やるなぁ宇部市~学校支援チーム~
8月26日の宇部日報を見て愕然。「県内初の 「学校支援チーム」、2学期から本格始動」「宇部市は法律などの専門家で構成する「学校支援チーム」 を県内で初めて設置した。」とある。
私も議会の一般質問で度々取り上げ学校における問題解決の第3者機関の設置の必要性を訴えてきましたが、 まさか宇部市に先を越されるとは。
いやいやさすが宇部市ですね。
学校には様々な問題が横たわっています。
いじめ、不登校、問題行動、理不尽な保護者、校納金の滞納。
教師が本来の教育以外にどのくらいのエネルギーを使っているのか。
教師は何のために教師になったのか。
本来の教育にどの様な支障が生じているのか。
このままで公教育の未来はあるのか。
教師のエネルギーを教育のみに向けるにはそれ以外を切り離すしかありません。
しかし、問題解決は必要です。
手法はたくさんあります。
学校支援地域本部、 第3者機関設置、教育委員会の積極的介入、現場の権限強化、教職員の増員など考えればたくさんあります。
要は危機感の問題。
教育が教師の仕事。
しかし、教育現場に限らず問題は起きます。
理想は教育現場で起こった問題は教育現場で解決。
現実は無理です。
かといって教師を責めても解決しません。
宇部は行政が助け船を出しました。
夏休みが終わります。
問題解決機関設置を目指します。
未来は子どもたちが創るもの。
父親の力
8月23.24日高千帆小学校の父親部会で子どもたち55人を引き連れて竜王山オートキャンプ場へキャンプに行きました。 少し大変でした。
12:30にきららガラス未来館へ集合し全員で西川先生、池本先生の指導によりサンドブラスト体験をしました。
ガラス未来館は行政の直営から民間の指定管理者に移行をしており、 この日の体験も事前に打ち合わせをしてこちらの希望通りの内容にしていただき柔軟な対応に感謝をしています。
ガラス体験後、子どもたちをオートキャンプ場にピストン輸送しテント張りです。 子どもたちはああでもないこうでもないとわいわいがやがや。やっと完成したテントに入りにっこり。この後、 オートキャンプ場のスタッフの指導により廃油ろうそくづくりです。ガラス未来館で作ったコップが廃油ろうそくに変身しました。
夕食は定番のカレーを作ったのですがこれがまた大変。火はなかなかおきないし、水は多すぎるし、 分量は適当だし。出来上がったのはカレースープでした。それも大量の。 夕方より校長先生をはじめ6名の先生方が飛び入り参加され子どもたちは大はしゃぎの様子。 そこでキャンドルサービスを佐伯先生に仕切ってもらうことに。
さすが先生。楽しいトークを歌で子どもたちの心を一つにして無事キャンドルサービス終了。 この後子どもたちはシャワーを浴びて10:00消灯だったのですが、寝るはずもありません。おかげで父親は睡眠不足。
しかし、子どもたちは6時前には起きて元気いっぱい。ラジオ体操をして朝食の素麺流し。 朝から食べる食べる!!山盛りの素麺があっという間に無くなる始末。その後にスイカ割りをしてまたスイカをぺろり。食欲に敬服。
最後にキャンプの思い出を綴ってもらいました。思いのほか真剣に感想文を書く子どもたちを見て感心しきり。
このキャンプで子どもたちは何かを学んだはずです。父親部会には新学習要領もカリキュラムもありません。 父親のちからがあります。父親部会の今後の健闘を祈る。
生ごみゼロエミッション
8月15日の広報さんようおのだにバイオマス推進部会が提言書を提出した記事が掲載されています。
記事の内容は皆さんじっくり見ていただくとして、 気になったのは掲載されている写真で竜王山オートキャンプ場の管理人須田さんと生ゴミ堆肥化?の写真です。そこには写真の説明として 「竜王山公園オートキャンプ場では,循環型社会の実践活動として, 施設利用者が出した生ごみをすべて堆肥化し,有効活用しています。」 とあります。
?マークをつけたのは、理由があります。竜王山オートキャンプ場のホームページがありその中に「キャンプノート」なるブログがありますが、 生ゴミの処理について管理人須田さんは次のように書いています。
「うちはHDM菌という好気性のEM菌みたいなものを使っています。
これは堆肥化を目指したものと取られがちですが、違います。
消滅させます。
よく聞くコンポストというものは生ゴミをたい肥化して有機肥料として再利用するものですね。でも私たちは有機物として再利用するよりも、
まったく消滅させてしまうゼロエミッション型のほうが、今後有効ではないかと考えています。
日本は現在大量の農産物を輸入しているのをご存知ですか?米だけでどれだけの量を輸入しているか、
自給率などの話をし始めると長くなるのでまたの機会にしますが、とにかく大量の食品を輸入している。それらを消費していく中で、
ゴミになってしまうものゴミにしてしまったものをもったいないと再利用し、たい肥としてそれを捲いていったら一体どうなるか。
日本全体が有機物を外部に持ち出せない閉鎖系と考えたら、こりゃとんでもないことになります。
きっと処理しきれなくなった堆肥をどうにかして処分しなくちゃいけない羽目になる。理屈ではそうなります。」
さらに次のように続きます「またいわゆるコンポストは嫌気性で空気に触れると腐りやすい。結果多湿な日本では扱いにくいんです。 そうやってみていくと、扱いが安易で(空気に触れても大丈夫なので腐らない) かつ自己完結型のHDM菌生ごみ処理機は画期的なアイデアじゃないかと思えてきます。 実際にこのお盆を過ぎれば1年間まったく量を変えることなく、生ごみを処理していた。その働きぶりが評価されるんじゃないでしょうか。」
今回の広報の写真記事はケアレスミスでしょうが、 そこには生ゴミは堆肥化することが環境には一番良いという先入観があるからではないでしょうか。管理人人須田さんに聞いてみると 「生ゴミ処理についても試行錯誤」といわれます。
環境問題についても、まずは環境リテラシー。そして押しつけや先入観で行うのではなく何が正しいのかを理解して、
この地域にあった方策を選択していかなければならないのではないでしょうか。
運動会の季節が・・・・・
ある校長先生と育友会長との会話
校長:運動会が近づいてきましたので保護者の場所取りのルールを決めたいのですが
会長:一昨年までは、当日の朝6時から場所取りのシートをひくように通知をしていたのですが、 6時以前に既にひいている保護者がいる事と、周辺道路に違法駐車をして場所取りをするので通行の妨げになると苦情の電話が殺到しましたので、 昨年から前々日の金曜日の準備終了後のだいたい16時から場所取りOKにしました。
校長:前々日の16時からでも事前にひいている人がいるんじゃないですか
会長:さすがに多くの教職員や保護者がグランド内で準備をしているのでそれはないです。
校長:当日の場所取りもルール違反者には注意をしたらいいんじゃないんですか
会長:以前はしていたようですがけんかにまで発展するケースがあると聞いています。
校長:前々日にした場合、近隣の苦情はありますか
会長:去年は0件でした。
校長:それでは今年も前々日にしましょうか
会長:毎年改善していければいいですね
この話とは別に当日の周辺道路への違法駐車も毎年問題になり頭を悩ませています。
市内の多くの学校は駐車場が狭く運動会などの行事の際には周辺道路に車があふれているのではないでしょうか。毎年、 育友会の役員や会員が警備に回りますがいたちごっこの様相を呈しており、注意をすると「何の権限があるのか」などと逆切れされる始末です。
また、周辺住民からスピーカーの音がうるさいなどと苦情電話がかかってきたこともありました。
子供たちは協力して演技をしているときに大人がこれでは・・・・・・・・
親(大人)を見て子供は育ちます。規範を守る重要さを大人が教えないでこの先、社会はどうなるのでしょうか。 個性の重要さと個人主義を同一視する傾向がありますが、個人主義ではコミュニティーが育成できないばかりか社会が崩壊しかねません。 人間同士、協調して生きていきたいものです。
消防の広域化
昨日の全員協議会で消防の広域化についての説明がありました。
平成18年に消防組織法が一部改正され、県において山口県消防広域化推進計画が公表され広域化が今後、 現実味を帯びることになりそうです。
財政面から言えば、国も700兆円を超える借金財政の中、地方交付税を減額してくることは必至だし、消防の財源は、 消防施設強化促進法に基づく国庫支出金に大きく依存してきましたが、この補助も毎年削減されてきています。 この様な状況の中での必然的な広域化とも言えます。
全国的に見ると900消防本部の内、管轄人口10万人未満の「小規模消防」が全体の63%を占めており、 広域化により300消防本部に集約するものです。
国民の99.9%が消防のサービスを受けていると言われていますが、 広域化により何がどう変わるのか見極めた上で協議をしなければいけません。
ご存じですかエコ検定
東京商工会議所主催でECO検定(環境社会検定試験) なるものがあります。
このリーフレットには次のように書かれています。「環境に関する技術やモノづくりは日々研究が進み、 社会としてのシステムづくりも着々と進められています。しかし、それらを動かし、享受するのはまさに“人”です。環境に対する幅広い知識をもち、社会の中で率先して環境問題に取り組む“人づくり”、 そして環境と経済を両立させた「持続可能な社会」を目指すのが「環境社会検定試験®(eco検定)」です。」
先日、山陽小野田市地球温暖化対策地域協議会が発足しました。 環境問題は奥が深いがゆえに知識に裏付けられた行動こそが持続可能な社会を構築できるものです。 さらに言えば環境に対しての知識のないものが環境問題を語ることは危険とさえ言えます。
私も7月20日分の検定試験を受けようと思っていましたが、 準備不足で受検しませんでしたが12月21日に第5回の検定試験があるので受検しようと思っています。
ちなみに商工会議所ではeco検定合格者を「エコピープル」と呼んでいるらしいです。
「エコピープル」とは、幅広い環境問題に対する基本的な知識を有し、そこから生まれる問題意識を日常の行動に移そうとしている方々、
あるいは既にそうした活動を行っている方々に対する敬意を込めた名称だということです。
一人でも多くのエコピープルが誕生し持続可能な社会を築けたら良いですね。
市民憲章碑除幕式
昨日、炎天下の中(社)小野田青年会議所(西村雄一理事長) の創立45周年記念事業として小野田駅前の市民憲章碑の銘板の除幕式が行われました。
西村理事長の挨拶で始まり、白井市長、川村市議会議長、竹本観光協会会長、会議所の西村、田中両会頭、 岡本自治連会長、揮毫者である矢田宣之氏と西村理事長で除幕が行われました。
この小野田駅前にある市民憲章碑は25年前、 青年会議所20周年記念事業として建立されたもので同所にはゆかりがあると言うことで市内各所にある市民憲章碑の中から選ばれた。
実はこの新しい市民憲章版の下には旧小野田市民憲章がそのまま埋まっており (きっちり接着されておりどうも剥がすことができなかたらしい) 遠い未来にこの碑を解体するときがきたなら未来の人は小野田の歴史をも垣間見ることができます。
また、この夜には青年会議所が中心となり山陽小野田市民憲章推進協議会を立ち上げ、今後、 市民憲章を広く市民に浸透させるために尽力をする予定らしい。
駅前に行かれた際は是非立ち止まってこの立派な碑を見てください。
日本国憲法
皆さんは日本国憲法の前文をご存じでしょうか。そこには次のように書かれています。
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、 わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、 ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、 その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。 これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、 これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
人類普遍の原理が地方自治にも当てはままり、民主主義の根底に流れるものだと言うことは異論のないところではないでしょうか。
この憲法前文を常に頭に置くことにより、行政、立法のバランスをとりながら国民(市民)の利害を調整し最善の方法で国民(市民) が福利を享受できるようにするために考えて行動することは議会と行政の役割だと思います。
また、議会人も国民(市民)の厳粛な信託の上に立脚したものであることを真摯に受けとめ活動をして行かなくてはなりません。
第2回おのだ七夕花火大会
8月7日に恒例となったおのだ七夕花火大会が開催をされ主催者発表5万5千人が会場に押し寄せました。 5万5千人はオーバーですが、会場はあふれんばかりの人・人・人でした。
1部2部構成で2部はレーザー光線と音楽と花火の競演で幻想的な雰囲気に会場はつつまれ、 うたかたの夢を見ているような感じでした。
小野田の七夕の歴史は50年くらい前に硫酸町商店街、本町商店街、 セメント町商店街が共同でまつりを行ったとされています。
私も子どもの頃、 両親と硫酸町からセメント町まで大きな七夕飾りの下を歩いた記憶があり懐かしく感じますが、時代と共に商店街が衰退していき、 ついに5年くらい前に七夕まつりから最後に残ったセメント町商店街が撤退をして、商工会議所のみで行われるようになりました。
花火大会も昔は小野田港で行われて、人混みの中で花火を見た記憶がありますが、 いつの頃からか運動広場に変更になり、2年前から県立おのだサッカー公園で開催されています。合併の頃、一回中止になったこともありました。
七夕も花火もノスタルジックな雰囲気にさせてくれるものです。
場所もかたちも変わりましたが、七夕も花火も小野田の歴史であり文化です。 今後も火を絶やすことのないようにして欲しいものです。
不審電話にご注意を
高千帆小学校では、3年前、 見守り隊の発足と同じ頃に保護者の携帯電話に連絡メールが入るシステムを運用しています。
昨日、次のようなメールが入りました。
「高千帆小学校です。8月1日午後5時過ぎ。市内中学生宅に
「地域見守り隊の役員のアベです。他の生徒の名前と電話番号を教えて欲しい。このことは、家の人には知らせないように」
という電話がありました。他の生徒宅にも何軒か同様の電話がかかったそうです。
見守り隊の方が子どもたちの電話番号等を聞くことはありません。電話がかかってきても応えることがないようお願いいたします。
早寝早起き等の基本的な生活を。また、交通事故、水の事故、花火等による火災などないようにご留意ください。」
山陽小野田市の各校区の見守り隊は高千帆校区見守り隊、 泊っこ見守り隊という風に固有名詞を付け「地域見守り隊」とは言いません。このことから判断をすると市外、県外の人間(業者?) が見守り隊の名称を悪用したと思われます。
見守り隊は子どもたちのことを思いボランティアにより結成されており、 その名をかたり個人情報を入手しようという手口に憤慨をします。
振込詐欺などもそうですが電話により人をだまし簡単に金銭や情報を入手しようという考え方に憤りを感じる方も多いのではないでしょうか。
私の自宅にも様々な電話がかかってきますが、怪しいと感じれば名前や会社名を聞きます、 名前や会社名を言わないときは即座に切り、 名前などを言ったときは電話番号を尋ねこちらからかけ直す旨を伝えると多くの場合は相手から電話を切ります。 (一方的にしゃべりまくる時は注意が必要です)
また、会社に電話がかかってきたときは、 電話番号表示がでますので非通知でかかってきたときは電話番号を通知して電話をかけ直すように伝え電話を切ります。 多くの場合は二度と電話がかかってきません。(非通知の場合はでないのが一番ですが)
ものがあふれ便利な世の中になりましたが活用をするのは人間です。まずは自己防衛を。
施設管理公社、解散へ
(財)山陽小野田市施設管理公社が今年度で解散すると全員協議会で報告がありました。
施設管理公社は市の100%出資で広義の第3セクターであり、市内の須恵健康公園や江汐公園、新沖緑地、 東沖緑地などの公園や緑地、市民プール、きららビーチなどの管理を市の委託を受けて作業員を30名近く雇用をして管理業務を行っています。 また、みつば園やまつば園の園生にも就労の場を与えています。解散にあたり作業員や園生の雇用、 就労の場の確保について配慮が必要ではないでしょうか。
解散については管理公社の理事会決定ですので議会は関与できませんが、今後、 指定管理者制度に移行する際に解散理由や指定管理料の設定について議会の厳しいチェックが予想されます。
担当部長によると「民間でできることは民間でやってもらうのが一番良い。それが今後の行政の方向性であり、 行財政改革プランに謳ってあることを実行する」と言い切るが、雇用の確保については頭を悩ませている様子でした。
また、担当課や行革課の職員の話を総合すると解散の理由は、 本来は公社の自助努力や市の強力な指導によって体質改善を図るべきだが、 そんなエネルギーは既にないため指定管理者制度に移行することにより民間企業の力で経営体質の改善による健全化と効率的で柔軟な管理体制の実現をプロパー職員の退職の時期に合わせて実施すると言うことではないでしょうか。
また、一部では管理公社に限らず外郭団体について再任用の受け皿になっていただとか、 第3セクターだから廃止をすべきだとかささやかれていますが、解散理由の本質には至っていません。再任用は誰に決定権があるのでしょうか、 第3セクターがたち行かなくなる理由はどこにあるのでしょうか。原因を排除すればいいだけのことです。
ただ、行政のスリム化の観点から今後1番に考えることは「この業務は行政がしなければならないことなのか」 を常に考える事ではないでしょうか。もしかしたら民間企業に委託ではなく、 ボランティア団体が率先して行うことが当たり前の時代が来るかもしれません。遠い未来のことですが。
花火大会
8月7日ではなび。県立おのだサッカー交流公園にて17:00より第2回おのだ七夕花火が開催されます。
小野田商工会議所の花火大会と会議所青年部女性会の七夕まつりが統合されて2回目になります。毎年、 協賛金が減少している中、知恵を絞った花火大会を企画している青年部の皆さんお疲れ様です。 今回も昨年に引き続きテレビでも取り上げられた音楽とシンクロして花火がうち上がりレーザー光線で幻想的な空間を作り出すという趣向です。