一般質問始まる
今日から6月定例会の一般質問が始まりました。
通常は一般質問がすべて終わった後に委員会が開催されるんですが、今回は試験的に委員会終了後の一般質問となっています。
既に数日前に委員会が終わっており通常からすると後は本会議最終日のみとなるのですが、今日から4日間一般質問が始まります。
ちょっと調子が狂ってしまいます。
今回の一般質問者は14名。
本市議会は毎回14名~20名の一般質問者がいます。
全国的に見ても多い方ではないでしょうか。
一般質問者が多いことをとらえて、議員からは「うちの議会は活性化している」という声が聞こえてきます。
そんなことはありません。職員の皆さんは特に分かっていらっしゃると思いますが。
数の多さと活性化度は必ずしもイコールではありません。小学生でも分かる理屈です。 もちろん一般質問をしない方が良いとも言っているわけではありません。
一般質問とは「市の行財政全般にわたって、執行機関に疑問点や所信をただし、そのことによって執行機関の政治姿勢を明らかにして、 それに対する政治責任を明確にさせたり、現行の政策を変更、是正させ、また新規の政策を採用させることです。」
この様な目的から大きく外れる一般質問を繰り広げると緊張感がなくなるばかりか、最後には職員や市民から愛想を尽かされます。
行政の抱える問題点にズバッと切り込み、執行部が口ごもるような一般質問をしたいものです。 そして堂々と議員側の提言を認めさせたいものです。これこそが一般質問の醍醐味です。
といっても私もなかなかできていませんが。
また、毎回思うことなのですが、議事運営をする議長をはじめ回答をする側の市長も執行部も心が広いです。
答えなくてもよいようなことまでニコニコしながら答弁をしています。茶番にさえ見えるようなときさえあります。
本市議会は会派制をとっていますので、一般質問者を会派内で調整をしたり代表質問制をとりいれたりして、 実質上の活性化を図る必要があると感じています。
しかしながら一般質問は議員個人の責任において行うものですので、最終的には議員各々が判断をするものです。
傍聴の皆さんも厳しい目で議員の発言を聴いてください。そうすれば議員も成長していきます。
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