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山陽小野田市市議会議員 高松ひでき

第5回市民まつり開催

2010年10月27日 11:23 高松ひでき 記す

雨の中、第5回の山陽小野田市民まつりが開催されました。

まつり事務局は、予定どおりの市役所付近の開催か市民館に場所を移しての開催か大変苦慮をされたと聞いていますが、 始まってみればそれなりの人出で賑わいを見せていました。

市民まつりバザー

おそろいのジャンパーを着た議員もバザーの一角を担当し全員参加に近い形でまつりを盛り上げることができました。 さざえの壺焼きとイカ焼きは最初からたたき売りをしましたが。

市民まつり議会基本条例

議会基本条例特別委員会は、1000枚のチラシの配布と「議会を代えるあなたの一言」と題して市民の意見を書いてもらいました。

たくさんのご意見ありがとうございました。

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当日、配布したチラシです。似顔絵も良くできています。

顔と名前が一致しますか?

 

本庁市民憲章碑

市民憲章碑の除幕式が本庁舎正面で行われました。

ロープを真横に引いて除幕できるのかなと思いましたが、なんとか無事に終了しほっとひと安心。

関係者の皆様、お疲れ様でした。

来場していただいた市民の皆様、ありがとうございました。

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ゴミ袋が変わる!!

2010年10月16日 12:29 高松ひでき 記す

ゴミ袋の改善を一般質問で取り上げたのが昨年の9月議会。

当時の本会議でのやりとりを思い返すと

取っ手をつけることに対しては

担当部長「取り手つきにするためには、ごみ袋を作製する際、取っ手部分も含めた大きさの長方形の袋を作製し、 次に取っ手部分をカットするという方法で作製されますが、除いた部分が無駄になるということや、 加工に手間がかかるということで製造単価が高くなることが予想されます。」との答弁。


高松「取っ手をつけると単価が高くなることは間違いないでしょうか。」


担当次長「そういう加工の手間がふえれば製造単価は高くなるということが予測されると思います。」


高松「予測されるというのはどういう意味でしょうか。それは検証されての話ですか。それとも机上で考えて、 材料が多くなるから高くなるだろうということですか。」

担当次長「一般的に考えれば、 やはり加工の手間がかかればそれだけ加工賃がふえるというふうに考えております。」

高松「全くようわからんのですが、山口市に行って調べております。結果は簡単に言うと、 「取っ手をつけてもつけんでも基本的には変わりませんよ」ということなんです。私が言いたいのは、 行政はそれを調べたのか調べてないかというとこなんです。業者の言い分だけ聞いたのか、それとも調べたのかと、 そこをきちんとお答えしていただきたいと思います。」

市長「ごみ袋の問題については、内輪のことでちょっと恥ずかしいのですが、ちょっと動きが消極的だという感じがします。 もう1回見直しに向けて指示を出します。次回の議会はいつになりましょうか、12月でしょうか、 その前にはもう少し具体的なきちんとした答えができるように準備します。」

 

また、価格のことに対しては、自主流通という流通方式に問題があると思い次のような質問をしました。

高松「なぜ自主流通にされたのか、なぜ一般競争入札にされなかったのかというところを説明いただけますか。」


担当次長「自主流通を採用した第一の点は、自主流通にすることで職員の手間と経費が節約できるということでございます。」

高松「山口市は1枚10円なんですよ。つまり20枚入っても200円なんです。私も以前環境課にお話しを聞きに行ったときに、「いや、 山口市さんは入札でやっていますが、これは販売店に持っていったりという手間を職員がやってるはずです。 プラス繰出金としてこのごみ行政のほうにお金を出している。そうでなければこの価格は実現できるはずがありません」 というふうに言われました。
 僕も正直なので、「ああ、そうですか」 というふうなことで帰ったんですが、いざ山口市に行ってみると話は全然違いました。それでその話の内容というのが、 1枚10円の内訳は、袋代が7円25銭、7円25銭です。配送料は0.4円です。この袋代は入札で袋製造業者を決定してます。 配送料0.4円、これも入札によって決定してます。販売手数料1.6円、これも入札によって業者を決定してます。 つまり合計9円25銭なんです。10円で売れる、10円で販売しておる大のごみ袋が9円25銭、おまけに取っ手つきです、これは。 そして残りの0.75円、75銭がどうなるかというと、市の収入なんです。つまり10円で入札を、 10円で流通をさせてもまだ0.75円市に入る。 先ほど説明をされた手間と経費がかかる。 どこに手間と経費がかかるのか具体的に説明できますか。」


担当次長「具体的に袋の単価にどれだけかかってくるかということはちょっと今この場ではちょっとはっきりと説明できませんけれども、 山口市の例でも聞いてみますと、今10円で実際は9円幾らかかるということでございましたけれども、この部分も今製造単価、 原料単価の高騰とかいろんな部分でごみ処理手数料が市の歳入として入ってこないというような状況も今出てきつつあるということも聞いております。 私どもも今ごみ処理手数料としては、大の袋は5円徴収しておりますけれども、入札して1社にして自主流通でないという形にいたしますと、 やはりその中で毎日ごみ袋の注文をしたり配送したりとかいう手間とかごみ処理手数料の徴収の手間とか、小売店からのですね。 そういったいろんな事務的経費がかさんでそういうごみ処理手数料として入る財政的メリットが非常に少なくなるのじゃないかというふうに考えております。 」


高松「説得力のない御回答ですが、私が言いよることがよう理解できんみたいなんですが、山口市の例というのは私も先ほど説明したとおり、 つまり「安くできるんやないか」ということを言いよんです。 安くできない理由は一つは自主流通にあるのではないのかっていうことを言ってるわけです。自主流通、今4社ございますよね、 4社とも市内の業者でしょうか。」


担当次長「1社は市外の業者がございます。」


高松「要は今の自主流通というやり方そのものが価格を押し上げておるのではないのか。宇部も自主流通ですよね。一番最初に 「なぜ自主流通ですか」と聞きに行ったときの御回答は、もう1年以上前ですが、「宇部市が自主流通を行っておるからです」 という御回答だったと思います。その宇部市は、今山口市と大体同じ約11円、12円、1枚でやっております。 それはなぜかというと業者間に競争が生じて高い業者は駆逐をされていったと、競争原理に基づいてそういうことになりましたと。 なぜ自主流通で業者を、私が言うのもあれなんで、業者をそこまで保護をするのかと。業者を保護するだけだったらえのですが、 これって市民が全部お金を払いよんですよ。なぜ、恐らく、そんな10円とか20円とかの差やないかと、年間何百円やないかと、 そういう問題じゃないんです。だからそこをきちんと考えられているのか考えられてないのか。 これは一般的に言うと行政の怠慢としか映らないんです。 そうじゃないっておっしゃるのであればきちんとした説明をいただかないと市民の皆さんも当然僕たちも納得できないし市民の皆さんも納得できないというふうに思っております。 その辺は率直にいかがですか。」


担当次長 「自主流通にいたしました理由というのは先ほど申しましたように既に山陽地区あるいは小野田地区におきましてもそれなりの市場に形成された袋の販路を1社に絞ることによってそれを締め出すという形になるということがどうかなということでございます。 宇部市につきましては今ほぼ1社に淘汰されたということでございますけれども、 複数自主流通でやっておられましたけどやっぱ単価的に安いところが残ったというふうに認識をいたしております。山陽小野田市においては、 ほぼ、今先ほど言いましたけれども4社業者がございますけれども、 現在のところはそういう民業圧迫というところまでには行ってないというふうに思っております。」


高松「山陽小野田は(宇部と比べると20枚で)126円も高いですよね。市民の方から「高いね」とか、「ちょっと今回使いにくいよね」 っていうようなことを聞きます。執行部の方も恐らく聞かれていると思います。 これはだれがどう見ても改善をする必要があるべき問題であるというようなことというふうに思っております。
 先ほども市長も 「ごみの問題については12月ぐらいまでにいろいろ検討を重ねていく」ということでございましたが、 ぜひ自主流通という形が本当にこの市にとってふさわしいものなのかどうなのかっていうことをいま一度検討されて、 ふさわしいという結論が出たのであればその理由を明確に示していただきたい。 それは市民に対して示していただきたいというふうに思います。ごみというのは毎日出る物でございます。ぜひ検討していただきたい。」


担当次長「ごもっともな御指摘だと思いますので、そのように心がけて取り組んでまいりたいと思っております」

と、このような首をかしげざるを得ないような答弁を繰り返していましたが、あれから約1年、やっと一定の結論が出ました。

 

袋の材質はそのままですが、形状はマチ付きで取っ手付き。

小売店には既に在庫調整のお願い文書が配布され、来年の一月には新しいゴミ袋が店頭に並ぶこととなりました。

 

市長は「県下で一番のゴミ袋を目指す」と意気込みを語りましたが、私からすれば、 やっと普通のゴミ袋になったなという感じで県下で一番のゴミ袋とはほど遠い気がします。

しかしこれで終わったわけではありません。

価格のことなどに関しては、今後も調査をしてみなさんが納得できるものにしたいと思っています。

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市民アンケートの公表

2010年10月11日 11:12 高松ひでき 記す

7月に実施した「市議会に対する市民アンケート調査」の結果が11月1日に公表されます。議会だより特別号として各戸配布され、 ホームページにも公開する予定にしています。

公表までに予想以上の時間がかかってしまいました。

集計は特別委員会の委員で手分けをしてする予定でしたが、 個人情報が含まれていると言うことで議会事務局職員だけで行うことになったことで時間がかかってしまったことや9月いっぱい決算議会が開催され特別委員会の開催が思い通りに行かなかったこと等が理由ですが、 10月14日にはグラフ化した原稿が印刷会社に渡る算段となっています。

内容については、今ここでは書けませんが約2万5千世帯に配布をして回答者数は約600人。 選挙時に最下位の当選者が得票する数よりも少ない。

回答率は2.3%。ちょっと寂しい気がしますけど、これが現実です。

市議会としては、結果を真摯に受けとめ今後の委員会審議の参考にすることはもちろんのこと、 委員一人ひとりが回答書に書かれた意見を一つずつ目を通して皆さんの率直な市議会評価を認識し議員活動に反映していくつもりです。

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決算に附帯決議

2010年10月 3日 13:52 高松ひでき 記す

本会議最終日の決算認定には、私が提出者となり尾山議員、衛藤議員、 石田議員が賛成者で次のような附帯決議が議案として上程されました。

附帯決議とは、議会の意見書みたいなものであり、市長は、政治的にこの意見書を尊重することになります。

 

議案第61号 平成21年度山陽小野田市一般会計歳入歳出決算認定に対する附帯決議

 

平成21年度山陽小野田市一般会計歳入歳出決算における2款総務費1項総務管理費の中の公有財産購入費248833394円は、 山陽小野田市土地開発公社健全化計画に基づく一般会計による土地買い戻しに係る歳出であるが、 地方自治法第96条第1項第8号の規定を根拠とした山陽小野田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例における議決事項にもかかわらず、 議会の議決を経ておらず、適正に処理をされたとは言い難いものとなっている。

 この様な前代未聞の事態を招いた要因は、市長、副市長、職員が各々の役割に対する責任感が欠如していたと言わざるを得ない。

 今後、行政事務の遂行に当たっては、条例遵守を基本とした姿勢を徹底した上で決裁システム及び監査システムの再構築を図り、 行政の信頼回復と再発防止に万全を期すように強く求めるものである。

 

平成22930

山陽小野田市議会

 

 

 

さらに私は決議文朗読の後に壇上で次のように付け加えました。

 

「最後に、一言申し上げます。今回の付帯決議の目的は、平成21年度山陽小野田市一般会計歳入歳出決算の認定に対する議会の考え方を公に広く明らかにする事にあります。

決算の認定は、市長の予算執行の政治責任を解除することを意味しますが、今回の決算認定においては、附帯決議無しの、認定とすれば、 議会は明らかに条例に適合していない部分があると認められる決算の、認定についての説明責任を放棄したことになり、 議会の存在意義そのものを議会自身が否定することになります。

また、この様な附帯決議までする必要がなく、討論で問題点を指摘すればよいという意見もあるとは思いますが、 討論はあくまでも議員個人の意見であって、議会としての意見ではありません。よって機関意思として、事実上の、議会の意思を表明することが、 議会に課せられた責務であり、 今回の決算認定の取り扱いについては市民から信頼される議会かどうかが問われると言っても過言ではないと考えております。

議員各位の賢明なるご判断を期待します。

以上であります。」

 

 

採決の結果、賛成20名、反対3名。 賛成多数で平成21年度決算に附帯決議をつけることが議会意思となりました。

 

反対の3名は、決算の認定には賛成をしていたので附帯決議に反対ということになるが、 考えられる理由としては①附帯決議そのものが不必要で、決算は諸手を挙げて認定すべき②附帯決議は必要だが内容について異議がある。

 

の2点が考えられる。①については、 上記の下線部ように条例に適合していない部分がある決算をそのまま認定をするようであれば議会なんて不要になる。②の理由なら、 修正をかけてより良い決議案を提案したらどうだろうか。また、この決議案は、 委員会付託無しの本会議での即決なので異議があれば反対討論がないと反対の理由が全く分からない。

 

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無記名投票の意味するもの

2010年10月 1日 11:46 高松ひでき 記す

昨日の本会議最終日の出来事。

議長「請願第3号の採決につきましては、河崎議員他1名により無記名投票の要求、 伊藤実議員他1名により記名投票の要求がでていますので、無記名投票で行うか記名投票で行うか無記名投票で決します。」

議長「投票用紙をお配りしました。配布漏れはないですか。それでは、無記名投票を可とするものは賛成。 非とするものは反対と記入してください。」

議長「賛成11.反対13。(反対多数なので、)次に記名投票についての投票を行います。」

議長「投票用紙をお配りしました。配布漏れはないですか。それでは、記名投票を可とするものは賛成。 非とするものは反対と記入してください。」

議長「賛成13、反対11。賛成多数で記名投票に決しました」

(非常に面倒くさいと思われるかもしれませんがこれが議会なんです。議会は手続き社会なんです。)

 

この本会議の前日、無記名投票の動きがあることを察知しました。そのため、通常の起立採決で良しとしていましたが、 記名投票の要求を出し対抗する戦術をとりました。

今回の請願は、賛成反対が拮抗していると予測されており、無記名投票にすると多数派工作が容易になる一面を持っています。

採決は通常、起立採決で行われますがこの採決方法では、誰が賛成で誰が反対か一目瞭然、それでは困る人たちがいるのでしょう。・・・・ ・と考えるのが普通です。

 

本会議終了後、無記名投票に賛成をしたある議員に無記名投票の理由を質すと「採決時に拮抗が予想され、 議長が瞬時に数を把握できないため無記名投票をすべき」と言います。

誰に知恵をつけられたのか分かりませんが、投票にする理由としてこの様な考え方は確かにあります。しかし詭弁に近いものです。 一般的な起立採決は、賛成何人、反対何人と数を把握するためのものではなく、賛成が多いか少ないかを判断する簡易採決と言われるものです。 大きな議会で、70名も80名もいるとこの様な考え方は納得はできますが、 果たして議員席に23名しかいない山陽小野田市議会にこの考え方を適用するのはいささか硬直すぎるのではないでしょうか。

ましてや、無記名投票とはどうなんでしょうか。

公開の議会の場で敢えて、非公開であり投票において議員個人の責任を消滅さす無記名投票を市民派、市長派、 改革派を標榜する人たちが要求するとは理解に苦しみます。

こんな方法で本当に市民に説明ができるのでしょうか?

特に私は、議会基本条例の制定を目指す立場から今回の事態は非常に重く受けとめています。

議会基本条例制定特別委員会の中でも、既に本会議場での採決の公表については概ね賛成であるという方向性を出し、 10月4日に行われる特別委員会では委員会採決の公表について議論する予定になっています。

議案によってこの考え方がぶれるようでは、信頼される議会には到底なれっこありませんよね。

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