暑いです。
秋の学校行事といえば運動会。「秋空のもと、本日ここに秋季大運動会が盛大に挙行されますことを・・・・・・・・・」などと、 私たちが小中学生だった頃は、来賓が挨拶をしていたような記憶があります。
最近は「秋空のもと」なんて枕詞は誰も使いません。「夏空」ですから。
先日もニュースで、「運動会の練習で児童38人が熱中症」という報道がありました。
今週末は小学校の運動会、先週は中学校の運動会。
育友会で毎年反省点としてあがってくるのは、保護者の迷惑駐車と場所取りのルール違反。両方モラルの問題であり、 解決について育友会は頭を悩ませます。
これに加えて最近は、「あついねぇ」が運動会の合い言葉です。「お弁当が腐るんですよ」 というような半ば笑い話のような会話も聞かれます。
以前は、10月10日あたりに運動会が行われていましたが、今では一ヶ月も前倒しで行っている学校が多いのではないでしょうか。
理由の一つは、秋の学校行事の過密スケジュールがあります。運動会の後には音楽会や文化祭など大型行事が目白押しになっています。 詰め込み教育はしていませんが詰め込み行事の状況になっているような気がします。
これは、学校の理屈であり児童生徒の立場に立ったものではありませんが、子どもたちは、 練習も本番も暑さに耐えながら一生懸命に日程をこなします。
私は、最近学校に行くとこの運動会の話をします。
「春に大運動会をしたらどうですか」
帰ってくる返事はかんばしくありませんが、一考される良い機会にはなっているようです。
ほんとにこの時期でよいのか、みんなが自問自答すれば良い方向に行くと思います。
現在23位です。