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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

産業観光パート3~晃栄株式会社~

2008年10月21日 13:01 高松ひでき 記す

最後の目的地は晃栄株式会社です。

サッカー場

晃栄の会社に行くのかと思いきや、まずは、県立おのだサッカー交流公園で無農薬管理の芝生を見ました。 国体に向けて順調に成育中。

芝堆肥

晃栄(株)の会社に移動して刈り取った芝による堆肥化の説明です。(都市公園の雑草も含まれます)

BDF

廃油を自動車用燃料に変えるBDF製造所では天ぷら油のにおいがします。 いつもこのにおいをかいでいると天ぷらが食べれないそうです。しかし、においでお腹がすくそうです。

晃栄では廃油を1リットル10円で購入しBDFとして1リットル80円から100円で販売をしており現在のところ月に3500リットルの廃油を回収しています。

ちなみに廃油からBDFに精製するときには15%程度目減りすると言うことです。また、 通常の軽油と比較すると燃費は10%ダウンします。

生ゴミ処理

上の写真は竜王山オートキャンプ所場にもある「消滅型生ゴミ処理機」です。 おがくず+HDM菌と熱によって生ゴミを消滅させます。

晃栄の説明では堆肥型の生ゴミ処理機の場合、 堆肥として使用できなければ堆肥そのものがゴミになる可能性があり消滅型の方が処理の仕方としては現実的ということです。

また、 生ゴミの処理に関しては焼却場の負担軽減のためにもこの消滅型が有効ではないかとのご提案がありました。

 

以上3カ所を巡り、共英製鋼株式会社と晃栄株式会社はCSR (会社の利益と社会の利益との両立を目指す考え方)を前面に押し出し企業努力をされていました。また、 旦の皿山については先人にもリサイクルの気質があり今に受け継いでいるものだと理解しています。

環境を考えるとき、CMでもありましたが大事な3Rとは「リデュース」「リユース」「リサイクル」ですが、 まずは、「リデュース」=減量、つまり大量生産、大量消費、大量廃棄という社会構造が改善されなければ解決は遅々として進みません。

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