予想外の展開!!
高齢者等の交通弱者が買い物や病院などに行くための足をどの様に確保するのか・・・・・高齢化が進む各自治体は悩んでいます。
本市においてもバスという公共交通はありますが1億3千万円もの補助金を出しながらかゆいところに手が届いていない現実があります。
そこで最近注目されているのが路線バスのような定期便ではなく予約等で利用者のニーズに答えるデマンド交通です。
先日の一般質問において中島議員が「デマンド交通を早急に検討せよ」と市長に詰め寄ると
「さっそく専門の班を作って交通弱者対策をやっていく、その時には中島議員も出席して協力してくれますか、どうです、返事だけ聞かせてください」と市長が逆質問で中島議員に詰め寄り
中島議員は「是非!!、参加して協力したいと思います」と熱をこめて逆答弁。
なんとも滑稽なやりとりであり、中島議員の逆答弁がいわゆる軽率に思えたのは私だけではないはず。
と言うのも市長と議会は2元代表制の下、市長サイドは提案権を持ち議会サイドはその提案に対しての議決権を持つゆえにそこのすみ分けは厳密に考えられている。
議会は過去、執行部サイドの審議会から議員を引き上げた経緯もある。
しかしながら今回の市長のアプローチには興味をそそられる。制度を超えた新しいスキームの予感さえする。
行政だけでは解決できない、また議会だけでも解決できない案件に対して行政マンと議会人が叡智と情熱を結集して方向性を決定し、市長に対して答申をすることはできるはず。その後に執行部において政策にまで昇華させれば政策決定過程には踏み込んでないと思われる。
市長と議会は対峙、協調の関係と言われているがその協調部分の新しいしくみと言えないだろうか。
たまたま、12月21日18時より小野田商工センターにおいて市長及び執行部VS議長及び会派代表が「協調」をコンセプトにまちの将来について熱論を交わすことになっている。
新しい地方自治のあり方を模索する時代に突入している。
26位です。
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