議会基本条例説明会
今週は月曜日から土曜日まで連続して議会基本条例の説明会を開催しています。
既に4回終わりました。
どの会場も参加された市民の方は10人前後です。寒い中、会場に来られた方々には頭が下がる思いです。
既に開催をしたことのある「議会報告会」では、若い世代はほとんど見あたらなかったのですが、今回はちらほら参加されています。
その中で、青年会議所の現役や若いOBが参加をされており、先日は小野田青年会議所の理事長が参加されていました。 その青年会議所の理事長ブログには次のように書かれています。
「私達が、自分の町や市政が、どのような動きや状況であるか知る必要があるのではないでしょうか。 興味のある人は、 当然行ってみましょう! 興味の無い人は、なおさら行きましょう。そして興味の無い理由を声に出して発言しましょう。声にも出さず、 「興味無い」や「知らない」という人が居たならば、それはある意味、自分の将来も「興味無い」と言ってるようなものだと私は考えます。 だって自分の町のことですもんね。」
このまちには、次世代を担う若者が育っていません。その責任の一端は間違いなく議会にあります。
若者が自分たちが住んでいるまちに対して「無関心」「無責任」「無知」では、まちの将来なんてありません。
若者が市政や議会に対してどんどん意見を言い、まちを変えるくらいの気概を持って行動すればおのずと変化をしていくものです。
余談ですが、田中角栄28歳の時の最初の選挙のポスターには「若き血の叫び」と書かれていました。 若さゆえの斬新さとエネルギーを感じます。
ちなみにこの時は落選しています。
私たち議会は、若い人が議場に立てるような環境づくりをしていかなければなりません。
28位です。
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住民の代表機関たらんとするために
■数は力!!■
今年度の小野田青年会議所の会員数は12名だと言います。多いときは40名を超えていたのですが。
その内、理事長や副理事長をはじめとする理事は8名、石を投げれば理事にあたるという異常な現状です。
いわばボランティアの彼らにとっては、人数が少ないと言うことは、物理的にもできることが限定されてしまいます。
そうなれば、組織としてかなりのダメージを受けることは容易に想像できます。
■市議会も似たようなものだが・・・・・・■
青年会議所の場合はできる範囲のことをやってればよいわけですが市議会の場合はそんな訳にはいきません。
現在市議会には、3つの常任委員会(全議員がいずれかひとつの委員会に所属)と議会運営委員会、議会基本条例制定特別委員会、 おいでませ山陽小野田企業誘致特別委員会、広報広聴特別委員会の7つの委員会を持っています。
23人中、正副議長、正副委員長、監査以外の人数は、9人です。青年会議所と一緒で石を投げれば役職にあたります。(ちなみに私は、 5つの委員会に所属をしていて、そのうちひとつの委員長とひとつの副委員長、そして3つの委員を兼任しています。)
その理由のひとつは、人数の割には特別委員会が多いと言うことです。
特別委員会の設置要望の際には、必ず「特別委員会が多すぎてはいけない。設置をやめるべきだ」とか 「特別委員会を作るとお金がかかるから作らない方がよい」という意見が出ます。
私は、 議員がこの様な発言をするということに対して大いに疑問があると同時に彼ら自身の議員としてのアイデンティティをどう考えているのか確かめたくもなります。
また、民主主義を担保している自負はあるのでしょうか。
市議会の場合は、青年会議所と違い、できることをやってればよいなんてものではありません。
住民の代表機関としてしなければならないことは、何がどうあれしなければならないのです。
自分たちの都合で議会活動を制約することは有権者への背信行為にも等しいものとなります。
■議論の遡上にもあげられない■
先日の議会運営委員会に会派「改進」から「議員定数適正化および議員報酬検討の特別委員会の設置の要望」 という要望書が提出されました。
その文書の冒頭には「先の議会報告会でも多数の市民より、早く議員定数と議員報酬見直しの要望がありましたこと、 ご存じのことと思います。私たち会派改進でも次回の市議会議員選挙に間に合うよう特別委員会の設置を要望いたします。」とあります。 (議員定数の見直しとは定数削減のことです。)
一言で言うと「なんじゃこりゃ」という感じでした。
もちろん議会は議論を通して意思決定をしていく場ですので、議員定数の議論をすることはやぶさかではありませんが、 議員であるならば上記のような迎合的理由からではなく、実質的合理的な理由を提示して議論に導いていかねばなりません。
さらに要望書の最後には「なお、現在3つの特別委員会がありますが、議会事務局の仕事量を配慮して取り組んでいただきたい」 と結んであります。
つまり、議会事務局の仕事量が増加するのであれば、この特別委員会の設置は見送っても良いと考えるのだろうか?
特別委員会の設置によって、事務局の仕事量が増加し、 回らないようになるのであれば設置を見送るのではなくて議長に対して事務局員の増員を市長に申し入れろ、 というのが議会の考え方ではないでしょうか。
また動きがあるでしょうからその時はお知らせします。
28位です。
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説明会が始まります。
平成21年の12月に議会基本条例制定特別委員会が立ち上がって約2年、ようやく素案ができ説明会を行うまでになりました。
48回委員会を開催しましたが紆余曲折ありました。
議会の理念やきまりを盛り込むために委員全員の合意形成はもとより議員全員の一定のコンセンサスを得る必要があります。
一つひとつを隙間なく丁寧に積み上げ、取りこぼしのないように条例に盛り込みました。拙速な条例案の作成は、 後々ツケがまわってきます。
その基本条例の説明会を下記のとおり開催しますので、興味がない方もお越し下さい。
(山田副委員長のブログから拝借しました)
30位です。
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書のパフォーマンス
書き初めはもともと宮中での儀式と言われていますが、空中を飛ぶ飛行機の発着場である空港でも毎年行われています。
今年は、16時50分からということで例年より遅めのスタートとなりました。
今年の一番手は藤本芳霞さん「ふるさとの風」
どこかで聞いたことのあるフレーズですが、空港が旅立ちの場所であることと、 風を感じることができる場所であることからしてぴったりの感じです。
2番手は、昨年につづき2回目の出演ですが口の中がからからになるくらいに緊張したという若い田村毅童さんです。
作品は「心有天遊」、心は天遊に有りです。ロック音楽をバックに一気に書き上げました。 200メートルを走った後と同じくらいエネルギーを消耗すると感想を語っていました。
最後は矢田会長の「龍神」です。
一字一字の打ち込みや払いにすべて気合いが入っています。
文字にすると「トリャー--」とか「オリャー」って感じでした。
それと最後に押す矢田会長の落款は巨大でした。
3作品がつり上げられた姿は圧巻です。
詳しくは矢田照濤公式ブログをご覧下さい。
35位です。
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食育って何?
教育委員会は、小中学校の給食調理スタイルを現在の自校または親子方式から1箇所(または2箇所) で集中調理をする共同調理場方式へと方向転換する見通しです。
その主な理由は、各学校の給食室の老朽化にあり、改修するとなると現在のウエット方式(こぼれ落ちた水などで床が常に濡れた状態) からドライ方式(床が常に乾いた状態)に変更することが必要で、そうなると給食室の敷地が1. 5倍以上必要となり物理的に不可能な学校があることと、改修期間の数ヶ月は給食が止まってしまうことです。また、 すべての学校で改修を行うとすれば30億円以上の財源を必要とします。(共同調理場建設はその半分程度)
もちろんその裏には、平成27年を期限とした有利な起債である合併特例債が使用できることがあります。
多様な意見を持つ議会では、もちろんこの共同調理場建設に反対する議員も少なからずいます。
反対議員は必ず「食育」をキーワードとして論陣を張ります。
「給食調理員の顔が見えなければならない」「給食時間の前ににおいがしてくるのが良い」 「調理員と生徒とのふれあいがなければいけない」などと熱く語りますが、私にはそれらのことが食育の必要十分条件だとは理解できていません。
文部科学省が平成17年に食育基本法、平成18年に食育推進基本計画を制定した背景は「近年、偏った栄養摂取、 朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。また、 食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することも重要。」というものです。
つまりこの10年~20年の間に子どもたちのアトピー性皮膚炎やアレルギー疾患はもとより、小児肥満、高脂血症、高血圧、 糖尿病など成人に見られる生活習慣病が蔓延しています。その大きな理由は、食生活の欧米化であり、 ファストフードやジャンクフードの家庭への進出であります。
食育の大命題は感情的、感傷的なことではなく、まちがいなく子どもたちの健康なのです。保護者達も何よりもそれを願っているはずです。
子供が生活習慣病を発症するなんて異常極まりないことです。
そして「食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解すること」は、「・・・ ことも重要」と結んであるように大事なことだけど二次的なことではないでしょうか。
食育基本法の制定後、ファストフードメーカーなどが自らの利益のために「食育」や「健康」を前面に押し出し、出前講座と題して保育園、 幼稚園、学校などでファストフードの作り方や食べ方などを講習し、物議を醸したことがあります。
本市の学校でもそのファーストフードであるハンバーガーなどを給食献立の中に見たことがあります。また、これは無国籍料理? と思うようなものもあるのではないでしょうか。
学校給食においては偏った栄養摂取はありませんが、教育の一環として食をとらえるならば「ご飯と牛乳の混在」「メニューとしてのパン (米飯率)」「アルマイト食器」「トレイに載せたままの食事」「学校都合の給食時間の変更」などを改善することが必要です。
27位です。
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51歳になりました。
私の誕生日は1月1日です。
生年月日を聞かれたときに「いちがつついたち」と言うと「えっ」とか「うそでしょう」なんか言われてしまいます。
友人や知人などは「おめでたいね」なんて言いますが、よく考えると意味が分かりません。
つい最近まで、誕生日が「1月1日」 の人は結構いるはずだと思っていましたが日本国民でこの日が誕生日の人は365日の中で一番少ないことを知りました。ダントツのどべでした。
でも、会う人みんなが「おめでとう」と言ってくれます。もちろん誕生日のことなど知るよしもありませんが。
我が家では、家族の誕生日にはケーキを買ってお祝いをします。(食べるだけですが)
今年も、ケーキを注文してもらいました。
実はこのケーキは「伝助(つねまつ)」に毎年無理を言って特注で作ってもらっている2段のバターケーキです。 (つねまつさんには感謝しています。)
最近のケーキは生クリームですが、10年くらい前から妻にだだをこねてバターケーキにしてもらっています。
私は、このケーキを1週間くらいかけて食べ尽くします。中のスポンジはぱさぱさ気味になりますが、 バタークリームは最初から固いので違和感はまったくありません。
二人の娘と妻は、気味悪がって一口も食べません。息子は気の毒に思ってか少し食べます。(妻は今年は、10グラムくらい食べました。)
子どもたちに昔のケーキは、みんなこんな感じたったと説明しても「え~~~~~~~」と言うだけです。
バターケーキの存在や味、食感を知らない世代が多い中、妻の勤務先の若い女性が食べたいらしく、明日お届けに行く予定にしています。
評価が今から楽しみです。(ちなみにダイエットをしているらしいです。胃薬も一緒に持参すべきか考えています。)
と言うことで私も51歳になりました。
「若い力」というフレーズは使えない年になってしまいましたが、議会では2番目の若手です。
今後は、「経験と実績」で議会を動かす原動力になりたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。
30位です。
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