はじめての会派報告会
議会基本条例制定特別委員会では、住民に対しての議会報告会の必要性について検討を重ねています。結論から言えば、 いつから始めるのかという段階に来ています。
それに先立ち、私の所属する会派「進化」は、会派規約の中で会派としての市民との意見交換会の実施や会派広報紙の発刊を規定し、先日、 第一回目となる「議会報告・意見交換会」を山陽商工会議所で実施をしました。
従来、政治活動として後援会を対象に報告会などを行っている議員はいますが、 会派として不特定多数を対象にこの様な会を持つのははじめてのことではないかと思います。
当日は26人の市民の皆さんが集まり、山陽地区のまちづくりの要望や意見を一人ずつ聴くことができ、 お互いにとって価値のある会になったのではないかと思っています。
会が始まると予想どおり、厚陽地区の学校建て替えについて意見や批判が集中しました。
まちづくり市民会議の運営のことや教育アンケートの取り扱いのこと、教育委員会の存在意義、 厚陽地区以外での教育施設の老朽化への対応、山陽地区の未来予想図など多くが不満の声です。
一人ひとりの意見を聴くにつれて、議会や行政の説明不足を痛感しました。
議会、行政と住民との間には、高い壁があり、何も聞こえてこない、何も見えてこない状況であることを肌で感じ、 この壁を壊すことが第一歩であるような気がします。
そうしなければ、住民にとって議会は存在する必要のないものと感じ、見向きもしなくなるでしょう。
今後も意見交換会を実施していきます。ご要望があればどこにでも出向いて行きます。