議会報告会第2弾
積極的に情報発信する議員の会の6月定例会についての議会報告会が終了しました。
写真は、最終日の有帆公民館での様子です。
今回は、埴生公民館、厚陽公民館、そして有帆公民館の3箇所で開催し、のべ52名の市民の参加がありました。
今回からプロジェクターを使用して、視覚的にわかりやすい資料を用いて説明を行ったところ、 非常に好評で議員サイドにおいても報告会そのものを進めやすくなったのではないかと思っています。
3会場とも予想していたとおり、市民からの辛辣な意見というか批判が飛び交い、 議員も窮する場面もありましたが回を重ねるたびに何となく慣れてきたような感があります。
以前もそうだったのですが、議会報告会は議会と市民との会ですので、 来られている市民同士で言い争いになる場面だけはやめて欲しいものです。
また、市長も自身の対話の日や市政報告会の感想で「若い人が少ない」と漏らしていましたが、 想像通り今回の報告会においても同様の結果となってしまいました。
しかし、収穫はたくさんありました。
何よりも市民は議会のこの様な活動を望んでいること。どの会場においてもアンケートに記入してもらっていますが、 多くの市民がこの活動を評価しています。
その中でも多かったのが「なぜ12人なのか、なぜ23人で行わないのか」という意見。
この会の発足にあたりすべての議員には会派代表者会議においてや個別に声をかけています。
おそらくほとんどの議員は趣旨には賛同していたはずです。何故かというと、 今後公式に同様の議会報告会を行う広報広聴委員会の設置には誰も反対しなかったからです。
ということは、議員の会の趣旨以外のことで賛同できなかったこととなります。
その理由は、
1.議員の会が非公式な会のため
2.広報広聴委員会の設置を待ってから活動すればよい
3.消防署庁舎建設において修正案に賛成した議員が全員参加しているため
の2つの理由が推測できます。
1、2については、議会でやらなければいけないことで、 議会として今すぐ取り組むことができないことについてもたとえ非公式であってもできることからやっていこうと言う理由で議員報告会や意見広告を出しています。 内容についても、委員会や本会議の記録をもとに何回も協議を重ねています。
議会報告会は、公式に(つまり議会として)行うに越したことはありませんが、公式でなければできないというものではありません。 議員が必要と感じれば、法に基づかなくとも簡単にできるはずです。
3の理由が最も大きいのではないでしょうか。
たまたま消防庁舎建設の議案に対して同じ態度をとっただけで、会の趣旨は、「消防署の議案に対して及び今後も共同歩調をとる」 ことではなくて「正しい情報を積極的に市民に届ける」こと一点ににあります。
この会に参加をしない議員の中には、「議会を二分する動きは避けるべき」などの意見がありますが、 もしその様な危惧があれば会に入って一緒に活動すればよいのにと感じます。
議会を二分するのは、会を結成することではなくて会に入らないことだとも言えます。
18位です。
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