放置自転車の有効活用は?
市役所別館横にある放置自転車置き場です。市や警察が引き取った自転車はここに集合しているようです。
年間約150台が放置自転車として収集され、この場所に3ヶ月保管されることになります。
その期間中に約2割が持ち主の元に返ります。
その期間を過ぎると、所有権が消滅し社会福祉事業団が部品取りを行ったあと廃棄するそうです。
放置自転車の中には、結構新しい物もあるそうですが3ヶ月間も雨ざらしになるため最後には錆びてしまい、廃棄を余儀なくされます。
150台のうちの8割ですから年間約120台が処分されている計算になります。10年で1200台です。 最近は自転車も安いので一台10000円としても1200万円分です。
この自転車の中には盗難されたものもあるとは思いますが、その他は所有者の意思で放置されたものです。
何とももったいない話しです。
どうにか使えないものかと考えます。
売却も手法をひとつですが、市内には各小学校校区に公民館があります。また市役所や市民病院、福祉会館、 児童館などの公共施設も点在しています。
それらの拠点に、自転車を置いて登録箇所であれば乗り捨て自由としたらどうでしょうか。
もちろん事故が起こった場合はどうするのかとか、モラルは大丈夫かとか・・・色々懸念することはあります。
しかし、そのようなことをクリアをして既に行っている自治体もあります。他でできて本市でできないことはありません。
地球環境の点や市民の健康増進にも役立てられます。
いわゆる自転車によるまちづくりです。
その自転車が放置自転車であれば一石二鳥のような気がします。
先進事例を良く研究して市に提案をしたいと思います。
30位です。
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