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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

合併特例債を活用してまちづくり

2009年11月26日 15:31 高松ひでき 記す

平成の大合併の「甘いアメ」ともいえる合併特例債。

本市における合併特例債の総額は174億8千万円。その内建設事業分発行可能額は158億3千万円。 既に18億3千万円発行しているので発行可能残高は140億円となる。

市長の私的諮問機関である合併特例債活用事業検討部会なるまちづくり市民会議も1日2時間の5日間、トータル10時間で終了し、 国の事業仕分け並のスピードで一定の結論の出したようです。

合併特例債は合併後10年が事業実施期間となっており平成27年3月31日までしか発行できない。 既に5年を経過しておりスピード化というより急ぐ理由はここにもあると推察できる。

市長は何故4, 5年前から活用事業についての議論をしなかったのかと言いたいところだが議会にも責任の一端はあり反省するところ大です。

しかし今年の9月に合併特例債活用事業計画案が全員協議会において執行部より説明がなされ、改選後、 前述のまちづくり市民会議を立ち上げある意味、世論を形成したかのように見えます。

置いてきぼりの感がある議会ですが、 議会側としてもまちの10年後20年後を決める合併特例債について議案として出されるまでじっと待つことは出来ないと言うことで本日、 全議員参加の「合併特例債適正活用議員連盟」が発足しました。

今後、勉強会や現地視察などを行い、合併特例債の活用にあたっての理解を深め情報を共有し議論をすることになります。

 

甘いアメを食べ過ぎて虫歯になってしまったら元も子もありません。

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地域の力で防犯

2009年11月12日 16:51 高松ひでき 記す

昨日、宇部市の湖水ホールで防犯ボランティア地域交流会が開催されました。

中山宇部警察署長の挨拶から始まり、県警本部吉島犯罪防止対策室長より最近の犯罪情勢の説明がありました。

重要犯罪(殺人・強盗他)

殺人は10月まで18件発生、半数以上が親族間によるもの。

強盗は10月まで24件発生、 事後強盗8件のうち4件が少年犯罪

侵入盗

1020件のうち49.8%は無施錠箇所から侵入

自転車盗

2298件のうち69.1%が無施錠で駐輪中に盗まれている

万引き

1419件のうち検挙被疑者の占める割合は少年29.7%、高齢者30.2%

振り込め詐欺

全国で1日で70件約1億円の被害、山口県は平成20年被害総額2億円。

被害者の7割が50~70代の女性

 

どういうこと?

2009年11月 6日 11:37 高松ひでき 記す

11月4日の宇部日報を見ると「学校給食、13年度から共同調理方式」との表題の後 「山陽小野田市教育委員会は学校給食共同調理場を新しく整備する考えを明らかにした。2013年度からのスタートを目指す。 大塚工業団地内の土地開発公社所有地を建設予定地にしており総事業費約15億円を見込んでいる」と続く。

もちろん決定事項ではないし、今日の19時から行われる合併特例債活用事業検討部会で合併特例再活用の是非を問うことになっている。

現在の調理施設はウエットシステムと呼ばれ常に調理場の床が濡れておりO-157などの食中毒のリスクがあると共に調理師も重い防水のエプロンをし高温多湿の環境の中で働かなければならない。

これらを改善するためにはドライシステムに移行することだが、これが直ちに共同調理場施設建設に結びつくものではない。

共同調理場施設建設の理由付けは人件費を含めたコストの削減と現在の調理校をウエットシステムからドライシステムに改修した時の費用差であると思われる。

全国の流れは共同調理場方式だが、教育の場にふさわしいかどうか研究する必要がある。

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どうするゴミ袋

2009年11月 5日 16:26 高松ひでき 記す

市民の評判が良ろしくないゴミ袋。

以前にもこのブログで「新しいゴミ袋はのびない」 、「山口市の場合」、 「ゴミ袋は高いのか」、 「宇部市の場合」 、「コメントより」 と5回にわたってゴミ袋の問題に焦点をあてています。

クリックして是非読んでください。

 

9月議会の一般質問でも「ゴミ袋の改善」について取り上げ、市長より「12月までには方向性を決めたい」との答弁がありました。 市長は、このゴミ袋が「市民のため」になっているのかどうか客観的に判断する必要に迫られることになりました。

 

あれから2ヶ月。廃棄物リサイクル課に進捗状況を聞きました。担当者が変わっていました。

「今現在、県内他市のゴミ袋の素材や形状、価格について調べ終わったところ。これらを元に試作品を作り第3者に評価をしてもらう予定」

「取っ手のことやデザインも含めて改善が必要と思われるところは改善をしていきたい。」

「改善点がある場合、新年度に実行していくことになると思われる。」

「急激な方向転換がある場合、業者の在庫の問題などを解決していかなければならない」

 

担当課は以前から現在のゴミ袋の市民の不満足感については察知していたはず。

まちづくり市民会議「ゴミ処理対策部会」が平成17年12月から平成18年の2月まで開催されており会議概要がホームページに掲載されていますので、 情報収集のために見ることとしました。

1回目の会議概要は委員の質問に対しての回答が記載されていますが2回目以降、 委員の意見に対しての行政の回答や見解はどんどん少なくなり、最終の第6回にいたっては会議概要すら掲載されていない体たらく。

結局、何の情報も得られません。興味ある意見にはまったく回答がありません。

 

しかし今、ゴミ袋の改善について行政に動きがあることは事実です。

何故今まで動かなかったのか、本当に「市民のため」のゴミ袋と思っているのか。

まさか行政のためのゴミ袋ではないでしょうね。(意味深長)

 

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