無関心?知事選
8月3日が投票日となる山口県知事選挙が7月17日に告示された。前回同様、現職と新人の一騎打ちになったが、 今回も盛り上がりに欠けそうです。
県民の責任なのか候補の責任なのかわからないが、平成8年の投票率は旧小野田市では52.75%平成12年は40.39% 平成16年は34.78%。今回の投票率を想像するだけで寒くなります。しかし、これ以上投票率が下がることはあってはならないし、 そもそも県民の50%以上は権利を行使して欲しいものです。今回も「暑い夏なのに寒い選挙」などと皮肉が聞こえてきそうです。
そもそも、遠い存在とはいえ県知事は県政を託す重要なポジションで、今後、今以上に地方分権が進み自立が要求され、また、 道州制に移行する場合などに知事のビジョンやリーダーシップのレベルは県民を幸福を左右します。
市長選挙や市議会議員選挙では、高い水準の投票率なのに知事選では低いのは、地縁血縁の票が動かないことにあるのかもしれません。 (地縁血縁で投票することも問題ですが)
選挙制度は民主主義のシステムの歯車の一つで、これが機能しなくなると民主主義の崩壊につながります。
選挙管理委員会も今一度、投票率アップについてつまり民主主義について考える必要があるのではないでしょうか。