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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

コメントより

2008年11月14日 10:14 高松ひでき 記す

下のようなコメントが入っていました。

 

<<小中教員に負担感、「辞めたいと思った」6割 民間調査
 教員の6割が「辞めたい」と思ったことがあり、若手の3人に1人は週20時間以上の残業を強いられている――。 教育問題の専門家らでつくる民間団体のアンケート調査で、こうした実態が明らかになった。 小学6年生と中学3年生全員を対象に実施している全国学力テストは「必要ない」と考える教員が7割を超えることも分かった。

 調査は教育分野で提言活動を行っている「日本の教育を考える10人委員会」(委員長=佐和隆光立命館大教授)が8月、 インターネットで実施。公立小中学校の教員1200人から回答を得た。>>

 

 

最近、保護者から学校の(特に中学校)良い噂を聞きません。

先日、ある学校を訪問し校長と話しをしたとき、教職員の様子を次のように語りました。

「学校では色々なことが起こっている。先生方はそれらのことすべてに対応しなければならない。 そのために非常に疲れ切っているのは事実です。」

更に話を聞いてみると、最近の傾向は保護者への対応に多くの時間を費やさなければならないということらしい。

このことは、この学校に限ったことではなく多くの学校で生じている現象でもあります。

 

先生も1日は24時間しかありませんので、 本来の教育以外に費やす時間が多くなれば当然子どもと向き合う時間が少なくなるのは当たり前のことです。

子どもたちのいじめや不登校の減少や学力向上のためには、まず、子どもと向き合う時間を多くすることもひとつの重要な要素です。

 

また、保護者への対応についてはほとんどの場合多くの時間とエネルギーを費やしても解決には至りません。

何故なら、話し合う双方が当事者同士であり水掛け論に終始するからです。

 

まず、この状況を教育委員会は正しく理解すべきではないでしょうか。

「それは学校内部の問題だ。学校の問題は学校で解決を」などと言い放つのではなく、 学校から切り離し違う受け皿をつくり問題解決に向けて教職員以外がエネルギーを使ったらどうでしょうか。

そろそろ知恵を使いましょう。

まずは現場を知ることです。

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