正副委員長決まる。
正副委員長が次のとおり正式決定しました。
総務文教常任委員会 河野委員長、中村副委員長
民生福祉常任委員会 下瀬委員長、矢田副委員長
産業建設常任委員会 松尾委員長、河崎副委員長
予算決算常任委員会 伊藤委員長、中村副委員長
議会運営委員会 大井委員長、石田副委員長
黒字は議長選挙において尾山議員に票を投じたと思われる議員であり、すべての委員長を独占した結果になっています。
赤字は小野議員に票を投じたと思われる「ふるさとを考える会」推薦議員であり、民生福祉常任委員会以外の副委員長を独占しています。
■「しょうがない人事」!!■
会派のバランス面から見ると
「市民クラブ」は議長を輩出し、矢田議員が副委員長、長谷川議員は新人のためポストなし。
「進化」は三浦副議長を筆頭として伊藤議員、大井議員、松尾議員が委員長ポストに就任したことによって全員がポストを獲得。
「共産党」は下瀬議員が委員長ポストを獲得、そのためか中島、山田両議員ともポストなし。
「改進」は小野議員が議長候補として立候補したためポストには就くことはなかったが、中村、河崎両議員が副委員長ポストをゲット。
「刷新」も江本議員が副議長候補で敗れはしたが、監査役を獲得。しかし岩本、福田両議員ともポストなし。
「誠風」の石田議員は議運副委員長を獲得、笹木、杉本両議員は新人のためポストなし。
無会派の河野議員は委員長を獲得、前副議長の吉永議員は消防議会へ出向、岡山議員は新人のためポストなし。
正副議長選挙の対決の構図とはうってかわり会派間のバランスをとった組閣となっているようです。
ベターに近い「しょうがない」人事のような気がします。
いずれのポストの決定においても選挙が行われていないと伝わってきています。
もちろん選挙が行われていないと言うことは水面下の調整が成功したと言うことでしょう。
しかし、ポストの調整に一喜一憂するのは議員だけで市民からすればさほど重要ではないのです。
■まずはお手並み拝見■
重要なことは今後の委員会での議案審査などにおいて市民が納得できる議論と態度表明ができるかどうかでしょう。
どの委員会も量・質の両面から考察するとこのハードルは高いような気がしますが杞憂であって欲しいものです。
議員は多くのアンテナを立てることによって情報収集をします。
アンテナの数が多ければ多いほど情報の真偽を見極めやすくなります。
ニセの情報に基づいた意見や質疑は妄想に過ぎません。
かってな妄想に基づいた態度表明はあってはならぬ事です。
真の情報に基づいて調査・研究を重ね、論点を明確にした議論ができるかどうかは個々の能力の問題でしょう。
その能力を持ち合わせた議員が何人いるかによってまちの将来は決まってきます。
的はずれでブレブレな議論と言えない議論を行い、意味不明でどこを見ているのか分からないような態度表明を行おうものなら、瞬時に物言わぬ市職員からダメ議員のレッテルを貼られてしまいます。
それが議員個人のレベルで収まるのなら自業自得とも言えるのですが、議会全体の評価にまで波及してしまうと議会の品位、品格は失墜してしまいます。
そうなってしまうと信頼回復は一朝一夕にはいきませんし、議員を選んだはずの市民からは当然のように議会不要論が噴出してきます。
その様にならないために尾山議長はもちろんのこと各委員長がどのような采配をふるうのか楽しみです。
只今全国9位です。
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山陽小野田市の魅力度978位?
(社)小野田青年会議所の10月度例会に宇部市議会の射場議員と城美議員と共に講師として出席しました。
内容は「シティセールスについて」の現状とディスカッションです。
シティセールスとはまちのイメージや知名度を高めることにより、人や企業に「住んでみたい」、「ビジネスをしたい」と思われ、ひいてはまちの活性化が図られることを目指し、様々な魅力(観光資源、文化、都市基盤等)を市内外に、効果的・戦略的に発信するための方策です。
最初にシティセールスの取り組みについて宇部市議会の両議員から現状報告がありましたが、宇部市は隣接市でありながらその戦略的な取り組みや現状について2歩も3歩も先に進んでいて本市は全くと言ってよいほど立ち遅れています。
本市のホームページを検索してもこのワードはヒットしません。
また、配布された資料を見て愕然としました。
その資料はブランド総合研究所発表の地域ブランド調査2013からの引用資料です。
地域ブランド調査2013とは全国1000市町村が調査対象であり全国3万人が各地域のブランド力を徹底評価する日本最大規模の消費者調査です。
下の表にあるように本市の魅力度978位、認知度867位、情報接触度892位、観光意欲度898位、居住意欲度885位、産品購入意欲度907位。
もちろんこの調査方法や信憑性の分析は必要ですが現実を突きつけられた感があり冷や汗が出る思いでした。
本市にもハードやソフトにおいて強みや魅力はたくさんあるはずです。
それらをきちんと洗い出しもせず、育てることもしてこなかったことに反省をするしかありません。
いかに「観光」「ブランド」「魅力」「誇り」などに力を注いでこなかったがよく分かる数字だと真摯に受け入れるしかないと感じます。
ただしブランド力を高めることは行政だけで行うものではなく、民間の力が不可欠です。
行政が民間をサポートして初めてブランド力向上につながるものではないでしょうか?
7位です。
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新議長に尾山信義議員
本日の本会議の議長選挙の結果、新議長に尾山議員(市民クラブ)が就任しました。
2年ではなく4年間議長として務めることになります。
選挙結果は尾山信義11票、小野泰9票、吉永美子2票。
昨日まで水面下の駆け引きや調整が行われたようですが、予想通りの結果となりました。
■勢力は拮抗していた■
今回の議長選挙では尾山議員を支持する勢力は「市民クラブ」尾山議員、矢田議員、長谷川議員(新人)の3名、「進化」伊藤議員、三浦議員、大井議員、松尾議員の4名、無会派の河野議員の8名は確定していたはずです。
一方、小野議員を支持する勢力はふるさとを考える会推薦の江本議員、岩本議員、福田議員、石田議員、笹木議員(新人)、杉本議員(新人)、河崎議員、中村議員、そして小野議員の9名であり、1名多い構図になっていました。
■共産党が鍵を握る■
公明党は中立性を明確にする必要があるため白票又は独自候補を立てる可能性が高いので除外すれば、共産党の3名の動きによって情勢はまったく変わってきます。
共産党が小野議員に投票しないことは周知の事実でしたので小野新議長誕生には共産党が独自候補を立てて票を分散させるか、尾山議員支持の票を動かすしかなかったはずです。
そのため小野支持派の議員は共産党に対し独自候補擁立依頼や尾山議員を支持する議員に白紙投票依頼を行っていたことが事実として伝わってきていました。
逆に尾山支持派の議員は当初の強硬策である全ポスト掌握手法から一転し、友好的な話し合いによる議長の一本化を画策していました。
もちろん小野支持派の議員も融和人事を推し進めようという動きもあったようです。
結果から見ると両陣営とも水面下の画策は失敗に終わっています。
■結果は予想通り■
投票は無記名ですので確証はありませんが尾山議員への投票は「市民クラブ」3名、「進化」4名、「共産党」の中島議員、下瀬議員、山田議員、そして無会派の河野議員の11人。
小野議員への投票はふるさとを考える会推薦の9人だと思われます。
公明党の吉永議員、岡山議員の2名は中立の立場と党の看板を背負っているために独自候補を立てざるを得なかった苦しい選択がうかがえます。
■意外な副議長選挙の結果■
また副議長選挙では三浦議員(進化)が副議長に就任しました。
三浦議員9票、江本議員8票、中島議員3票、吉永議員2票でしたが、ふるさとを考える会系の議員が9名にもかかわらず江本議員に投票した人数が1名足らないことは何を意味するのか興味あるところです。
江本議員に予定どおりの票が入れば逆転で副議長に就任することになり、形式的なバランスは取れていた可能性はあります。しかしバランスをとらなかったという見方もあります。
■これが山陽小野田市議会の現実■
新議長の挨拶の中で尾山議長は「議会内の融和」を強調しました。悲しいけどこれが現実でよく理解できます。
もともと議会は様々な価値観や考え方を持った市民をバックにして意見を戦わせ、多数決の原理に基づき一つの結論を導き出す場にもかかわらず、新議長があえて「議会内の融和」と言う仲良しクラブ的な低次元の言葉を使わざるをえなかった背景を議員は理解しなければなりません。
融和とは「うちとけてお互い親しくなること」、つまり議長は議会内の人間関係(会派の関係)について挨拶の中で言及したのです。
改選前の議会では無意味で低レベルの対立構図が存在していました。
いわゆる住民代表機関である議会として存在してはいけない市長派、反市長派と言われるものです。
まちのため、市民のために良いか悪いかという判断ではなく、市長に対して賛成するのか反対するのかに色分けをされ対立構図を浮き彫りにされてきました。
つまり、市民のための議会のはずなのにその市民は完全に置き去りにされ、自らの保身や権力維持のためだけに対立を繰り返す構図です。
おそらく今後もあえてその対立構図を保持していこうという勢力が存在し続けるために跋扈するはずです。
僅か22名の弱小議会にもかかわらず意味のない対立構図をつくっていては尾山丸は問題が山積している4年の荒海を乗り切ることは到底できません。
議会改革の前にまずは自らの職責を考え意識改革をお願いしたい。
8位です。
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議長はどうやって決まるの?その3
その1で書いた「市民にわかりやすく、開かれた議会を目指すため、裏で多数派工作が行われていた正副議長選挙に立候補制度を導入すべき」との声をどう見たらよいのでしょうか?
正確には「正副議長選挙に立候補をした候補者は公開の場で所信表明を行い、その所信表明を聞いて各議員は誰に投票するか態度表明をせよ」という意味だと思います。言われることは一見もっともに聞こえます。
■公開の場での所信表明は可能■
現在はその1に記載した通り非公開の全員協議会において指名推薦された議員は所信表明もどきの挨拶を行っていますが、それを公開の場で行うことは可能です。
しかし本会議中の本会議場で行うことは法律上問題がありますのでどうしても本会議場で行いたいのなら本会議を休憩して所信表明を行うことになります。
但し論点は場所の問題ではなく、「公開」と言うことですので全員協議会の傍聴を許可するなり休憩中の本会議場をインターネット中継すれば事は足ります。
この事そのものはそんなに難しいことではありません。
■所信表明に意味があるのか■
公開の場での所信表明は十分可能ですが議長候補者の所信表明に何を期待しているのでしょうか?
おそらく個別具体的な案件である「議員定数条例を改正します」とか「議会改革を推進します」とか、そして議会の運営方法について言及する事を期待するということでしょう。
一見すると先進的でありなおかつ分かりやすいようですが、これらのことは議長の権限を完全に逸脱しています。
■議長の権限とは■
地方自治法104条および105条には議長の権限として①議場の秩序保持、②議事の整理、③議会の事務の処理、④議会の代表、⑤委員会への出席と発言と明記してあります。
議長の権限はこれがすべてです。
例えば上述した「・・・・・・します」という個別的案件は議長の権限ではなく、議会審議を経て合意形成を図るものであり、これこそが合議体である民主的な議会というものです。
独任制である知事や市長との決定的な違いはここにあります。
また、議会の運営方法については議会運営委員会の権限であり議長が口を挟むと越権行為となります。
意外と権限を持たないのが議会の議長なのです。
権限のない議長がそれらの方向性を示唆した段階で公平中立性は失われてしまうのです。
議長の基本スタンスは「公平・中立」であるにもかかわらず「議員定数条例を改正します」とか「議会改革を推進します」また「議員報酬を上げます(下げます)」などと明言したなら瞬時に議長の資格を問われることになります。
つまり、議長の所信表明は「公平中立の立場で①議場の秩序保持、②議事の整理、③議会の事務の処理、④議会の代表として務めます」と言うことになります。
所信表明において身なりやしゃべり方など主観的な材料で判断をするなら意味もありますが、議長の権限を考えると所信表明そのものが意味のないものになってしまうのです。
■議会における選挙とは■
一般には知られていませんが議会における選挙では議員全員が候補者となります。
つまり立候補しなかった議員に投票しても有効であり、立候補しなかった議員の法定得票数が最多となれば当選人となります。
議会の選挙においては立候補を表明した者以外の者が排除されないことが前提なのです。
このように議会の選挙は一般選挙とは大きく違います。
また、仮に公開の立候補制を導入しようとも議会という権力闘争の場では冒頭の「多数派工作(水面下の調整)」はなくなることないでしょう。
一般選挙を考えても分かるように立候補制度を導入すれば多数派工作がなくなると考えるのは論理の飛躍に過ぎません。
最近の山陽小野田市議会では「もっとも議会を代表するにふさわしい人物、統轄能力がある人物」を議長にすべきとの考え方で動いており、その能力がなく単なるポストが欲しい人物や順番とか年功序列、議長職を踏み台にする人物にはNOを突きつける傾向にあります。
最後に付け加えますと、副議長の所信表明はまったく意味がありません。
何故なら副議長の役割は「議長に事故があるとき、又は議長が欠けたときは、副議長が議長の職務を行う。」(106条)
副議長は一時的な代理であってそこには副議長の恣意的な考え方を持ち込むことはありえないからです。
さて議長の決定は10月24日です。
賢明な選択ができるのでしょうか?
6位です。
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議長はどうやって決まるの?その2
本会議場では、いきなり選挙の宣告から始まります。
新人議員には緊張の時間の始まりです。
臨時議長「それでは議長の選挙を投票で行います。議場の出入り口を閉鎖してください。」
凛とした空気の中、出入り口を施錠した後は議場に在席する議員のみが選挙権を有することになります。
トイレに出ていると施錠されていて議場にはいることはできません。もっともそんな議員はいないと思いますが遅刻した議員も入ることができません。
閉鎖は当選人の宣告があるまで解かれることはありません。
執行部席には市長をはじめ議会参与が興味深そうに座っています。
議長が誰になるのかによって市政運営や議会との関係に影響が出て来る可能性があります。
まず議場中央におかれた投票箱に不正がないことを確認するため事務局職員が手品師のような手つきで箱の中身を議員席や議長席に見えるように掲げます。
そして出席議員数の確認と2名の立会人の指名が終わればいよいよ議会の印が押された投票用紙と鉛筆が議会事務局職員の手によって議員席に座る議員一人ひとりに配布されます。
投票用紙は単記無記名で投票する議員の氏名を書いて、順次、投票箱に投票することになります。
もちろん臨時議長も最後に投票します。当然、白票も無効票もありです。
投票後は立会人の前で開票され、立会人が結果に署名したあと議長が結果を言い渡します。
臨時議長「選挙の結果を報告します」
議場が静まりかえり固唾をのむ一瞬です。
多数派工作が成功したのか、それとも造反者が出たのか?
臨時議長「投票総数○○票、有効投票○○票、無効投票○○票、有効投票のうち△△議員○○票、□□議員○○票、したがって△△議員が議長に当選されました」
想定外の結果に「ええっ・・・・」と議場がどよめいたときもありました。
この時から意味のない造反者捜しが始まることもあります。
また、選挙結果が同数になるときもあります。過去、小野田市議会でも同数になりました。
同数になると厳正なるくじで当選人を決定します。
このあと、当選した議員が当選の承認と挨拶を行い議長席に座ることになります。
改選前までは議長、副議長は議会の都合で2年で交替していましたが今回からは地方自治法に則って4年間勤め上げることとしています。
その3に続きます。
9位です。
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議長はどうやって決まるの?その1
有権者にとって改選後の初議会で気になるのは議長が誰になるのかと言うこととその決定方法です。
それでは、議長はどうやって決まっていくのでしょうか?そしてその決定方法に問題があるのでしょうか?
議長選挙や副議長選挙は一般選挙である市議会議員選挙や市長選挙のように立候補した後に選挙によって選ばれるという方法とは大きく違います。
つまり議会での選挙では公職選挙法における「立候補」の規程が準用されておらず、正副議長選挙を立候補制により行うことは法の担保のないこととなります。(できないという意味ではありません)
そのため有権者からは本会議場で誰が立候補したかも分からない中、いきなり選挙が始まり、またそれらの所信表明を聞く場がないため「市民にわかりやすく、開かれた議会を目指すため、正副議長選挙に立候補制度を導入すべき」との声もあります。
議会改革の一環として、裏で多数派工作が行われていた正副議長選挙に立候補制を導入し、その選出過程を公開することによって、透明性を高め、市民から信頼される議会を目指そうということのようです。(下線部がポイントとなります)
果たして立候補制を導入することによって開かれた議会、信頼される議会を形成することが可能なのでしょうか?
■山陽小野田市議会における本会議での選挙までの流れ■
議長選挙が行われる本会議の数日前に議員全員が集まる全員協議会において、本会議での議長選挙の前段階として特定の議員を議長に推薦する指名推薦というものが行われます。
例えばこんな感じです。
仮議長(年長議員が務めます。今回は三浦議員となります。)「議長の選挙の方法については地方自治法118条2項の規程により指名推薦にすることに異議ありませんか」
全員「異議なし」(ここで異議があると選挙になることが決定します)
A議員「○○議員を指名(推薦)します」
ここで他の議員が違う議員を指名した場合には指名者が複数人になることから本会議の場で選挙が行われることになります。(異議がない場合は○○議員が本会議場においてすんなり議長に当選することになります)
B議員「△△議員を指名します」
仮議長「最初に○○議員、ただいまA議員より議長に推薦されましたが一言どうぞ」
ここで○○議員が所信表明というか抱負を全員協議会の場で述べます。
次に△△議員が抱負を述べ、指名者が2人いることから本会議で選挙を行うことを確認して全員協議会が閉会します。
その2に続きます。その2は選挙の方法です。
9位です。
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議長は誰?
10月10日より新しい議会が始動しました。
当面の注目は、正副議長と各委員長ポストの人事になります。
また、「ふるさとを考える会」推薦の新人議員が改選前に地方自治法や公職選挙法に抵触する議長選挙の立候補制と公開の場での所信表明の要望書を提出していましたが、どこまで自己主張を貫き通せるのか注目するところです。
今回の選挙結果によって議会は2極化の度合いを強めていることから議長、副議長とも選挙になると思われます。
メンバーを見渡し勢力図を考慮に入れると議長候補は尾山議員が大本命で小野議員が対抗と言ったところですが、尾山議員の続投の公算が強いと考えるのが自然かもしれません。
残念ながら議長選挙においては友好会派同士水面下で調整が行われるため大穴という図式はおそらくあり得ません。
委員長ポストについては、過半数を持っている勢力が議会内のバランスを考えるのか強硬策に打って出るのか、みものです。
しかし、議会からは人材不足という声が聞こえてきます。22名中、正副議長で2名、常任委員長が4名、常任副委員長が4名、議運正副委員長で2名、広報広聴特別委員会正副委員長2名、監査に1名、トータルで15名となります。委員長、副委員長クラスの人材がこれほど存在しているのか甚だ疑問です。
役付きが15名で役無しが7名という議会構成において頭でっかちでアンバランス化に拍車がかかった状況となります。
この4年間は「給食センター建設」「山陽オートの経営」「新病院建設後の地域医療のあり方」「埴生地区複合施設の建設」「火葬場の建設」など大きな問題を議決していかなければなりません。支持団体がどうのこうの言っているととまちは破滅の道を突き進むことになります。
しがらみにとらわれない議員各位の賢明な判断に期待するところです。
10位です。
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心新たにスタートします
ご支援、ご支持いただいた皆様ありがとうございました。
皆様の貴重な一票をいただきながら当選を果たせなかったことは誠に残念です。そして申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、これで終わりには致しません。皆様の代表として再び議会壇上に立てるように精進してまいります。
また、このブログも表題を「市政を斬る」に変更いたしまして議会情報や市政情報はもとより議会人として恥ずかしくて書けなかったことをつぶさにお伝えをします。
議会では皆様が想像もできないことが常識のように行われている場合が少なからずあります。市長や議員の本会議場でのトンデモ発言もしかりです。
最初にお伝えするであろう内容は議長選挙についてになるでしょう。既に水面下でうごめいていると思いますが議会がどのような判断をするのか楽しみです。
その後は水道事業管理者の任命や副市長の人事案件が提案されるのかなどの動きが注目されます。
また、給食センター建設の議案が提出されると思いますが、その内容と議員、議会の反応も楽しませてくれることでしょう。
しばらくの間は良識ある市民としてしっかり監視をしていきます。
12位です。
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