今日も草刈りですか?
市役所に行き職員との面会を求めると「今、外に出ています」詳しく聞くと、駐車場のライン引きだとか、
この前は確か草刈りに出てたよなあ・・・・・と思いつつ、違う課に行くとまた、不在。ここでも草刈りらしい。 そういえば最近よく日に焼けた職員が多いような気もします。それも役付きの職員に。決して地球温暖化のせいではないとは思いますが。
大変ですねと頭が下がる思いに対して、帰ってきた職員は「仕事ですから」と一言。果たしてこれでよいのだろうかという思いが一瞬、 頭をよぎりました。
先日も草刈りから帰ってきた職員が言いました。「時給高いよ」と。
正確ではありませんが課長級は時給で計算すると2500円くらいでしょうか。臨時職員の時給が663円、 民間のバイトの平均が750円だとすると4倍くらいにはなります。
確かに職員が現場で作業をすると、新しくプラス分の経費は生じることもなく、会計に負担はかけませんが、 それに費やした時間は本来の仕事ができなくなりそのために残業をしなければならない事態になると本末転倒です。しかし、 暇で仕事がないのなら草刈りでもしたら・・・・・・という声も聞こえてきそうですが、そんなことはないはずです。 なにしろ仕事はつくるものですから。行政サービスに「仕事がない」はタブーです。
この様な状態でしわ寄せがどこにもいかず、業務に支障をきたすこともないのならこれ以上の人員削減も正当ともとれます。
そんなことはないでしょう。「損して得を取る」という言葉もあります。
職員は「行政マン」として本来の「行政」の仕事をすることこそ「本分」ではないでしょうか。