まだまだ値上がり?
26日のニューヨーク取引所の原油先物相場が、予想通り1バレル=140ドルを突破しました。先日、 サウジアラビアが原油増産の意向を示しましたが、あまり反応しなかったようです。 原油先物は需給逼迫感や投機的資金の流入、 ドル安の進行を原因に上昇を続けており、今年1月2日に初めて100ドル台を記録して以来、約半年足の間に40ドルも値を上げたことになり、 今後も上昇を続けそうで1バレル=200ドル時代もそう遠くないかもしれません。
また、このままの状態で製品価格への転嫁が進むめば、消費に悪影響を与え、景気を冷え込ませる恐れもあります。
原油価格の高騰とそれに伴った製品価格の値上がりは行政にも悪影響を及ぼします。ガソリンやガスなどの経費の増大、 需用費、 役務費、 委託料、 使用料及び賃借料、 工事請負費、 備品購入費における民間業者への発注金額の上昇に伴う支出の増加などでなおさら厳しい台所事情になってくることは必至です。
最近はガソリンも20リットルしか入れなくなりました。車の重量を少しでも減らして燃費を良くするためと、 インセンティブを働かせることによって省エネ運転を心がけるためです。皆さんはどんな方法で対抗をしていますか。