環境社会検定試験~ECO検定~
昨日、小野田商工会議所で環境社会検定試験が行われました。
東京商工会議所の主催により全国の商工会議所を会場として行われており今回が5回目の開催となります。
公式テキストの表紙には「持続可能な社会をわたしたちの手で」とあり、
第1章には「Think Globally.Act Locally」つまり「地球規模で考え、足下から行動せよ」 と地球環境問題を考える上で非常に大事なキーワードの記載があります。
少なからず勉強をして受検をしましたが、 内容は多岐にわたっており、幅広い知識を必要とするものでした。
公式テキストを読み進めるにあたって気がつくことがありました。
それは、行政の役割についての部分です。企業はCSR(社会的責任)の考えのもと、 この様な検定試験やISO14001などの環境マネジメントシステムの取得、環境報告書の作成、 企業内環境教育などに積極的に取り組んでいるが、市はどうであろうか。
環境問題から派生をした事象には、積極的に関与をしているように見受けられるが、環境問題を根本から理解をし「持続可能な社会」 を構築しようとする1歩も2歩も進んだ考えや政策があるのか疑問に思えてくる。 地球環境に対するスタンスが見えてこないといわれてもしかたがないような気がする。
企業の社会的責任に比べると行政にははるかに大きい社会的責任があるといえるのではないでしょうか。
我々議員も企業や行政よりも1歩先を走らなければなりません。
「Think Globally.Act Locally」