議員の仕事は委員会に始まる
3月定例会で「議会のあり方調査特別委員会」が設置をされ、実質、第一回目の委員会が開催された。
しかし、またもや市民には恥ずかしくて言えないことが起こったらしい。
この特別委員会の目的は、地方分権の時代においての議会のあり方を調査し、最終的には議会改革につなげていこうというもので、矢田松夫委員長、河崎平男副委員長、伊藤實議員、河野朋子議員、下瀬俊夫議員、石田清廉議員、松尾数則議員の7名で構成されている。
東君 「で、市民には言えないことって?」
南先生「10時には委員会を始める予定やったみたいやけど、7人のうち委員長、副委員長と委員2人の4人しかいなくて予定時間に開会できなかったらしいよ」
西さん「第一回目の委員会から遅刻しちゃいけんよね」
南先生「ところがそんなことじゃないみたいよ」
西さん「どういうこと?」
南先生「1人は開会前に欠席通知があったみたいやけど、問題なのは残りの2人なんよ。東君は遅刻しそうなときはどうする?」
東君「遅刻するときは、事前に電話を入れることが社会の常識だと思うけど」
南先生「この時は、開会予定時間になっても2人から連絡がないので、委員長が事務局員に電話をさせたらしい。もちろん数分の遅刻なら待とうと言うことやろうね。ところが2名ともそれぞれの用事をしよったらしい」
東君「忘れちょったって事?」
南先生「結論から言うとそれしかないやろ」
東君「・・・・・・・・・・」
西さん「頭が痛いですねえ}
南先生「誰しもうっかりミスはあるから最大限の擁護はしたいところやけど、実質第1回目の委員会を忘れるとは緊張感がなさすぎと批判されても弁明はできんやろうね。また1人はこれが初めてじゃあなくて以前からこのような失態を繰り返してきてることから考えると議会はなんらかのアクションがいるんじゃないかねえ」
東君「それで委員会は開催されたの?」
南先生「約1時間後に2人が来たのでようやく始めたらしいよ。定時に来ていた4人は1時間も待ちぼうけを食わされたことになるね」
西さん「ところでこの委員会の名前は何でしたっけ」
南先生「議会のあり方調査特別委員会よ」
西さん「この委員会の委員がこれじゃあまともな結論は見えてこないし、最終的に上段に構えた結論を出されても市民は引くよね。こんな現実があるんなら議会のあり方より先に議論せんにゃいけんことがあるんじゃないそ」
東君「それに尾山議長は議会改革度を県内1位にしたいと言よるみたいやけど、順位が上がったって中身がこれじゃだめよね」
南先生「まあまあそういわんと今後に期待しよういね。議員は有権者が選んじょんやけ。もちろんどうにもならんと考えたら荒技やけど議員の解職請求と言う手もあるけどね」
議会は当然のように常識人の集まりと考えられているのだが、現実はそうでないと言わざるを得ない。
このようなことを是正する一つの方法は、内部浄化であるはずだ。議会はお手盛りで済ますのではなく、再発防止に努めるためにはそれなりの厳しい対応が必要ではなかろうか。
今回に限らず、最近の議会を見ていると見識を疑うことが多すぎる。
この延長線上に議会不要論が存在することをお忘れなく。
ここは住民の前ですべての恥をさらすのもひとつの方法と考えるべきかもしれない。
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ビッグイベント開催される
「wakayama音楽祭~コミュニティカフェwakayama3周年記念~」が若山公園で開催されました。
行政でもなく、公共団体でもなく、民間のカフェ経営者の夫婦が仲間のサポートで企画、運営しているところがすごい。
更に驚いたのは、来場者が多いこと。人と人とのつながりでこんなに集まるんだなと妙に感心しました。
お店の名前が「わかやま」だから「若山公園」で開催されたかどうか定かではありませんが、17組のアーティストがステージを盛り上げ、ロケーションも最高で木々の緑の中、最近ないゆったりとした時間を過ごすことができました。
写真は司会のオッキー(沖永優子)とエイコー(藤井映子)の2人と主催者兼ディレクター兼プロデューサーの「wakayama」店長、穐本君です。
なかなか人脈も大したもんです。
イベント会場で市の観光課の安重課長とばったりと出会い、いろいろな話をしましたが、このイベントは刺激になったのではないでしょうか。
市が関連する行政主導のイベントに一石を投じたような気がします。
穐本君は青年会議所の出身者で卒会後もまちの衰退に頭を悩ませていたようです。そこで考え付いたのが音楽によるまちづくりだったようです。(←おそらく?勝手な想像です)
そのためコンビニだった店舗を食事をしながら音楽などの演奏が聴けるようにリニューアルし、その活動をフェースブックなどで発信を続けています。
そして3周年にはこのビッグイベントを開催しました。
なんと言っても行政の「におい」政治の「におい」がしないのが素晴らしい。
穐本夫婦とゆかいな仲間たちだけで、これだけのことができるんだということを見せつけられた感があります。
来年も輪を広げてやってほしい。
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議会報告会に行こう
4月17日から23日まで3月議会の議会報告会が開催されます。
やっと議会のホームページには写真のように報告事項と報告者の一覧が掲載されました。残念なことにチラシへの記載は間に合わなかったようですが、これでも議会にとっては大きな一歩だと賞賛すべきかもしれません。
これによって、住民は「関心のあるテーマはあるのか、一票を投じた議員や気になる議員がいつ報告するのか」など知ることができます。
今回は特に給食センター建設議案の報告がありますので興味あるお方は聞きにいかれて質問をされてみてはいかがでしょうか?
議会基本条例第24条には議会報告会の目的として「市民に説明責任を果たすため」とありますので、どのような責任を果たすのか興味あるところです。
議会報告会の醍醐味は、普段は本会議場や委員会室でしか見ることのできない議員の態度や言動はもちろん、議員力などを至近距離で目の当たりにすることができ個別に評価できることが可能なことです。
まあ議員チェックというところでしょうか?
この議会報告会での議員の態度や言動で選挙時やその後の後援会で築き上げてきたものが一気に風化する可能性だってあります。
そのため、基本的そして普遍的に議員は議会報告会を嫌がります。
現実には本当に嫌がっている議員といやだけど議員の使命として、また議会のアイデンティティのために積極的に行動をする議員に分かれています。住民はそのあたりをしっかりと見極めていく必要があります。
議会報告会でのポイントは
①司会者---司会者は会のコーディネーター、しっかりとその役割を果たしているか。しまった会にできるかどうかは司会者次第。上から目線、高圧的な言動は最悪。
②報告者---住民に興味がある事項を分かりやすい言葉で説明ができるか。住民そっちのけで自己満足の説明になっていないか。議員が大事だと思っていることと住民が大事だと思っていることが違う場合もあることが理解できているか。
③答弁者---回答になっていないことがたまにある。分からないことはわからないとはっきりと言えるかどうか。分からない時ほど議員はやたら説明が長くなるものです。そして当たり前だがうそを言ってはならない。
④全体---画面に映し出される資料と配布資料が同一なのはナンセンス。配布資料と投影資料の区別化を図っているか。
議会報告会はある意味議会と住民とをつなぐ生命線です。
議会報告会に参加している住民は忙しい時間を割いてわざわざ来てくれている人たちばかりのはず、そんな人たちが「よかったよ」と心底思う会になるように知恵を絞ってほしいものです。いや知恵を絞っているはず。見に行きましょう。
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反対討論になってないですよ
本会議最終日の「議会のあり方調査特別委員会」の設置に反対した杉本保喜議員、岩本信子議員ですが、岩本議員は反対討論までして議会運営委員会決定事項に反対を表明しました。
しかし、その反対理由に多くの議員は首をかしげています。
東君「岩本議員はこの特別委員会を作ることになぜ反対したの」
南先生「彼女は写真の反対討論で理由を3点ほど指摘したんよ。一点目は議会改革については反対するものではないとしながら、【この委員会はどの様な点を改革するのか見えてこない】と言う理解不足としか取れない理由」
東君「その辺の説明は本会議ではなかったの?」
南先生「もちろんあるよ。何かを提案するときには、市長であろうと議員であろうと提案理由の説明があるそいね。で、この時も三浦副議長が提案理由として「監視機能及び政策立案機能を最大限に発揮するため議会がどうあるべきかを調査するため」と述べているんよね」
東君「その説明じゃいけんちゅうこと」
南先生「彼女は特別委員会設置には具体的な特定事件が必要とも述べちょんよ。」
東君「どういうこと?」
南先生「特別委員会というもんは、その名の通り特別に設置をされる委員会でなければならず、特別な個別事案、つまり特定事件を審査するために設置される必要があるんよ」
東君「ということは、彼女にとってみれば三浦副議長が説明した「監視機能及び政策立案機能を最大限に発揮するため議会がどうあるべきかを調査するため」は特定事件にはならないと言うことよね?」
南先生「そう思うたんやろけど、それは彼女の知識不足からくる勝手な思い込み。実は今回のように漠然としたものでも差支えないという判例がでちょるんよ。つまり、副議長が述べた目的は十分特定事件となりうるということなんよ。それと議会改革については項目が多く、一つ一つを特定事件として取り上げ別々に特別委員会とするのは議会として機能性に欠けるし、現実的じゃないよね。だから反対理由としては成立せんのよ」
東君「なるほど、それじゃあ問題ないやん」
南先生「反対理由の二つ目は、わざわざ特別委員会で議論しなくても議長の諮問機関で議論をしたのち、議会運営委員会で対応すればよいと述べたんじゃけど、この理由は全くなってないね」
東君「なんで?」
南先生「おもしろいロジックやけど彼女は1点目で議論の必要性を否定しながらもここでは諮問機関で議論をしろと言ってるんよ。」
南先生「そして彼女は、まず第一に議長の諮問機関で議論をすべしと言うちょるんやけど、非公式であり非公開の諮問機関で議論するなんか時代に逆行しょるやろ。また、議会運営委員会での決定事項に反対した議員が議会運営委員会で対応すべしとは意味が分からんね。」
西さん「でも議会のあり方を調査するんやから議会運営委員会で議論するのが筋でしょ」
南先生「ええところに気が付いたね。その通りで厳密にいえば議会運営委員会の所管事項については特別委員会では取扱いできんのよ、そしてこの【議会のあり方】は議会運営委員会の所管事項に該当するんよ」
東君「じゃあだめやん。でも他市の議会でも特別委員会を作ってるよね」
南先生「実は、議会運営委員会の所管事項を狭義の意味でとらえることによって特別委員会設置を実現させよるそよ」
西さん「そういうことなん?問題とはならないということやね」
南先生「それと大事なことは議会運営委員会は前回説明したように会派に所属していない議員は委員になれんのよ。山陽小野田市議会では21名中4名が無会派なんよ。議会全体の大きな問題を議論するのにこの4名を無視する形で、なお且つたった6名の委員で決定するのはどうかという考えもあるんよ。だからこの理由は全然現実味がないんよ。もちろん岩本議員も会派に属していないので議会運営委員会の議論には参加できんようになるんよ。それよりか多くの議員で構成する特別委員会で議論したほうが民主的と思うけどね」
東君「そうなん。で、3点目は?」
南先生「この特別委員会には期限が設定されていないから反対と述べちょんよ。」
東君「特別委員会には終わりを明示する必要があるの?」
南先生「法的には何も問題ないし、今回は「調査が終了するまで」としているので期限を設定していることになるんよ。」
東君「ということは3点とも反対の理由にはならないということ?」
南先生「そういうことやね。議会では賛成反対があって当たり前やけど、良識ある議員としては自己満足ではなく、聞いている市民が納得できる反対説明をすべきやね」
東君「この反対討論では議員定数のことにも言及してたよね」
南先生「そうね。彼女はこの特別委員会の設置には反対やけど議員定数特別委員会なら納得ができ、この特別委員会は改選前の議会機能向上特別委員会と同じ状況になるのではないかと危惧をしていると言ってるね。定数を減らすことが議会改革と勘違いしている典型的なお言葉やね、それ以前に勝手に定数特別委員会なるものを持ち出してきて反対の説明とするとは意味が分からんね。そして改選前の機関決定した議会機能向上特別委員会を批判してるとしか取れないこの発言に議会は敏感に反応すべきやね」
東君「でも定数を減らして少数精鋭でやればええんじゃない?」
南先生「こんな議会を見よるとそう思われても仕方がないような気もするけど、大事なことは少数精鋭というのは少数になれば精鋭が残るという意味ではなく、人数は少ないが、すぐれた者だけをそろえることを少数精鋭と言うんよ。だから現行の選挙システムでは定数を減じても精鋭が残るとは限らんのよ」
東君「で、この件に対して議会はどう対応するの?」
南先生「昨日、議会運営委員会が開かれ対応を協議したらしいよ。やはり、議会としてはケジメをつけるべきやろうね」
■参 考■
平成26年3月定例会 特別委員会設置反対討論全文 岩本議員
議会改革について反対するものではありませんが、どのような点を改革していくのか具体的にこの委員会では見えていません。本来特別委員会設置には特定事件があって期限をはっきりと明示しなければならないと考えております。次に議会がどうあるべきかが特定の事件となるのかです。どのような事件を取り上げるのか分かりませんが、特別委員会にはなじまないのではないでしょうか。議長の諮問機関で置いておくことは考えられなかったのでしょうか。諮問機関として調査結果の答申をうけて議会運営委員会で対応すれば議会基本条例の実行実践することとなり議会改革に通じると私は考えています。また、期限設定についてですが以前の議会機能向上特別委員会では議員定数を議論されておりましたが、選挙も迫ってきたことで24人の定数で当面は22という市民にとっては到底理解のできない条例となりました。前期の積み残しの定数についてはすぐにでも取り掛かりすぐにでも決着をつけないとならないと考えます。当面の特定の事件の議員定数特別委員会なら納得はできますが議会がどうあるべきかを調査を期限を決めずに特別委員会設置では先の議会で設置された議会機能向上特別委員会と同じ状況になるのではないかと危惧していますのでこの特別委員会設置には反対いたします。
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議員自ら議会軽視か?
本会議最終日に「議会のあり方調査特別委員会」の設置が決定されました。
この特別委員会は山陽小野田市議会基本条例の議会改革システムをベースにして更に改革を進めるために設置されたものです。
しかし、未だに「議会のあり方」を「調査する」という言葉を使わざるを得ないところが現状の市議会のレベルを表しているような気がします。
そのレベルを象徴するかのように本会議での採決は全員一致で賛成となる予定が杉本保喜議員、岩本信子議員の2名の反対者を出しました。
写真の後列左端の中島議員と後列中央右の吉永議員が怪訝そうに、着席している杉本議員、岩本議員を見ている絵柄が象徴的です。
この2名の態度表明は今後議会内で波紋を呼びそうです。
東君「この2名が反対したことに何か問題はあるの?」
南先生「この2名は別々の問題があるんよ。まず杉本議員の場合は、重大な申し合わせ事項違反であり、機関としての議会から見れば大きな問題なんよ」
東君「というと議会内部の問題という意味?」
南先生「この特別委員会の設置は議会運営委員会で決まった事で、会派に属している議員はこの決定に従う必要があるんよ。この決定を無視されたという事実は議会運営委員会の権威の失墜、更には議長の顔や会派代表の顔に泥を塗った行為とも言えるね」
西さん「杉本議員は会派の属しているの?」
南先生「彼は会派誠風(4名)に属していて会派の代表は議会運営委員会の副委員長の石田議員なんよ、もちろんこの会派の他の議員は全員賛成したんやけどね、副委員長の会派から造反を出したことが問題を大きくするんじゃないのかねえ」
東君「議会運営委員会って大事な委員会なん?」
南先生「議会運営委員会は数ある委員会の中でも筆頭委員会の位置づけでその委員長は議会ではNO3のポジションなんよ。議会運営委員会で決まったことを反故にされるとこの委員会の存在意義がなくなるんよ」
西さん「議会内のこととは言えどもルールを無視したことが問題なのね、でも彼は新人だから知らなかったんじゃないの。」
南先生「そこんところはようわからんけど。議会では「新人ですから」と言って許されることは何もないんよ。」
東君「でも現実問題として議会運営委員会で決まったからといってそのほかの議員に賛成を強要するのはどうかと思うけど」
南先生「そのとうりやね。だから議会運営委員会で合意に至るプロセスと決定方法が重要になってくるんよ」
東君「というと」
南先生「議会運営委員会の委員は誰でもええちゅう訳じゃなくて会派の実力者がなるのが通例なんよ。議会運営委員会で結論を出す前に委員である会派の実力者が審議内容や結論の方向性などを会派のメンバーに報告したり協議したりせんといけんのよ、そして会派の中で異論があれば議会運営委員会で反対意見を表明すればええんよ。もちろん会派によってはその実力者に一任している場合もあるけどね」
西さん「となると議会運営委員会で賛成をした石田議員のメンツもつぶれたということにもなるけど石田議員が会派に伝えていなかった可能性もあるよね」
南先生「考えられんことはないけど、その可能性は低いやろうと思うよ。もし会派内協議があって造反者を出したとしたら会派全体の問題と考えるのが筋やね」
西さん「ところで会派の実力者が議会運営委員会の委員になるべきと言うことはどういうことなん」
南先生「ええ質問やね。議会運営委員会では意見が対立があっても最終局面まで話し合いを続け、妥協点を見出す努力をするべきなんよ。その妥協点を見出すには互譲の精神で臨む必要があるし、そこには政治的な判断が必要不可欠となり、その判断をできる実力者が委員に就任をしていないとまとまるものもまとまらんのよ。もちろん最終的には多数決による決定を否定するものではないんやけどね」
東君「この委員会で何が決定したかについては、他の議員は会派の中で話があるだけなん?」
南先生「議会には会派に所属していない議員もいるので全議員が集まる全員協議会というところで決定事項について報告がきちんとされた後、全員の了承を得るようになるんよ」
西さん「そしたら会派に所属していない岩本議員の場合はどうなの?」
南先生「彼女の場合は、最大限譲歩して考えると会派に所属していないので杉本議員と同様の追及は難しいやろうね。また、全員協議会でも異論を唱えたらしいからね。しかし反対討論までした彼女の議員としての姿勢とその意味不明の中身を考えると違う意味で問題やね」
西さん「意味不明の中身って?」
南先生「それは次回に説明しよう」
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