市内施設視察 その2
糸根公園の中に青年の家があります。門構えは結構立派なものです。
この糸根公園はかって山陽パークがあったところで、子供の頃ジェットコースターや色々な乗り物を見てうらやましく感じましたが、 今はその面影もありません。
2階は空調設備の故障などで使われてなく立ち入り禁止になっていますが、特別に見学をさせてもらいました。
既に使用禁止になってから10年が経過していると説明がありましたが、 畳やふすまなどを見てみると管理は思っていたよりしっかりされています。
この様な4人用の宿泊室が5部屋あります。かっては子どもたちがここに止まって色々な体験をしたのではないでしょうか。
現在使用されている中で最古のプラネタリウムがある天文館です。
旧山陽町が隆盛を誇っていた時代を感じさせます。
写真中央は平成17年から使用が休止されているプールですが、その横の建物を含めて廃墟と化しています。
山陽小野田市青年の家等設置条例によると
第1条「心身ともに健全に青少年を育成するため、山陽小野田市青年の家、青年の家プール及び山陽小野田市天文館(以下「青年の家等」 という。)を設置する。」とありますが、目的にあった使用ができなくなっており、青少年の健全育成にはほど遠い施設となっています。
この青年の家を含めて周辺施設はこのままの形での存続は適正な行政運営とは言えません。
平成23年度の予算書では、「青年の家費」として1500万円支出されています。
内訳は、人件費等に870万円、消耗品や光熱水費などの需用費として110万円、 管理委託料や設備保守委託料などに165万円が使われる予定になっていて、それに対して22年度の決算報告によれば、 利用状況として日帰り724人、宿泊0人、天文館774人、図書室11人、卓球665人となっています。
ちなみに比較にはなりませんが、同じ社会教育施設のきらら交流館の年間利用人数は14万2000人、 きららガラス未来館は9110人となっています。
寒風の吹く中、次の埴生公民館へ向かいました。
22位です。
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