特別委員会設置ならず
昨日の全員協議会で、今回の災害に関する特別委員会の設置を要求したところ、今日の議会運営委員会で設置の必要なしとのことで却下。
今後、状況を見て設置すればよいとか、それぞれの常任委員会でやればよいとか、目的が分からないとか、 全くスピード感も危機感もない有様。
今回の災害は既に完結したと言わんばかりの主張が続く。特別委員会の設置のどこがいけないのか全く理解不能です。
議会の力を発揮するのは今からでしょ。
特別委員会の設置目的は、大きく分けると「災害の原因の究明」「被災者支援」「復興・防災対策」。 執行部を追求するための特別委員会ではなく、執行部と足並みをそろえて市民の安全安心を確保するための特別委員会です。また、 市と市議会が県や国に対して早急に要望していかなければならないことも多くあります。
そんなことは議員でなくとも分かります。
二井知事は、臨時記者会見で「これまでは、ややもすると、ゲリラ的集中豪雨は、例外的なこととして受け止めておりましたが、 2年連続でこういう事態が起きましたので、いつ、どこででも、こういうゲリラ的な集中豪雨が起きるのだという前提で、 対策を考えなければいけないと思っております。」と語っています。
つまり、来年も起こりうるとの判断で、県は対策を考えています。
災害対策などは、すべてを行政に任せるのではなくて、市民の代表たる議会も行政と共に先手先手を打っていく必要があります。
会派として再度、特別委員会の設置を議長に要望します。