを入れてでも厳密に行う必要があります。
審査結果については項目ごとの講評を公開すべきだし、審査後には審査員の名前を公表して欲しいものです。 責任を認識していただくためにも。
行政でできないことを民間に行わせるのではなくて、 民間でできることを民間に任せることが新自由主義の発想です。
7600万円の和解金
民生福祉常任委員会において市民病院での元看護婦による殺人未遂事件で7600万円の和解金支払いの承認を可決しました。
これは、平成19年11月19日の第1審判決を不服として広島高等裁判所へ控訴をしていたが、 損害賠償要求金額1億1841万円の6割に弁護士費用を加算した額である7600万円の和解勧告に応じたものです。
本会議では「責任がないのになぜ支払うのか」などの質問が出たが、和解のしくみや裁判継続のリスクなどを説明し承認を求めた。
素人にはわかりにくい裁判の説明であったが、 管理責任がないのに和解金を支払うことにはいくら保険からの支払いであろうとも納得がいかない市民も多いのではないでしょうか。 (和解とはこういうものらしい)
以前、市民から鍵の管理の仕方(合い鍵の製作および管理状況)に問題があると指摘を受けたこともあったので、 これを機に管理体制を見直し職員に徹底してもらいたいものだ。
教育委員の決定
今日の5月臨時議会で山陽小野田市教育委員会の委員の任命についての同意案件で即決で砂川功氏に決定しました。
砂川氏はご存じのように砂川小児科医院の院長であり山陽小野田市新病院建設構想委員会委員長でもあります。
砂川功氏の「山陽小野田市教育委員としての抱負」によると
①教育モデル事業についての乳幼児からの視点への提言
②山陽小野田市学校保健会のあり方
③小児成人病対策
④5歳児発達相談事業の立ち上げ
の4点をあげています。
教育委員会は今後、対象を小学生・中学生から幼・保・小・中に拡大をして事業展開をしていく予定です。 そこで対象者全員を網羅できる医学的専門家が必要と考えたようです。
上記4点の抱負の実現と教育委員会の活性化に期待をしたいものです。
市民サービス~公開端末~
公民館を中心に10カ所以上の施設に設置をされている「公開端末」なるものをご存じでしょうか? こんな感じのものですがご覧になったことはありますか?山陽小野田市のホームページが出ていて、 市の色々な情報や天気などを閲覧することができます。
上の写真は本庁にあるものですが、山陽地区は合併後新たに導入をされており、 多少感じが違うが下の写真の機器が設置をされています。
しかし、公民館によってはこんな状態です。
「ご利用ください」とありますが、誰が利用するんでしょうか? 稼働してないものも4カ所あり既に撤去されているものが2カ所あります。
何の目的で導入をされたのでしょうか。
会派の解散
昨日の議会運営委員会にて、会派の春風及び清風が5月8日付けで解散し、当該会派から選出されていたそれぞれ1名、 合計2名の議員から議会運営委員会の委員の辞任願いが提出され、議長がそれを許可したことが報告されました。
これにより会派は私が所属している「刷新」と「市民クラブ」「翔友会」「興風」の4会派になりました。詳しくはhttp://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/gikai/kohsei.htmを参照してください。
日の出市場1店舗に
寂しいお知らせがあります。起業家支援センター「日の出市場」の出店者である「メモリーAI」が先日、 退店されました。商業労働課も広報誌によるPRを考えていた矢先の事でした。僅か3ヶ月間の入店でした。
商売として成り立たなかったのが理由ではないでしょうか。 今後どの様にして起業家を育てていくのか根本から考え直す必要がありそうです。
サンパーク5月30日オープン
サンパークは5月30日にグランドオープンします。内部も見学をさせてもらいましたが、 以前に比べるととにかく広く、また、天井も高く開放感がありつくりもハイセンスな感じでした。 残念ながら噂されていた映画館やボーリング場などはありませんでした。しかし、 山陽小野田市の商業施設の核と位置づけられているとおり威風堂々と存在感をアピールしています。
地域の振興・活性化につながる民間事業ということで、ふるさと財団経由で地域総合整備資金貸付 (ふるさと融資)を6億円受けています。市は6億円の地方債を発行しますが保証は民間金融機関になります。また、利子は年間約200万円で、 そのうち75%が交付税で措置され残りの25%が市の持ち出しになります。
ふるさと融資により、 総合計画で中心市街地の一つと位置づけられているサンパーク周辺が活性化する事を期待すると同時に湾岸道路の早期完成を望みます。
市民館体育ホールの活用
3月議会の総務文教委員会で市民館体育ホールの飲食の是非について質問したところ「原則禁止」の考えを市は強調しました。
「原則禁止」とは一体何でしょうか?事実過去に多くの団体が体育ホールで飲食を伴う懇親会などを行っています。 それは利便性と市内に200人以上を収容できる施設がないからでもあります。利用者が戸惑うのは、また、不信感を持つのはある時は許可をし、 ある時は「原則禁止」を持ち出して許可をしないことにあります。
「原則禁止」を言うならばルールがありそうなものですがそれも見あたりません。 原則禁止であってもそうではなくても市民が納得できるルールが必要です。
市が管理運営をしていてもすべての施設は市の持ち物ではなく市民の財産であるはずです。 市民の財産である施設をどの様に運営していったら市民の利益になるのか考えてください。
緑のカーテン準備万端
今日の9時30分から6年生全員と市職員、教職員、父親部会で鉢に土を入れ苗を植える作業をしました。
(株)晃栄の井上社長と野村校長の指導の下、子どもたちはワーワー、 キャーキャーと大騒ぎをしながらの作業となり非常に楽しそうでした。
ポットに苗を植えた後は父親部会の面々が45個のポットを軒下に一列に配置しネットを固定をする作業をして完成です。
子どもたちは、興味深そうに見つめていました。
この様な形で完成しました。
6月.7月にかけてつるが2階部分まで伸び8月以降に収穫できるということでした。
昨年は夏になると教室の温度が30度を超えましたが今年は「緑のカーテン」 により3~4度下がり以前よりすごしやすい環境が確保できるのではないでしょうか。