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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

教室にエアコン

2010年9月24日 10:20 高松ひでき 記す

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、最近めっきり涼しくなってきました。

しかし、この数年、夏の3ヶ月間は非常に暑い。

子どもたちに聞いても「暑い!!」の一言。それも昔の暑さとは違います。「熱い!!」と表現する方が適当かもしれません。

夏の参観日に保護者が、教室に入らずに廊下にいるので先生が「どうぞ中でご覧になってください」と言ったところ、「いえ、 中は暑いのでここで良いです。」といった笑い話にもならないようなやりとりがあったといいます。

教室の室温は33度前後まで上がるといいます。大人達は、室内にいるときはエアコンをつけ温度管理をしているのに、 学校の教室の温度管理には無頓着ですよね。

文部科学省は、教室の温度の基準について、「夏期では30℃以下であることが望ましい。」とし、「最も望ましい温度は、 夏期では25~28℃」としています。

おそらく今年の夏で、30度以下になった日はなかったのではないでしょうか。

 

エアコン設置については、「我慢させるのも教育」だとか「エアコンは贅沢品」「地球環境を考えれば必要なし」 などの意見もあるようですが、子どもたちをこのまま劣悪な教育環境に居続けさせて良いものなんでしょうか。

地方財政法にもあるように、教育環境の整備は自治体の責務ですが財政の問題により整備が進まないのが実態です。

文科省は2003年に空調設備の整備方針を出していますが、本市では、話も聞いたことがありません。

教室のエアコン設置、皆さんはどう考えますか。

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現在19位です。

土地取得議案は追認可決

2010年9月18日 12:07 高松ひでき 記す

昨日、総務文教常任委員会において北若山団地用地の土地取得議案は可決後、附帯決議を採択しました。

この議案の問題点はこちらをどうぞ→こんなことがあるのか (ブログ記事)

 

委員会が機械的に議案を審査するならば、条例違反という一点で否決という結果をもたらしますが、議員は、 市会議員といえども政治家ですから政治的な判断を要求されます。

その判断の要素となるのは、市長が全員協議会や本会議で謝罪をしたこと、職員処分を行ったこと、 そしてなによりも否決したときの市民の不利益を考えると一刻も早く土地開発公社の土地を市が買い戻す必要があること、 等の理由から追認議決が必要ではないでしょうか。

 

しかし、諸手を挙げての賛成はできかねます。議会側の考え方を示す必要があります。

ただ単に可決をしたなら、可決、否決の判断の中の可決に過ぎず議会側の考え方は市民には見えてきません。

そこで、委員会は、今回の事案に対しての遺憾の意を表明し、執行部に対して再発防止、綱紀粛正を強く求める附帯決議を採択しました。

 

私としてはこれで良かったのではないかと思っています。いつまでも追求し、議会を空転させても市民の利益は見いだせません。 政治はある一定の妥協の中で建設的に執り行われるものではないでしょうか。

しかし、今後この様なことがあれば議会としては更に厳しい対応をすることになります。 執行部の皆さんは肝に銘じておく必要があるでしょう。

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決算特別委員会の苦悩

2010年9月17日 08:51 高松ひでき 記す

この9月議会より一般会計の決算についてはすべて決算特別委員会で審査をすることになりました。

9月14日から審査が始まっていますが、慣れていないのもあって委員は、疲れているようにも見えます。

常任委員会で審査していたときは、構成人数は7~8名でしたが、特別委員会は12名で審査を行います。1. 7倍の人数で厳しい審査を行おうとすれば、1.7倍以上の質疑が飛び交い、また、3つの常任委員会分を担当しますので、 ボリュームが3倍になり、以前の常任委員会で行っていたような審査方法では、委員会審査の利点である迅速な審査ができなくなります。

決算特別委員会で能率良く慎重審査を行うためには、新しい審査システムの構築と新しいルールが必要だと感じました。

おそらく今後も多くの反省点や改善点が出てくると思われますが、 ポジティブな考え方で特別委員会の存在意義を確立していくべきだと考えます。

市民の皆さんも執行部の皆さんもご理解の上、見守ってくださいね。

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現在24位です。

 

暑いです。

2010年9月15日 14:10 高松ひでき 記す

秋の学校行事といえば運動会。「秋空のもと、本日ここに秋季大運動会が盛大に挙行されますことを・・・・・・・・・」などと、 私たちが小中学生だった頃は、来賓が挨拶をしていたような記憶があります。

最近は「秋空のもと」なんて枕詞は誰も使いません。「夏空」ですから。

先日もニュースで、「運動会の練習で児童38人が熱中症」という報道がありました。

 

今週末は小学校の運動会、先週は中学校の運動会。

育友会で毎年反省点としてあがってくるのは、保護者の迷惑駐車と場所取りのルール違反。両方モラルの問題であり、 解決について育友会は頭を悩ませます。

これに加えて最近は、「あついねぇ」が運動会の合い言葉です。「お弁当が腐るんですよ」 というような半ば笑い話のような会話も聞かれます。

 

以前は、10月10日あたりに運動会が行われていましたが、今では一ヶ月も前倒しで行っている学校が多いのではないでしょうか。

理由の一つは、秋の学校行事の過密スケジュールがあります。運動会の後には音楽会や文化祭など大型行事が目白押しになっています。 詰め込み教育はしていませんが詰め込み行事の状況になっているような気がします。

これは、学校の理屈であり児童生徒の立場に立ったものではありませんが、子どもたちは、 練習も本番も暑さに耐えながら一生懸命に日程をこなします。

私は、最近学校に行くとこの運動会の話をします。

「春に大運動会をしたらどうですか」

帰ってくる返事はかんばしくありませんが、一考される良い機会にはなっているようです。

ほんとにこの時期でよいのか、みんなが自問自答すれば良い方向に行くと思います。

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現在23位です。

 

 

決算をどうする?

2010年9月 9日 08:55 高松ひでき 記す

前記事の「議決なし議案」である「消滅した議案」は、13日に執行部の叡智を結集して提出されると思いますが、 議決されるべきであって実は議決されていない2億4千800万円を支出してある21年度決算はそのままの形で審議をされ議員は態度を表明する事になります。

決算の場合は、可決、否決ではなく、認定、不認定という言葉に変わります。

決算は、認定でも不認定でも事実上変わりはありません。当然過去に遡ってどうかなるというようなことはありません。

しかし、不認定となれば議会は市長に対して政治的な責任を突きつけるという政治的に重大な効果が生じます。

その反省をもとに、市長及び執行部は今後の予算編成や事業の執行に対してこれまで以上の努力をすることが求められることになります。

 

ここで考えなくてはいけないのが、今回の事案は、法的な行為が必要なのに法的な行為に基づいていないものなので、「完全認定」 はあり得ないと思います。

おそらく「不認定」が議員の大半の考えではないかと思っています。これは、常識的な判断ですが、「附帯決議付き認定」 という考え方もあります。

 

私たち議員は、市民の代表ですから市民にもわかりやすくする必要があります。 単に不認定の場合は不認定という法的結果のみしか市民に対して伝わりません。

附帯決議付き認定であれば、今回のいきさつや注意喚起、 問責などを決議という形で議会の態度を表明することができ市民はもちろんのこと公の記録にも公式にとどめることができます。

わたしたちの会派では、10日にこのことについて協議をして態度を決めるつもりです。

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現在17位です。ありがとうございます。

 

こんなことがあるのか

2010年9月 4日 12:30 高松ひでき 記す

土地開発公社は以前、たくさんの土地を市に代わって先行取得していました。もちろん資金は金融機関などからの借り入れです。

その土地をすぐに売却をしたり、活用をすれば良いのですが多くの土地はそのままの状態で現在に至っています。

その間、金利はふくらみ同時に土地の価格も金利分もプラスすることによって常識はずれた額になります。これが「塩漬け」状態です。

 

そのままでは、金額的にも到底売却できないので、市が買い取りを行っています。その後、土地開発公社を精算する予定です。

市がこの様な不動産を買い取るときには2000万円以上の物件では議会の議決が必要となります。

 

このたびの議案で、老人ホーム横の北若山団地用地を2億4千800万円で買い取る議案が配布されましたが、 その取得年月日が昨年の平成21年8月25日。

既に取得をされています。正確に言えば議会議決無しに勝手に購入しています。いわゆる条例違反、違法状態での議案となります。 そもそもこの様な議案は成立をしません。

山陽小野田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に  「地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決に付さなければならない財産の取得又は処分は、 予定価格2,000万円以上の不動産若しくは動産の買入れ若しくは売払い(土地については、1件5,000平方メートル以上のものに限る。 )又は財産の信託の受益権の買入れ若しくは売払いとする。」とあります。

 

市の言い分は、「気がつかなかった」「失念をしておった」というものですがにわかには信じがたいことです。

何故なら会社でもそうですが、この様なときには内部で決済を取ります。

今回の場合は「甲決済」といわれるもので、担当者が起案をして課長、部長などから副市長、 市長に至るまで7人前後が決済印を押すために目を通しているはずです。

 

彼ら全員が気づかなかったとはどういうことでしょうか?そんなことがあるのか?

そのすべてが、「気がつかなかった」と釈明をすれば、決済の意義そのものが問われることになり、 違う問題点が新たに浮上してくることになります。

また、仮に土地取得の時には、議会議決が必要だと気がつかなかったにしても、今回議案として起案をしたのは、 当時議会議決されていないのであわてて議案として提出をしたはずです。議案にならない議案を平然と出してくるセンスも理解しがたい。 議会が気がつかないだろうとでも思ったのか。

それを開会直前に議会側から指摘をされて急遽、議案を引っ込めるなんてお粗末きわまりなく、議会軽視も甚だしい。

執行部は、どの様な考えで議案の体をなしていない議案を出してきたのか疑問。

 

13日にこの件に関して新たな議案を出してくる予定だが、違法状態をどう解消をするのかその内容と議会の態度に注目。

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