山口東京理科大公立化への第一歩
7月21日に臨時議会が開催され、山口東京理科大学が公立化へと進むための定款等の議案が提出される。
今回の議案は定款のほかに校舎等の資産の寄付、大学法人への出資でありこれらの議案が市議会で議決されることによって、実質的に公立化への歩を進めることになる。
最近、ちまたでは公立化と薬学部の設置がセットであるかのような話を聞くのだが、手続き上では全く次元の違う話。
しかしながら、同じ地域にあり、同じ公立である山大工学部との関係から理科大の必要性や存在意義を考えると薬学部の設置も考慮に入れる必要があるのかもしれない。
もちろん市側は薬学部設置を視野に入れての公立化であると明言している。
だが薬学部設置は財源や人材確保、場所問題などハードルはかなり高いと思われる。
私たち市民には情報が少なすぎて、是非を判断することはできないので市の良識ある提案と議会の賢明なる議決を期待するしかない。
公立化や薬学部の設置によって市が発展する可能性は十分にある。しかしその反面リスクがあるのは当然のこと。
リスクが全くない政策なんてありえないが、発展とリスクのバランスを見損なうとまちは衰退に向かう。
理科大の公立化と薬学部設置は白井市政の最後の大きな仕事になることは間違いない。
その最初の結論が7月28日臨時会最終日に出る。
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