議員定数を考えるその2~委員会は6人でできる?~
議員定数を考えるときに委員会の構成人数が鍵になります。
委員会は議案等を実質的に集中審査したり事務などを監視する場であるため大変重要な場です。 本会議の採決の際も委員会の決定を最大限尊重します。
その委員会の構成人数と委員の資質が審議の深さに影響します。
審議が深まらないまま議決が行われれば市や市民に対して不利益を与えることだってあります。
委員会の構成人数は、偶数が望ましいと言われています。それは委員長は表決権がないため委員長以外の委員が2で割り切れない数(奇数) が良いとされているためです。
「過去は6人でも委員会ができた」なんて事を耳にしますが、「できた」とは何を指すのでしょうか。 事実はそうかもしれませんが真実はどうなのでしょうか。
「できる」か「できない」かと言うことのみで考えれば委員長プラス奇数の最小値である3人の最少人数4人で委員会運営は「できる」 のです。
つまり最終的に表決することは誰だってできます。賛成か反対かで手を挙げるか挙げないかだけですから。
議会として重要なことは市民の利益を代表して出てきている議員同士の議論です。
21位です。
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