どういうこと?
11月4日の宇部日報を見ると「学校給食、13年度から共同調理方式」との表題の後 「山陽小野田市教育委員会は学校給食共同調理場を新しく整備する考えを明らかにした。2013年度からのスタートを目指す。 大塚工業団地内の土地開発公社所有地を建設予定地にしており総事業費約15億円を見込んでいる」と続く。
もちろん決定事項ではないし、今日の19時から行われる合併特例債活用事業検討部会で合併特例再活用の是非を問うことになっている。
現在の調理施設はウエットシステムと呼ばれ常に調理場の床が濡れておりO-157などの食中毒のリスクがあると共に調理師も重い防水のエプロンをし高温多湿の環境の中で働かなければならない。
これらを改善するためにはドライシステムに移行することだが、これが直ちに共同調理場施設建設に結びつくものではない。
共同調理場施設建設の理由付けは人件費を含めたコストの削減と現在の調理校をウエットシステムからドライシステムに改修した時の費用差であると思われる。
全国の流れは共同調理場方式だが、教育の場にふさわしいかどうか研究する必要がある。