土地取得議案は追認可決
昨日、総務文教常任委員会において北若山団地用地の土地取得議案は可決後、附帯決議を採択しました。
この議案の問題点はこちらをどうぞ→こんなことがあるのか (ブログ記事)
委員会が機械的に議案を審査するならば、条例違反という一点で否決という結果をもたらしますが、議員は、 市会議員といえども政治家ですから政治的な判断を要求されます。
その判断の要素となるのは、市長が全員協議会や本会議で謝罪をしたこと、職員処分を行ったこと、 そしてなによりも否決したときの市民の不利益を考えると一刻も早く土地開発公社の土地を市が買い戻す必要があること、 等の理由から追認議決が必要ではないでしょうか。
しかし、諸手を挙げての賛成はできかねます。議会側の考え方を示す必要があります。
ただ単に可決をしたなら、可決、否決の判断の中の可決に過ぎず議会側の考え方は市民には見えてきません。
そこで、委員会は、今回の事案に対しての遺憾の意を表明し、執行部に対して再発防止、綱紀粛正を強く求める附帯決議を採択しました。
私としてはこれで良かったのではないかと思っています。いつまでも追求し、議会を空転させても市民の利益は見いだせません。 政治はある一定の妥協の中で建設的に執り行われるものではないでしょうか。
しかし、今後この様なことがあれば議会としては更に厳しい対応をすることになります。 執行部の皆さんは肝に銘じておく必要があるでしょう。
現在26位です。