議会報告会に行こう
4月17日から23日まで3月議会の議会報告会が開催されます。
やっと議会のホームページには写真のように報告事項と報告者の一覧が掲載されました。残念なことにチラシへの記載は間に合わなかったようですが、これでも議会にとっては大きな一歩だと賞賛すべきかもしれません。
これによって、住民は「関心のあるテーマはあるのか、一票を投じた議員や気になる議員がいつ報告するのか」など知ることができます。
今回は特に給食センター建設議案の報告がありますので興味あるお方は聞きにいかれて質問をされてみてはいかがでしょうか?
議会基本条例第24条には議会報告会の目的として「市民に説明責任を果たすため」とありますので、どのような責任を果たすのか興味あるところです。
議会報告会の醍醐味は、普段は本会議場や委員会室でしか見ることのできない議員の態度や言動はもちろん、議員力などを至近距離で目の当たりにすることができ個別に評価できることが可能なことです。
まあ議員チェックというところでしょうか?
この議会報告会での議員の態度や言動で選挙時やその後の後援会で築き上げてきたものが一気に風化する可能性だってあります。
そのため、基本的そして普遍的に議員は議会報告会を嫌がります。
現実には本当に嫌がっている議員といやだけど議員の使命として、また議会のアイデンティティのために積極的に行動をする議員に分かれています。住民はそのあたりをしっかりと見極めていく必要があります。
議会報告会でのポイントは
①司会者---司会者は会のコーディネーター、しっかりとその役割を果たしているか。しまった会にできるかどうかは司会者次第。上から目線、高圧的な言動は最悪。
②報告者---住民に興味がある事項を分かりやすい言葉で説明ができるか。住民そっちのけで自己満足の説明になっていないか。議員が大事だと思っていることと住民が大事だと思っていることが違う場合もあることが理解できているか。
③答弁者---回答になっていないことがたまにある。分からないことはわからないとはっきりと言えるかどうか。分からない時ほど議員はやたら説明が長くなるものです。そして当たり前だがうそを言ってはならない。
④全体---画面に映し出される資料と配布資料が同一なのはナンセンス。配布資料と投影資料の区別化を図っているか。
議会報告会はある意味議会と住民とをつなぐ生命線です。
議会報告会に参加している住民は忙しい時間を割いてわざわざ来てくれている人たちばかりのはず、そんな人たちが「よかったよ」と心底思う会になるように知恵を絞ってほしいものです。いや知恵を絞っているはず。見に行きましょう。
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