一歩前進、教室に扇風機
2月15日号の「広報さんようおのだ」の市長コラムに次のように書かれています。
「(新年度事業案の)ヒヤリングの途中,小中学校の施設整備
に話題がおよんだ際,「緑のカーテンがあっても夏の暑さに耐えられず,児童・生徒があまりにもかわいそう」との学校側の指摘があり,何とかしたいとは考えましたが,教育委員会の助
言もあり,とりあえず,市民のみなさんから不用品となった扇風機を寄付していただくことを考え付きました。」
コメント中の「とりあえず」が「とりあえず不用品の寄付」なのか「とりあえず扇風機」なのかは読み取れませんが、やっと夏季の教育環境整備に重い腰を上げたと言ったところでしょうか。
しかし、この問題は今に始まって、今指摘されたことではなく以前から「教室の劣悪な環境により児童生徒の教育環境が阻害されている」と議会が何度も取り上げていますので「いまさら」感が漂い、落胆してしまいます。
文部科学省の学校環境衛生の基準には「冬期では10℃以上、夏期では30℃以下であることが望ましい。また、最も望ましい温度は、冬期では18~20℃、夏期では25~28℃であること」 とあります。
扇風機そのものには冷却効果はありませんが気化熱による冷却はできます。
しかし、文部科学省の基準である室温そのものを降下させる効果は持ち合わせていません。基準に適合させるにはエアコンしかありえません。
そういう意味からしても「とりあえず扇風機」であってほしいものです。
文部科学省の「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査」(2014年実施)によれば、全国小中学校の普通教室のエアコン設置率は、1998年では3.7%でしたが、2014年には32.8%にまでになっています。また、文部科学省は、普通教室の空調整備においては設置費用の2分の1を交付するかたちで、エアコンの設置を支援しています。
他市では「エアコン設置して体調崩したこともある。強い精神をつけることも必要」と常識を疑うような精神論を持ち出して否決した議会もあります。
おそらくそのような議員たちは真夏の教室に入ったことがないのかもしれません。
山陽小野田の議員も扇風機設置後の教室で少なくとも1コマの授業を参観してもらいたい。その際は汗ふきタオルを忘れずに!!
そうすれば、おのずと結論は出ます。
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ついに参加者がゼロになった
2月2日の津布田会館で行われた議会報告会の参加者がゼロ人、ひとりも会場に足を運んでもらえなかったようです。
情けないとしか言えないこの状況は以前から予測されていたものです。12月11日の広報広聴特別委員会でもこの会場に集まりにくいことが指摘されましたが、先送りでスルーされています。
今回の参加者ゼロ人は議会の責任ですが、9人の議員が所属している広報広聴特別委員会の責任は特に重たいと言えます。
しかし問題は津布田会館だけではなく全会場にわたって参加者が少ないことと固定化していることです。
6会場の合計参加者は市議会のFacebookによると47名らしいです。
山陽小野田市議会は先進議会という事で多くの他市議会の視察を受け入れて議会改革の説明をしているはずです。
この先どうなることやら!
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参加者を増やせ、議会報告会
議会報告会が2月1日より6日間の日程で始まりました。
今回の報告事項は「議会政策提言」と「山口東京理科大学の公立化に向けた現状」の2本立てです。
特に東京理科大学に関しての情報は少なく市民には興味のある題材です。
ところで議会報告会初日の須恵公民館の参加人数は8人で盛り上がりに欠けたと聞きました。
相変わらずの少人数で参加人数だけ見ると議会側の改善がみてとれません。
参加者が多ければ多いほど議会報告会の意義は増します。そんなことはわかっていながら参加者が増えないジレンマが議会にはあるはずです。
議会目線、議員目線で報告会を形作っていくと今後も変化がないのかもしれません。
議会報告会を市民がどう見ているのか、市民は何を期待しているのか、市民が参加しやすい会場づくりはどういったものかなどの市民目線での開催が望まれます。
議会報告会は「報告会を行った」というパフォーマンスで開催しているものではないはずです。
議会報告会の本来の目的や意義をもう一度見直したうえでの改善が急がれます。
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