一般質問が始まりました
金曜日から4日間17人によって一般質問が繰り広げられます。
この10月に本会議場の議席の変更のくじ引きがあり、前列の5番目(前列の中央部になります)になってしまいました。
本会議場の議員席は、前列と後列の2列しかありませんが前列中央は若干居心地が悪いものです。
議場全体を見渡せないため同僚議員の動向が確認できないことや、市長や議長のほとんど正面にあたるのでなんとも肩がこってしまいます。
また、前列は後列の議員の私語が結構明瞭に聞こえてくるものです。
最近は少なくなってきましたが、一般質問は執行機関の所信を質したり、 政治姿勢や政治責任を明確にさせたりするものであるにもかかわらず、延々と自分の主張を繰り広げ質問はほとんどないとか、「お願いします」 とか「これは要望です」とかわざわざ付け加えて議員からの要望や陳情の場と化したりすることがあります。
こういった一般質問を繰り返すと、本会議場の緊張感を著しく損なうばかりか傍聴人やネット視聴者にも失礼な話となります。
常識的にいえば、そういう場合、 議長が議事整理権に基づき質問議員に注意を促すことがあって良さそうですが現実的にはなかなか難しいものです。
何故なら、議長は今後の安定した議会運営を考えるでしょうし、「議長が議員の発言を抑制した」 なんてことになると議会が即座に混乱をしてしまうことになります。
実は、この一般質問のついて地方自治法には何の規定もありません。会議規則の中に「議員は、市の一般事務について、 議長の許可を得て質問することができる。」とあるだけで具体的なことの記載はないのです。
そこで現在作成中の議会基本条例には条文の中にしっかりと一般質問の目的を入れ込み、 議長の議事整理権を行使しやすいようにしています。
話は変わりますが、一般質問を行う際は、事前に通告書なるものを議会事務局に提出してその際に一般質問の順番を決めるくじを引きます。
その後、執行部が質問事項の聞き取りに来ます。それは、 本会議の際に答弁者がスムースに回答することによって円滑な議会進行を促すためでもあります。
長くなりましたので次回に続きます。
18位です。
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