基本計画の審査をしています。
3月定例会真っ最中です。
市議会では市の事務を監視、調査する3つの常任委員会と来年度予算を審査する一般会計予算審査特別委員会、基本計画の折り返し地点に立っている基本計画を審査する基本計画審査特別委員会、新たに設置された議会機能向上特別委員会、請願を審査している議会運営委員会、そして広報特別委員会、これらの開催スケジュールがタイトに組み込まれています。
特に基本計画審査特別委員会は議会基本条例を根拠とし、議会の議決すべき事件(案件)として新たに山陽小野田市総合計画基本計画を追加したため、全員参加の特別委員会となりました。
この審査は実に大変な作業で項目ごとに基本方針や目標指標、施策体系、施策展開などが本市の今後5年間の計画としてふさわしいかどうか見極めていかなければなりません。
職員からすれば面倒くさい手続きと写っていることでしょう。
何故ならこの基本計画については今までは議会が口を挟むことが出来なかったのに今回から議会のチェックがかかることとなります。
議会のチェックがかかると言うことは、手直しや変更の可能性が出てきて行政の事務作業が増えてしまいます。
また、度々委員会に呼ばれて説明を繰り返さなくてはなりません。もちろん職員はいやな顔一つせず議会の要請に応じていますが内心はどうでしょうか?
議員の後ろに住民が見えている職員にとっては容認できることでしょうが、議員の発言を一個人の発言と受け取っている認識不足の職員がいるとすれば、歯がゆい想いで答弁をしていることでしょう。
市の5年間にわたる計画に対して議会が関知できないと言うことはおかしな話です。
このおかしな話をなくすために基本計画を議会の議決事項に追加しました。
議会の関与というのは行政にとっては面倒なものです。
この面倒な手続きが代表制民主主義なのです。もちろんその前提は選良たる議員が審査をするということなのですが。
21位です。
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