消防の広域化
昨日の全員協議会で消防の広域化についての説明がありました。
平成18年に消防組織法が一部改正され、県において山口県消防広域化推進計画が公表され広域化が今後、 現実味を帯びることになりそうです。
財政面から言えば、国も700兆円を超える借金財政の中、地方交付税を減額してくることは必至だし、消防の財源は、 消防施設強化促進法に基づく国庫支出金に大きく依存してきましたが、この補助も毎年削減されてきています。 この様な状況の中での必然的な広域化とも言えます。
全国的に見ると900消防本部の内、管轄人口10万人未満の「小規模消防」が全体の63%を占めており、 広域化により300消防本部に集約するものです。
国民の99.9%が消防のサービスを受けていると言われていますが、 広域化により何がどう変わるのか見極めた上で協議をしなければいけません。