ゴミ袋の他市との比較
行政が物事を決めるときには多くの場合、他市の状況を調べて比較をしながら政策を形成していきます。これが行政の手法の一つです。
他市と比較をして住民の満足度を最優先に考え、より良い政策になるのなら歓迎すべき手法ですが、 他市と同じ様にする事が目的の場合も見受けられます。
ゴミ袋の改善に向けて担当課は他市の状況を下の通り調べ終わっています。
価格(ここではゴミ袋の大の手数料を差し引いた1枚あたりの価格のみを高い順に記載します。)
- 萩市 45円
- 下関市 40.5円
- 柳井市 30円
- 岩国市 27円
- 美祢市 25円
- 長門市 18.3円
- 山陽小野田市 16.5円
- 防府市 11.7円
- 宇部市 10.2円
- 周南市 10円
- 下松市 10円
- 光市 10円
- 山口市 9円
本市は価格の面ではちょうど真ん中に位置しています。(当然、 真ん中だから良いと言う理論は成り立つ訳もなく市民サイドからすれば1円でも安いことを望みます)
萩市、下関市は異常な高額です。また、10円前後で販売をしている自治体があるのも事実です。
形状については本市以外のすべての市において取っ手付きであり、マチが無いのは本市と萩市だけとなっています。
また、原材料に高密度ポリエチレンを使用している10市中7市においては裂けやすいとの苦情が寄せられています。
担当課はこれらの状況を参考にしながら試作品を作成をして実際に市民に使ってみてもらい今年度中をめどに改善をしていく模様です。 価格面についても現在の価格が適正なものかどうか調査をする必要があります。
また、ゴミ袋のデザインのことを担当部長に話したところ大変興味を持っていました。