南極教室開催
6月27日(金)の5.6時間目に市内全小学校において南極教室が開催されました。 後半部分の南極とのライブ中継は大人でもワクワクするもので、子どもたちの素朴な質問に対して丁寧に回答する浅野隊員の言葉が印象的でした。
上の写真は高千帆小学校での様子ですが、 子どもたちも真剣に聞き入り興味あるところはメモをとっていました。山口東京理科大との包括的連携から実現した今回の教室ですが、 今後も様々な教室を企画をしていただき子どもたちの科学に関する興味の芽を育てていってもらいたいものです。
内容そのものはすばらしいものでしたが音声が非常に悪く聞き取れなかった箇所がありました。 今後改良を望みます。
まだまだ値上がり?
26日のニューヨーク取引所の原油先物相場が、予想通り1バレル=140ドルを突破しました。先日、 サウジアラビアが原油増産の意向を示しましたが、あまり反応しなかったようです。 原油先物は需給逼迫感や投機的資金の流入、 ドル安の進行を原因に上昇を続けており、今年1月2日に初めて100ドル台を記録して以来、約半年足の間に40ドルも値を上げたことになり、 今後も上昇を続けそうで1バレル=200ドル時代もそう遠くないかもしれません。
また、このままの状態で製品価格への転嫁が進むめば、消費に悪影響を与え、景気を冷え込ませる恐れもあります。
原油価格の高騰とそれに伴った製品価格の値上がりは行政にも悪影響を及ぼします。ガソリンやガスなどの経費の増大、 需用費、 役務費、 委託料、 使用料及び賃借料、 工事請負費、 備品購入費における民間業者への発注金額の上昇に伴う支出の増加などでなおさら厳しい台所事情になってくることは必至です。
最近はガソリンも20リットルしか入れなくなりました。車の重量を少しでも減らして燃費を良くするためと、 インセンティブを働かせることによって省エネ運転を心がけるためです。皆さんはどんな方法で対抗をしていますか。
緑のカーテン
高千帆小学校の緑のカーテンが写真のように大きくなりました。
手前に写っているのはヘチマで、向こう側が琉球ゴーヤです。ご覧のようにヘチマに比べてゴーヤの成長速度が遅いようです。 教育委員会が自動水やり装置を手作りで設置をしていますし、 日当たりも変わりがないはずですがゴーヤがなかなか伸びなくて校長先生はヤキモキしています。今後、 専門家に見てもらい指導を仰ぐと言うことなので、夏休み明けには立派な緑のカーテンが出来上がっていることでしょう。
南極教室実施
6月27日(金)15:00より南極とのライブ中継授業が市内全小学校同時に実施されます。
山口東京理科大の浅野教授が越冬隊員として南極に行かれており、 理科大との包括的連携協議の中で実現したもので、全体の概要は資料によりますと、
南極昭和基地と山陽小野田市TV会議システムを接続し、 浅野教授によるライブ中継授業を市内全小学校に配信をする。授業内容は南極観測や昭和基地の説明と解説、児童からの質問、隊員による回答、 隊員に対するメッセージなどライブ中継の特色を生かした方法により実施。
事前学習、巡回展示や当日のライブ中継授業を通して、 児童が身近な環境問題をはじめ地球規模の環境に対する意識と理解を深め、 日常では体験できない貴重な経験を通して知識欲や好奇心を触発することを目的としています。
TV会議システムは学力向上プロジェクトのツールとして導入されたが、 この様な形で今後もどんどん活用して欲しいものです。
ウサギが病気に
ある小学校でのPTAの会議での出来事。
役員A「2匹のウサギが皮膚病にかかっています。学校で病院に連れて行ってもらえないでしょうか?」
校長「子どもの教育に係わることで、すぐにでも病院に連れて行きたいのですが・・・・・・・・・・・」
会長「市の財政状況から見て学校からお金を出すのは難しいかもしれませんのでPTAの予備費から出すのはどうでしょうか」
校長「そうしてもらえると助かります」
役員B「命を大切にする心は大変大事な事だと思います。募金を募ったらどうでしょうか」
役員C「募金のことを広報紙に載せてもいいですよ」
会長「ありがとうございます。急いで連れて行く必要があると思いますので、 最初の医療費については予備費から出して募金のことについては学校と協議したいと思います」
この会議の3日後に動物病院に連れて行き治療を受けることになりました。
そして5日後の夜、役員から電話があり
役員C「部会の会議でウサギの話をしたところメンバーからそういうことなら、連れてきてください無料で治療しますからと言われました。 どうしましょうか」
会長「ありがとうございます。急を要する話なので、既に病院に連れて行き治療を受けました。メンバーにはお礼の言葉をお伝えください。 今後、お言葉に甘えることになるかもしれません」
以上は学校でのほんの一コマの出来事ですが、保護者が学校を支援するという本来の姿を浮き彫りにしているように思います。
治療費も出ないというのは問題ですが。
愛のムチ条例
テレビ等でご覧になった方もおられると思いますが、東国原宮崎県知事が興味深い発言をしています。
毎日新聞の記事によりますと「宮崎県の東国原英夫知事は18日の県議会本会議の終了後、記者団に「体罰は愛のムチ。
昔はげんこつで教えられたが、最近はできなくなっている。愛のムチ条例はできないか」と発言した。この日は一般質問があり、
印象に残った質問を問われて、突然「愛のムチ条例」に言及した。
議会では、自民党議員が教育問題を取り上げた。東国原知事は「宮崎県で『愛のムチ条例』や『愛げんこつ条例』はできないか。
愛という範囲で条例化すべきだ」と語った。」とあります。
危険なかおりもしますが、40代以上の方々には共感できるところがあるのではないでしょうか? 体罰と愛のムチの定義がはっきりしない以上、制定・運用は難しいとは思いますが知事の発言らしくないところが彼らしいのではないでしょうか。
市内業者保護を
市内業者保護は、自治体というコミュニティーを成立させる上でも重要なことです。
以前このブログにも書き込みをしましたが、 どのくらいの金額が業者に発注されているのかというと例えば委託料を例にとってみますと、 平成18年度決算では市内業者への発注金額は17億5千万円、市内業者以外へは7億7700万円となっています。
この数字は委託料だけでそのほかに需用費、役務費、備品購入費などが民間業者に発注されています。
市内業者以外を参入、競争させる必要がある場合もあると思いますが、その場合は市内業者に説明ができなければなりません。
このまちに住んで仕事をしていて良かったと、実感できるシステムを作って欲しいものです。
特殊勤務手当
6月13日の本会議で市長が特殊勤務手当の見直しを明言しました。
特殊勤務手当いわゆる「特勤」の是非は、全国的に問題視され多くの自治体が見直しを行っているものです。 山陽小野田市の場合18種類の特殊勤務手当があり平成18年度には3200万円が支給されています。
しかし、すべてが不必要であるとは限らず一つ一つ慎重に吟味をして不必要であるものについては、即座に廃止をし、 必要と考えるものについても金額について議論すべきです。
6月定例会一般質問5
最初の質問はいじめアンケートについてです。
★ 論点 昨年度、全児童生徒対象におこなったいじめアンケートだが未だに結果を公表されておらず、スピード感や危機感を感じられないが、 公表によりすべての保護者をはじめとした市民に現状を認識してもらい、 いじめ撲滅に向けて市民一体となって取り組む必要があるのではないのか。また、 既に前回のアンケート実施から1年以上経過しており日々状況が変化していることを考慮すると新たなアンケートを早急に実施する必要があると思う
アンケートを何千部もとったからと言って評価されるべきでなく、 アンケートの結果に基づいていじめや問題行動が何件減少したかというアウトカム重視でなければならないと思います。
6月定例会一般質問4
一般質問の5番目の項目は市内業者の保護についてです。
★論点 市内業者の保護育成は行政の重要な責務であり価格のみを重視するあまり競争力が担保されているにもかかわらず市内業者以外を参入させ競争をさせることは、 市内業者としての存在の意義の根幹を揺るがし、ひいては市内業者の衰退のみならず市の衰退につながる。また、各課によって市内業者、 準市内業者、市外業者の線引きの表現が極めてあいまいであり市内業者、準市内業者、市外業者の定義を随意契約、 入札にかかわらず統一をして各々の要件を明示し、さらに準市内業者、 市外業者の参入のルールと根拠を示すべきだと思うがいかがか
再質問では18年度実績でどのくらいの金額が市内業者以外に発注されているのか? 市内業者優先とは何を指すのか? 準市内業者、市外業者を参入させている理由などを聞きます。
6月定例会一般質問3
一般質問の2番目の質問は公開端末についてです。
★論点 元来、 インターネットの普及の目的で設置をされた公開端末だが時代と共にその役割を終えつつあり現在は市民サービスの一環としてまた、 観光客等のために簡単に市の情報等が引き出せる便利なツールになっていると思われるが、 導入施設すべてにおいて誰でも公平に利用できる機会を与えるべきだと思うがいかがか
公開端末は市内施設に何台あってどのくらい稼働しているのか、また、設置費用はいくらかかったのか、 今後どの様に活用していくのかなどを質問します。
6月定例会一般質問2
一般質問の3番目は指定管理者制度についてです。
★ 論点 指定管理者制度の導入にあたっては施設のビジョンや使命を明確にした上で、 制度導入の是非を検討し過去の決算を勘案した指定管理料を含む募集要項を作成して指定管理者制度の目的である多様化する住民ニーズにより効果的、 効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、住民のサ-ビスの向上を図るとともに、 経費の節減等を図られているかどうかを審査の対象として各方面に造詣の深い審査員により公開制、 透明性の高い審査を行うべきではないのか
質問は大きく分けて2つあります。 1つ目は指定管理料が妥当な金額になっているのかどうか2つ目は審査の公開制、透明性はどうなのかについて質問します。
6月定例会一般質問
6月定例会での一般質問を6月18日(水)に5項目にわたりおこないます。 その中の一つが4番目に質問をする商業の発展と起業家支援についてです。
★論点 大型商業施設が先月オープンしたが、購買力の市外流失を防ぐため幹線道路沿いの商業集積を促進し商圏の拡大を図ることは今後、 商業の活性化を加速させるために必要不可欠である。 そのためには商業振興支援の充実を図る必要があると思うが今後どの様な支援を行っていくのか
また、新たな事業、 産業の創出を図るためハード面やソフト面で起業家を支援することは今後の商業振興を語る上でも重要なことで本市には起業家支援センター 「日の出市場」があるが成功談を聞いたことがない。広報紙を利用して日の出市場のPR、 商工会議所や地元金融機関、NPOなどとの連携により経営相談や経営セミナーの開催の情報提供、 また、出店者と密に連絡を取り合い情報収集をして可能な限りの様々なサポートをするべきではないのか
商業振興についてはこのブログで多少ふれましたが、 行政には商業振興に係わる支援策は融資以外にはなく企業には自助努力のみが求められています。
また、起業家支援センター「日の出市場」の状況も悲惨なものです。なんとかしなくては!
小中学校4校にAED
以前もAEDの必要性の記事を書きましたが、 高千帆中学校で高千帆中学校、高千帆小学校、高泊小学校、有帆小学校に対してAEDの贈呈式を行いました。
上記の4校は高千帆中学校区北部四校と呼ばれていて年に数回、会議や懇親会を行っていますが、昨年度、 本来なら学校予算、教育委員会予算で設置されることが望ましいものだが財政的に実現は不可能だと考え、 育友会から学校にAEDを寄贈したらどうだろうかという話が持ち上がり6月4日に実現したものです。
各学校においては今後、使用方法の講習や確認、 そしてAEDステーション認定に向けて取り組みたいということでした。
ちなみにAEDの購入にあたっては受益者負担の考えからリースによる購入としています。
サンパーク開店
おのだサンパークが開店して1週間になります。
総工費50億とも60億とも言われていますが、 市にとってサンパークの成功は今後のまちづくりの礎となるはずです。
山陽小野田市総合計画によりますと最大の都市核と位置づけられており、 最大の商業集積地となることを期待しているはずです。
サンパークの今後を考えると湾岸道路の早期完成が望まれます。当然、 湾岸道路はサンパークのための道路ではないのですがアクセス改善には一役買ってくれるものでしょう。
商業振興については行政は無頓着の状態です。今後は農業、 工業と同じレベルで商業を考えなくてはなりません。