許されざる発言をする議員と議会の動き その2
東京都議会のセクハラヤジ発言を巡って大問題となっています。
相変わらず、発言の重みを理解せず責任をとらない議員やお手盛りで済ませようとする会派や議会の構図が見えてくる。
こうやって一部の軽薄な議員のために議会全体が腐っているように見られることは何とも心苦しい。
山陽小野田市議会でも以前記事にした岩本議員の「さじ加減」発言(←クリック)に対し、担当委員長の下瀬議員が委員会の報告の中で「岩本議員より昨年の12月議会中の委員会審査においての不規則発言に対して正式に謝罪した」ことを報告し、それに対して写真の伊藤議員と山田議員が質疑を行っている。
ところで、下瀬委員長は岩本議員のこの時の発言を「不規則発言」としているが、この「さじ加減」発言は「セクハラ発言」のようなヤジやひやかし、妨害等の発言ではなく、正式に委員長の許可を得て行った公式発言であり、委員会会議録にも記録が残っているものです。
今回の本会議を見ていても、質疑に立った2名の議員以外には動きがない。問題視していないのか問題となる点が分からないのか定かではないのだが、いずれにしても政治家としての感性がなさすぎる気がする。
そして本会議中継だけを見ていると市民サイドには何も理解できない。
岩本議員は委員会で誰にどの部分を謝罪をしたのだろうか。
同僚議員に謝罪をしたのならともかく、市民に謝罪をしたのなら何故本会議で行わないのか。
議会も同罪、何故、委員会の謝罪のみでお茶を濁すのか。
何故、彼女の処分を行おうとしないのか。
仲良しこよしじゃ議会の存在価値はない。
議会の行うことは理由があると思うが問題を矮小化してコップの中の出来事で終わらせてしまっては、主権者無視も甚だしい。外に向けての丁寧な説明をすべきである。
それほど彼女の発言は市民にとって裏切りであり重罪である。
こんな議員に任せてまちが良くなるはずはない。
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只今11位です。
市のフェイスブック立ち上がる
市のフェイスブックが立ち上がりました。https://www.facebook.com/sanyoonoda
どうやら発信元はこの度新設された「成長戦略室」のようです。
ただ「山陽小野田市フェイスブック運用規定」を見てみると情報発信の対象者として「山陽小野田市内にお住まいの方、山陽小野田市に関心をお持ちの全国の方」とあります。
フェイスブックは全世界に、そして関心のあるなしに関わらず発信されていくのを考えると、違和感というか認識を疑いたくなるような気がしますが、スピーディな立ち上げには惜しみない拍手を送りたいと思います。
何故なら、組織が大きくなればなるほど、また硬直化しているほど手続き論や責任論が巻き起こり最後には断念してしまうものです。
そこをどのようにクリアしたかは知る由もありませんが、情報収集したい市民としては全然OKです。
但し、「いいね!」が137人とはちょっと寂しい気もします。(もちろん今後はネズミ算的に増えるように戦略を考えているとは思いますが。)
フェイスブック先進自治体の武雄市では全職員にアカウントを取得させたと聞いています。
ネットの世界は紙媒体と違い、それこそ瞬時のネットワークにより拡散していくものです。実質的担当者も最近フェイスブックを始めたようですが思惑通りの情報発信をするにはまだまだ智慧と根性が必要かもしれません。
一方、残念なのは議会です。
デジタル発信の面で言えば、議会では以前からフェイスブックでの情報発信についての議論がありました。それなのに行政に先を越されてしまいました。更に付け加えるなら、議会ホームページの改善や委員会の中継なども進歩がありません。
22名しかいない議会でなぜフェイスブックの活用ができていないのか不思議でたまりません。
おそらく議員の半数以上はフェイスブックそのものも理解していないと思いますが、知らないからダメ、使えないからダメではお粗末すぎるような気がします。
また、当然のようにフェイスブックでもメリット、デメリットがありますがデメリット面だけをデフォルメしてしまうと先に進むことはできません。
そんな議員は置いてきぼりにしてでもフェイスブックの活用を急ぐべきだと思います。
時代は日々進化しています、それに敏感に反応している市民は多いし、積極的に取り入れている自治体や議会もあります。
取り残されないように見捨てられないように早期の実践を望みます。
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ついに!!議会改革度県内1位
早稲田大学マニュフェスト研究所発表の「議会改革度調査2013」によると山陽小野田市議会は1444県市区町村議会中、第29位、県内では下関市を抜いてはじめて1位となりました。
常々、尾山議長は議会改革について全国10位以内、県内1位を目指すと公言をしていましたが、任期3年以上を残し半分程度目的を達成したというところでしょうか。
まずは順位向上おめでとうございます。そして今後も目標に向かって邁進してほしいと思っています。
この議会改革度合いを見てみると「情報公開度289位」「住民参加度16位」「権能強化渡9位」となっていて「情報公開度」が低い事がわかります。
その要因は、委員会の議事録、動画、資料の公開が行われていないことが大きいようです。
実質審査が委員会で行われていることを考えると、そこでの情報公開は重要な意味を成すはずです。が、見方を変えてみると市民は知らなくて幸せです。
一般会計だけでも約270億、特別会計まで入れると約600億円の審査を行っているにもかかわらず、場合によっては実にくだらない議論が繰り広げられたり、的外れの質疑に終始して議決に入ることや勉強不足、情報不足のためなのか質疑そのものが低調な場合など、市民に見せられないことがあります。これらのことも含めて議会は市民に見せる義務があり、市民は見る権利があるはずです。
委員会の議事録や動画の配信が進まないのは見せられないからと言うのも一つの要因です。特に動画の配信は一部の議員にとってきついものです。
また、情報には旬があります。長時間経過した鮮度が落ちた情報は価値が半減してしまうものです。
そして何よりも大事なことは、この順位は客観的な数値による順列だということであり、必ずしも議会の実質的な中身を反映したものではないということです。このことは尾山議長も痛感しておられることと思います。もちろん白井市長も職員もそう感じているに違いありません。私は全くその通りだと断言します。
つまり、2年前に制定した「議会基本条例」に基づいて着々と肉付けが進行していることを裏付ける数値にすぎません。
尾山議長をはじめ議会改革を推進している議員に対しては心より賞賛の言葉を贈りたいと思いますが、真の議会としての役割を全うするにはまだまだ厳しい道のりが待っているはずです。
もしかしたら形式的な数値と実質的な中身が一致することは永遠にないのかもしれません。
しかし議会改革の方向性は間違ってはいません。議会改革のために改革のフレームよりも議員の資質向上を叫ぶ議員や定数削減こそが議会改革だと幼稚な言動を繰り返す議員もいますが、議会を良識を持ってけん引している議員の皆さんはこの調査を分析して足りない部分を迅速に補強していくべきだと思います。
場合によっては改革を後退させないためにも議会基本条例の改正も視野に入れるべきです。
議会が住民と正々堂々と対峙できる日を楽しみにしています。
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第2回鉄人コンペチャレンジ117
9月に4日間で市内5つのゴルフ場を使って117ホールをラウンドするという奇想天外な第2回目の鉄人コンペが開催されます。
今年の3月に開催された第1回鉄人コンペには市内外から35人(117ホールプレイ)の自称鉄人が集合。
一日のみの参加も可能でしたので鉄人ではない私も尾山議長と松尾議員と一緒に最終日の朝陽カントリーでプレイしましたが、スコアはいつもの通り煩悩の数、天気が良かったのがせめてもの救いでした。
最終日だったので、表彰式にも参加し鉄人達の武勇伝を聞くことができました。総合優勝は元市の職員で優勝スピーチの中でこの日が結婚記念日だと披露された時には全参加者からどよめきの声があがりました。
ゴルフ好きには夢のような催しには違いありませんが、中々プロと同じ4日間を費やすには体力と勇気が必要ですし、それ以前に恐妻のお許しが出るかどうか微妙な人も多いのではないでしょうか。
しかし、ゴルファーとしての楽しみを超えてまちづくりの観点から見ると「おもしろい」イベントに成長する要素があります。
4日間117ホールのプレイはここでしか行われていない、つまり日本でただ一つのゴルフイベントです。
今回の募集人員は24組96名ですが、この募集人員が増え、なお且つ市外のゴルファーが数多く集えば、4日間を通じて特産品や観光などの本市の魅力を発信できる可能性を秘めています。
後援には山陽小野田市や教育委員会、両商工会議所が名前を連ねています。
名前だけの後援ではなく、行政、経済界ともに全面的なバックアップをすることが最終的には全体のメリットにつながるように感じます。
個人的には、せっかくの「おもしろい」イベントですので、家族の許しが出れば今回も一日だけ参加してみようと思います。
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