商業起業家支援センターが廃止
ついにJR小野田駅前にある山陽小野田市商業起業家支援センターが廃止になりました。
起業をしようとする人たちを支援し、更に割安な店舗スペースを提供するという目的で平成14年にオープンしたこの施設ですが、入店したのはわずか10店舗、平成22年8月以降は入店が全くない状況続いていたと言います。
廃止の理由は入店がないからという事です。
この理由もどうかと思いますが、この状況を4年間も放置して今になって廃止とは理解しがたいものがあります。
そもそも行政が起業を支援していたかどうかも疑問なのですが、議会がその手の質問をすると必ず「商工会議所が・・・」と責任回避の答弁を繰り返していました。
起業を支援するという事は店舗スペースを格安で賃貸することだけではなく、起業家社会の形成を目指すために起業マインドの育成や起業に関するノウハウ、起業後の事業展開のサポートなどを指導していく必要があります。
行政は不動屋さんではないのですから格安の店舗を貸して「あとはご自由に」、では起業家が育つには厳しいものがあります。
その証拠に入店した10店のうち、今も営業を続けているものはほとんどないと思われます。
しかし、市は策定中の「中小企業振興基本条例」の中で起業家支援をしっかりやっていくと説明をしていますので期待をしています。
最後まで読まれたらクリックをお願いします!!
全国ブログランキング
只今9位です。