もうすぐ選挙です。
市民にとって関心が最も低いと思われるのが県議会議員選挙です。
前回の県議会議員選挙の投票率は55.62%
前回の市議会議員選挙の投票率は60.65%
市長選挙の投票率は60.28%
今回の投票率は前回を更に下回ると予想されています。
現職の竹本貞夫氏と新藤精二氏が早々と立候補表明をし、無風かと思われましたが、 今年の2月に現職市議の福田勝政氏が出馬を表明して無風から一転選挙となり各事務所はあわただしい動きをしているものと思われます。
選挙になると全国どこでも繰り広げられるのが、選挙戦術の一つであるネガティブキャンペーンと呼ばれるもの。
つまり、相手の批判や中傷を繰り返し常識を疑うような文書等を出回らせたり、 噂やデマを流して相手の信用を失墜させ自分を相対的に高めようとするものです。
少数激戦の場合は非常に効果的な戦術と言えるかもしれません。
本市でも過去、あらゆる選挙でこの様なことが行われてきたと思っています。その度に有権者は振り回されており、 必ずしも正しい判断のもと投票行動をおこしたとは言い難い面があるのではないかと案ずるものです。
有権者はあらゆる事に関してそれらが真実かどうか判断する材料がないために誤った判断をする可能性が大きいことは民主主義において非常に危険なことだと思います。
議員は常識人であることはもちろんのこと、高潔であり品位を備えた人物である必要があります。
議員になろうとするものは、相手の批判や中傷をして票を獲得するのではなく、 自らの理念や将来のビジョンを明確にして公明正大に行われなければなりません。
絶対的判断ではなく相対的判断で意思を形成した場合、選択を間違ったことを有権者は後になって気づくかもしれません。 しかし気づいたとしても4年間辛抱しなければならない状況であり、まちは更に疲弊していくばかりか、無用な政治不信が蔓延します。
後援会活動や選挙活動は正々堂々といきたいものです。
現在久しぶりの20位台です。
スクラップアンドビルド
この度、第二次山陽小野田市定員適正化計画が発表され、そこには 「平成19年3月に策定した当初計画の目標数値と実職員数に大幅な乖離があったため、再検討したもの」とあります。
大幅な乖離とは、平成22年度で目標数値は977人であったのに対して、実際の職員数は849人となり、 目標数値から128人も下回る結果となったため新たな計画が出されました。
6年前の市議会議員選挙の時にある企業経営者が「行政も議会もこれからはスクラップアンドビルドの必要がある」と語っていました。
スクラップアンドビルドを辞書で引いてみると「老朽化したり陳腐化したりして機能的に古くなった設備を 廃棄や取り壊して、 その後高能率の新鋭設備に置き換えること。」とあります。
当然のことながら、枠が同じならスクラップしないと新しい物は生まれず、古いものにとらわれすぎると変化はありませんが、 ビルドをしない限りそれはただの破壊に過ぎず、それを行う為政者はただの壊し屋と呼ばれてしまいます。つまりスクラップアンドビルドは、 ビルドをする事を前提に、スクラップすることになります。
かって小泉元首相は自民党員でありながら「自民党をぶっつぶす」と豪語し、様々なパフォーマンスなどで多くの国民を酔いしらせ、 そしてマスコミを使って世論を味方につけ、「構造改革」を合い言葉に「官から民へ」「小さな政府」のスローガンのもと、 旧大蔵省の利権をバックに「郵政民営化法案」を強行に通し、また「中央から地方へ」三位一体改革を打ち出しました。 そしてアメリカ追従型政策を推し進めたと言われる竹中平蔵経済財政政策担当大臣は、 国民にとっては耳障りのよい規制緩和を断行し官に市場原理主義を導入しました。
当時は、マスコミの世論調査でも戦後の内閣歴代一位となる87.1%をたたきだし、多くの国民が今までとは違う風を感じたものでした。 しかし、今になって思えば地方の疲弊は拍車がかかり、 国民の間には格差というよりか貧困層の拡大が歯止めのかからないものとなってしまいました。
また、医療制度改革も小泉内閣で進められ、その後医療崩壊が起こり、今は揺り戻しとも言える政策を行っているところです。
私たち国民は、表面的なものにとらわれがちですが、 その内面に潜む将来にわたっての効果や弊害を知った上で世論を形成する必要があります。
もちろんそれらはマスコミや為政者が公表するとは限りません。
市民憲章にもあるように自らが考えていく必要があります。
現在38位です。
東北地方太平洋沖地震
本市は東北地方太平洋沖地震に対し、昨日、災害派遣として水道局と消防本部から物資及び人員を派遣しました。
また、義援金募金箱を市役所や公民館、病院など20箇所近く設置しています。
平成7年に発生した阪神淡路大震災のマグニチュード7.3,死者6500名、 負傷者44000人をはるかにしのぐ未曾有の大災害となってしまいました。
更に、福島第一原発のたび重なる爆発事故が発生し二重の大災害となっています。
実家が福島にあり東京在住の友人にメールを送り無事を確認しましたが、彼の返信メールには、
「俺のとこは被害ないよ。徒歩通勤だからすぐ帰れたし。長野と東北からWで小さい地震がくるから、気持ち悪い。 両親の家が南相馬市だけど地震と津波の被害はなかった。父の実家が流されたかもしれん。親戚の状況が全くわからんのよ。連絡つかないらしい。 また少し揺れてるわ。トラウマになりそうだ。」
何とも返す言葉がありません。
次に「放射能の影響はないか」と聞くと
「簡潔な質問ありがとう。ニュースで数値が高まったと言ってるが、全く実感ない。見えないからね。親は避難中で連絡とれなくなった。
昨夜のうちに南相馬市を脱出して一泊したまではよかったが。家にはもう戻れないかもしれないから対策考えないといかんかな。
刺身うまかったのに。それより食べ物とガソリンなんとかしてほしい。買い占める理由がわからん。あと、計画停電のおかげで仕事全くできず、
電車が全く走ってない。埼玉との境で電車ストップしてる。ひどいよな。」
また、3月13日に複数人からのチェーンメールを受信しました。
「■お願い■関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、
中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!
このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!」
この手のチェーンメールは総務省が、注意を促しています。
全世界から救援の手がさしのべられています。
我々日本人ができることは・・・・・
現在38位です。
明日は一般質問
先日、学校の給食試食会に行ったときの献立です。
給食そのものは大変おいしく頂きました。が、やはりこの食器はいかんです。
給食の目的が、終戦直後のように栄養を摂るだけならこの食器でもいたしかたないような気がしますが、 時代は移り変わり今や食育が声高らかに謳われている時代です。
給食も教育の時代になっています。
教育委員会は、食育、食育と叫びますが、現実は食育とはほど遠い食器を使い、週に3回しかご飯を出さず、 さらに1人ぽつんと佇むように、和食と調和がとれるはずもない牛乳が毎日出ています。
教育委員会は自己矛盾を感じていないはずはありません。その証拠に1年前の議会で教育長は、食器については、 変更したいと意気込みを表し、米飯についても完全米飯給食とはいかないが回数を増やすと回答をしています。しかし、 牛乳についてはカルシウム摂取の必要性から肯定をしています。
今回の一般質問では、その具体性や可能性を探ります。
また、学校に行ったことのある人なら経験済みだと思いますが、とにかく教室は熱い。早く改善しなければいけません。 暑さを我慢するのも教育。などと戯言を相手にしている猶予はありません。 まずは学校にエアコンを設置するために学校現場の室温調査を求めるつもりです。
それともう一つ、今、議会は議会基本条例の制定について日夜議論を重ねていますが、内容によっては行政側に関することもあります。 これらのことに関して議会の立場だけで独りよがりの条例を作るわけにはいきません。そこで今回は市長に対して「反問権」や 「議会の附属機関の設置」「議決事項の追加」などについて、市長としての見解を聞くつもりです。
興味のある方は、どうぞご覧になってください。3月7日11時頃です。
現在32位です。