有線放送の今後
小野田地区からははるか昔に姿を消した有線放送。
有線放送と聞けば黒い電話で農家にあったような記憶があります。
山陽地区には有線放送は健在です。
正式名称は山陽小野田市山陽有線放送電話共同設置協会。会長は白井市長です。経営状況は苦しく、 市から毎年補助金を250万円支出してます。
何故ならば、加入者の減少に歯止めがかからないからで、現在有線の加入者は2000世帯、 インターネットの加入者は500世帯と減少傾向にあり、固定電話、 携帯電話の普及による有線の加入者の減少とブロードバンドの供給によるインターネット加入者の減少により今後更に経営状況は悪化すると思われます。
一部では有線放送の存続のために全市を網羅するケーブルテレビの案が浮上していると聞きますが、 全く別のことと考えなくてはいけないのではないでしょうか。
市が補助金を出している以上これらのことを注視していく必要があります。
きびしいようですが、あると便利なものと必要なものは違います。 有線放送の必要性に妥当性があるならば今後も市は増大していくであろう補助金を出し続けなければなりません。
そうでなければ、加入者への対応策や従業員の雇用確保など協会内部で自主協議をしていく必要があるでしょう。