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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

学校給食の話その2 ご飯と牛乳の関係

2010年3月22日 19:25 高松ひでき 記す

牛乳はとても好きです。昔から。

夏でも冬でも冷たい牛乳をごくごく飲みます。お腹も痛くなりませんし、おいしい飲み物の一つとして飲んでいます。

 

しかし、学校給食の牛乳となると話は別です。

3月の一般質問でも取り上げましたが、牛乳は毎日出てきます。パン食でもご飯食でも。

例えばある学校でのある日の献立は「ごはん・肉じゃが・ほうれん草の和え物」と牛乳です。また、ある日は、「ごはん・さばの味噌煮・ すまし汁」そして牛乳。

市内の全小中学校では洋食でも和食でも中華でもすべて牛乳が付いてきます。

学校給食法には学校給食の目標として「日常生活のにおける食事について正しい理解と望ましい習慣を養うこと」とあります。 ご飯食に牛乳が出てくることは家庭の食事でもないし、外食でもありません。どの様な正しい理解をすればよいのでしょうか?

 

では何故、学校給食に牛乳が出てくるかを教育委員会に質問したところ「文科省からの通知で、 カルシウム摂取に効果的である牛乳等の使用に配慮する事とある」また 「山口県内では離島を除き全市町が牛乳を使用しているので本市も牛乳を使用している」と回答をした。

学校給食における牛乳の歴史を見てみると、戦後給食が全国的に始まった昭和25年くらいから昭和30年代まで、 バケツに入れた脱脂粉乳が牛乳の変わりだったそうで、それ以後今の形の牛乳に変わっている。もともと、 GHQの要望で乳製品が推進されたと言われています。

現在の文科省の牛乳使用の見解は「学校給食に牛乳は出しても出さなくても良い。牛乳のない学校給食は可能だ。 そもそも文科省は出さなければならないと言える立場ではない。出さなくてはならないという食品すらない。」とする報告がある。

カルシウム摂取についても飲み物で摂るより食品で摂るべきではないでしょうか。(ひじきやわかめ、 エンドウ豆などは牛乳の10倍以上のカルシウム含有量)

そもそも牛乳を飲めない子は牛乳分のカルシウムは摂取できていません。 その他の様々な食材でもって日替わりでカルシウム摂取した方が摂取量のばらつきが無くなります。

 

昔から継続して続いているものが必ずしも良いとは限りません。 食の重要さが注目されている今でこそ考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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コメント(1)

アミダ :

  拉孟の日本軍について、桜林美佐さんのブログを読んで知る。援蔣ルートを断つために、北九州の陸軍部隊が、拉孟に派遣される話だ。勇敢な日本軍兵士と慰安婦たちの生きざまを感動をもって読んだ。私の亡き父は少年兵として召集された経験話を良くしてくれていたが、戦場における日本軍の軍規厳しい統率のとれた勇敢な戦いぶりに、敵軍さえもその雄姿をたたえられていた事実は、日本の学校ではまったく教えられることはない。戦争は悲惨だが、戦わずして屈服することで平和な暮らしは維持できないことを古今東西の歴史に学んで、そんな絵空事のウソを見抜きたい。

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