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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

臨時会の招集

2010年7月31日 11:18 高松ひでき 記す

8月4日に臨時議会が招集されます。

今回の臨時会は、議長(議会)による議会招集請求権に市長が応じる形で開催されます。(議会には招集権はなく、招集請求権のみで、 市長に招集権があります)

 

今回の臨時会の目的は、

1.7月15日大雨災害の報告とそれに対する質疑

2.特別委員会の設置

3.国や県に対する意見書の採択

以上大きく3つになります。

この臨時会では、議会として今やらなければならないことに特化する必要があります。つまり、あのときはこうだったとか、 あれはどうなっていたのかなど、災害時の対応などに関する批判やクレームは9月の定例議会でゆっくりやればいいことであり、今回は、 被災者が平穏で安全安心の生活に戻れるための知恵を行政と共に出し合わなければなりません。

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特別委員会の設置が事実上決定

2010年7月28日 13:00 高松ひでき 記す

27日の議会運営委員会で水害の復興支援等に関わる特別委員会の設置が承認をされた。

このことを決定するために臨時議会が8月すぐにでも開かれる予定になる。

まずは、意見書の採択と行政報告が行われる見通し。

その後は、執行部と2人3脚で復興支援等。最後に災害の総括と災害時の議会体制の構築が図られるべき。

 

今回の議会運営委員会の中では、設置についての消極論もあったと聞く。会議の内容は議事録の作成後に明らかにすることができるが、 今のところ全く理解ができない。

今回にかかわらず、特別委員会の設置についての消極論者の見解は、一様にして必要性とお金の問題。

「常任委員会でやったらいいでしょ」なんて声が聞こえてくる。政治家としての気概さえも感じられない。

特別委員会を設置するとお金がかかるのは当然の事。しかし、 お金がどの程度かかるか理解していないのにお金がかかるといわれても議論にならない。

5ヶ月間、特別委員会を設置しても20万円程度、やり方によれば数万円で運営する方法だってある。

 

今、議会に求められているのは何なのかを自問自答して行動すべき。

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災害復興等に関する特別委員会を設置すべき。

2010年7月23日 14:10 高松ひでき 記す

昨日の議会運営委員会で物別れに終わった災害復興等に関する特別委員会の設置について、私たちの会派「進化」 では会派会議を直ちに行い全員一致で特別委員会設置要求を決定し、議長副議長に再度要望しました。

 

それを受けて、再び議会運営委員会が27日に開催される運びになりました。

更に、議会運営委員会の委員長には、前回、設置に反対の意を表明した委員には明確な理由を尋ねるようにも要望します。

言論の府たる議会が、明確な理由もないまま反対を表明するなんて、あってはならないことで、そもそも議論が成立しない。

 

まずは、議会運営委員会の委員の判断を期待したい。

 

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特別委員会設置ならず

2010年7月22日 12:07 高松ひでき 記す

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昨日の全員協議会で、今回の災害に関する特別委員会の設置を要求したところ、今日の議会運営委員会で設置の必要なしとのことで却下。

今後、状況を見て設置すればよいとか、それぞれの常任委員会でやればよいとか、目的が分からないとか、 全くスピード感も危機感もない有様。

今回の災害は既に完結したと言わんばかりの主張が続く。特別委員会の設置のどこがいけないのか全く理解不能です。

議会の力を発揮するのは今からでしょ。

 

特別委員会の設置目的は、大きく分けると「災害の原因の究明」「被災者支援」「復興・防災対策」。 執行部を追求するための特別委員会ではなく、執行部と足並みをそろえて市民の安全安心を確保するための特別委員会です。また、 市と市議会が県や国に対して早急に要望していかなければならないことも多くあります。

そんなことは議員でなくとも分かります。

二井知事は、臨時記者会見で「これまでは、ややもすると、ゲリラ的集中豪雨は、例外的なこととして受け止めておりましたが、 2年連続でこういう事態が起きましたので、いつ、どこででも、こういうゲリラ的な集中豪雨が起きるのだという前提で、 対策を考えなければいけないと思っております。」と語っています。

つまり、来年も起こりうるとの判断で、県は対策を考えています。

 

災害対策などは、すべてを行政に任せるのではなくて、市民の代表たる議会も行政と共に先手先手を打っていく必要があります。

会派として再度、特別委員会の設置を議長に要望します。

 

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災害救援ボランティア

2010年7月17日 20:00 高松ひでき 記す

8時30分に議員ボランティアが山陽総合事務所の入り口で受付をすませて2階へ集合。

とにかくゴミの回収を、と指示があり硯谷議員と共に持ち込みのトラックに乗り込み出動。

町に は、洪水の凄さを物語るようにゴミの山が無数に点在。すべて家財道具。

家の中のものはすべてダメになっている模様。

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市の職員はもとより、他市の職員、県職員、市ふるさと、県内青年会議所、大学生、各企業、自衛隊、 県警など多くのボランティアがまち中で支援活動。遠くは名古屋からのボランティアもいると聞く。ありがたい話し。

ゴミをトラックに乗せ、山陽のゴミ焼却場へピストン輸送。

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ゴミ焼却場への搬入は、環境衛生センターの車はもちろんのこと、建設関係の企業の車がボランティアで多数参加。

18時30分に山陽総合事務所に帰着。

外では、被災者に弁当と飲み物を配布中、中では、災害対策本部の会議。白井市長の指示が飛ぶ。

 

厚狭地区は現在も断水中で、各所で給水車が活躍。しかし風呂にも入れない状態。

きらら交流館では、昨日から被災者に対し大人は半額、子どもは無料にしたらしい。

その為か、昨日は500人、今日は夕方で既に500人を超えていると聞く。

水道復旧やゴミ処理にはまだ数日かかる見込み。

ボランティア登録は山陽総合事務所で受け付け中。

 

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被害甚大~厚狭川はんらん~

2010年7月16日 09:53 高松ひでき 記す

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またも厚狭地区に梅雨の大雨が甚大な被害をもたらした。

旧国道2号線は交通規制のため市街地には入れず、 写真のように厚狭高北校舎そばの橋は崩落しているので厚狭小学校そばの小さい橋から被災地区に入りました。

商店街の一角に店舗を構える伊藤議員に連絡したところ、厚狭川が氾濫し商店街に濁流が流れ込み1m以上の冠水とのこと。

 

前日の高千帆地区の冠水とは様相が違い、もともとは土石流だろうか茶色の濁った水が一面を覆い尽くしている。

50年に一度とか100年に一度とか言われた大雨が2年続けて降り、大洪水を巻き起こした。

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現地に入ってみると、市街地には冠水のため全く入れない状態。

今年も大雨

2010年7月15日 11:26 高松ひでき 記す

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7月14日の大雨で、市内各所が冠水しました。

特に、被害が出たのは高千帆南部地区。

上の写真は、新生町市街地で約60cmの冠水。駐車場は池のような状態です。

この付近では、通行止めの箇所も多く付近住民は、車も出せない状態が5時間以上続きました。

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午後3時頃になるとようやく水も引き始め、通行止めが解除となりました。

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分権下の議会の役割と議会改革

2010年7月 5日 17:56 高松ひでき 記す

研修会

山陽小野田市議会主催、議会基本条例制定特別委員会主管で元全国市議会議長会 調査広報部長の加藤幸雄先生をお呼びして 「分権下の議会の役割と議会改革」と題して議員研修会をきらら交流館で開催しました。

雨の中、他の議会から29名、市民が10名、そして市長、水道事業管理者にも参加を頂き、総勢60名以上で約4時間行われました。

 

講演は、議会の歴史から最近の議会の動きまで幅広いものでしたが、2つのポイントが根底に流れています。

一つは、「市民主権」。

「議会は、常に市民のためにあり、市民の方を向いている必要があること。市民にとってどうなのかをいつも考え、市民の意見を聴き、 行動すること。これがぶれてしまうと、真の地方自治の実現はあり得ない。市民に目を向けた議会基本条例を制定するべき。」

「これからの議会は、情報発信と市民参加がキーワードであり、議会報告会は必ず行う必要がある。」

 

2つ目は、「二元代表制」。

議会と市長の関係は、どうあるべきかを説明されました。

「市長と議会の関係は車の両輪に例えられるが、車の両輪にはなり得ない。市長の権限は大きく議会がかなうものではない。例えるならば、 自転車である。市長は自転車の車輪で、議会はハンドルでありブレーキであるべきだ。つまり、ハンドルも切れない、 ブレーキもかけることができないような、いわゆる市長派議員などは必要がない。」

 

研修会2

また、加藤先生は、当日の午前中に議場を見学されているせいか次のように、講演中に苦言を呈されました。

「地方自治法にも明記があるのに何故、教育委員長が本会議に出席しないのか?教育長は事務方のトップに過ぎず、 議長席に議長の代わりに議会事務局長を座らせているようなものだ。」

正論とは言いながら、きついところを結構ポンポンと言われる加藤先生でありました。

首長として耳が痛かった部分も少なからずあったにもかかわらず、 最後まで一番前で講演会に参加していただきました白井市長には敬意を表するものです。

 

また、議会基本条例制定特別委員会で議論となっている「休日夜間議会の必要性」については、一言「必要ありません」 ばっさり切られました。「市民への議案の公開」についても「あたりまえ」

非常に単純明快で、あっけにとられた議員もおおかたのではないでしょうか。委員長の私にとっては、 今後の特別委員会の運営にあたって後押しをするような講演内容だったので、非常に満足をしています。

講演の内容は、録音してありますのでテープ起こしをしたらお知らせをします。

 

次の日は、先生を宇部駅までお送りしましたが、車中で議員報酬や議員定数の議論をし、 自分の考え方と先生の考え方が一致しているのを確認でき、ここでも非常に満足しました。

いずれにしても、私たち議会人は、何のために存在をしているのかを考える良い機会になったと思っています。

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