木更津給食センター
本市の給食共同調理場に関する議案の提出が間近に迫り、同規模の給食センターの視察の必要ありと言うことで、 総務文教常任委員会は千葉県の木更津へ行ってきました。
平成21年4月に稼働を始めたこの給食センターは、市内10校、5700食を提供しています。
奥に止まっている2トントラックに熱を逃がしにくい2重の食缶に給食を入れて運んでいます。
床を乾いた状態で使用するドライシステムや、HACCP(ハサップ)の概念に基づく衛生管理を可能とするよう、 汚染作業区域や非汚染作業区域を明確に区分しています。
写真は非汚染区域で、3枚下の汚染区域とは床の色が違います。
学校給食センターはBTO方式で、設計から建設、運営を民間に委託しています。
つまり、写真に写っている調理員は市の職員ではなくて民間の社員です。
献立、食材購入、および、主食類(米飯、パン)、牛乳、デザート類は市が別途直接配送。
おかず類の調理等を委託業者が給食センターで実施しています。
2階には、見学スペースと学習室が完備されています。その2階の見学スペースから写真を撮りました。
地産地消率はそんなに高くなかったのですが、極力、地元産の食材を使用していきたいとのことでした。(千葉県では「地産地消」を 「千産千消」と呼びます)
この巨大な機械が食洗機です。
流れ作業的に食器が洗われて、保管庫に収納されます。
305円を支払って、中学生用の給食を試食しました。木更津では、パンを出す時には、写真のように包装して出すと言うことです。
本市では、食器の数の関係でトレイの上にパンがそのままのっている時もあるようです。
右下に写っているのはドレッシングですが、ある委員は、パンに付けるものと思いこみ、パンに付けて食べた後に「このサラダ(温野菜) は味がないね」などと言っていました。
木更津市の米飯率は週3回と低調ですが、やはり食器はアルマイトではありませんでした。
しかし、私には、何にでも牛乳が付いている、この奇妙な取り合わせが理解できません。
先日ニュースであったように、乳製品が必要ならヨーグルトという手もあります。 インフルエンザにかかりにくいヨーグルトがあるそうです。
米飯時には、カルシウムは他の食材から摂取すればよいのです。
中学生の男子にはちょっと恥ずかしい食器です。
この容器は、アレルギーの子供のための除去食用の入れ物です。
学校に届けられるときは、表面に名前を張って間違いのないようにします。
アレルギーについては、アレルギー用の調理室があり除去食のみに対応しています。
35位です。
クリックすると全国の市町村議員のブログが見られます