定数議論始まる
ふるさとを考える会による議員定数を20名にする直接請求を受けて臨時議会(会期10月18日~24日)で 「議員定数に関する特別委員会」が設置された。
この特別委員会の委員は伊藤武(市民クラブ)、伊藤實(進化)、岩本信子(刷新)、大井淳一朗(進化)、河崎平男(改進)、河野朋子 (無会派)、中島好人(共産党)、中村博行(改進)、松尾数則(進化)の9名である。
正副委員長の互選は指名推薦により行われ、委員長の互選は予想外である中村委員の推薦で伊藤實議員、 副委員長は中島委員の推薦で河野議員がそれぞれ決定された。
この日は、本会議終了後再び委員会が開催されて今後の委員会運営についての協議をしている。
その際に河崎委員から臨時会の会期末である「24日までに結論を出す方向で審議を進めるべきだ」という意見が出され、各委員から 「24日にこだわることは違和感を感じる」「市民の意見を聞くことも必要、また専門的知見の活用などもやっていくべき」 などの反論を招く結果となっている。
当然のことながら会期中に結論を出すことは理想である。
しかしながら、議員定数について「重要問題」であると位置づけている特別委員会において3日程度で結論が出せるのか。
24日までに結論が出なければ継続審査になるのだが、 議会は議事機関として討議をもって慎重に審査を行うべきであることからすると一定の時間がかかることは議会制民主主義の宿命ではないのか。
そのことから考えると「24日まで」発言の真意は何なのか、ここでは言及を避け今後の発言に注目していきたい。
ただし、全体の利益よりも一部の利益のための発言ならば断固糾弾することになろう。
特別委員会においては選良たる議員が瞠目に値する議論を繰り広げることを期待する。
30位です。
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