議長は誰?
10月10日より新しい議会が始動しました。
当面の注目は、正副議長と各委員長ポストの人事になります。
また、「ふるさとを考える会」推薦の新人議員が改選前に地方自治法や公職選挙法に抵触する議長選挙の立候補制と公開の場での所信表明の要望書を提出していましたが、どこまで自己主張を貫き通せるのか注目するところです。
今回の選挙結果によって議会は2極化の度合いを強めていることから議長、副議長とも選挙になると思われます。
メンバーを見渡し勢力図を考慮に入れると議長候補は尾山議員が大本命で小野議員が対抗と言ったところですが、尾山議員の続投の公算が強いと考えるのが自然かもしれません。
残念ながら議長選挙においては友好会派同士水面下で調整が行われるため大穴という図式はおそらくあり得ません。
委員長ポストについては、過半数を持っている勢力が議会内のバランスを考えるのか強硬策に打って出るのか、みものです。
しかし、議会からは人材不足という声が聞こえてきます。22名中、正副議長で2名、常任委員長が4名、常任副委員長が4名、議運正副委員長で2名、広報広聴特別委員会正副委員長2名、監査に1名、トータルで15名となります。委員長、副委員長クラスの人材がこれほど存在しているのか甚だ疑問です。
役付きが15名で役無しが7名という議会構成において頭でっかちでアンバランス化に拍車がかかった状況となります。
この4年間は「給食センター建設」「山陽オートの経営」「新病院建設後の地域医療のあり方」「埴生地区複合施設の建設」「火葬場の建設」など大きな問題を議決していかなければなりません。支持団体がどうのこうの言っているととまちは破滅の道を突き進むことになります。
しがらみにとらわれない議員各位の賢明な判断に期待するところです。
10位です。
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