議員定数が22名に決定
議員定数を議論していた「議会のあり方調査特別委員会」では、「理想は25名」としながら市民迎合的な議員定数22名で決着を見ました。そして9月28日の9月定例会本会議において賛成多数(反対1名)で山陽小野田市議会議員定数条例の改正案が可決されました。
定数論については過去このブログに何回となく記述しましたので差し控えますが、唯一気になった点は、本会議での反対討論の際に議員から「現状20名でやっている。どのような影響があったのか?何の問題もなく議会や委員会が開かれている」と述べたことです。
この議員は現在は22名のところ2名の欠員で20名になっている。この20名でやれているから22名の必要はないという事でしょう。
なんとも現状認識の甘さや危機感のなさにはあきれ返る気がします。その甘さこそが市政に多大な影響を及ぼしかねないことを気付かれてない事でしょう。
また「監視機能、政策立案機能が低下することはない」とも述べています。
議会が執行機関の追認のみを行うのであれば議員数をどんどん減らせばよいのです。しかしそれでは議会の存在意義はないに等しいのです。また、政策立案機能が低下することはないと堂々と述べていますが、今期の議会での議会提案条例制定数はゼロとなっています。
更に先日まで行われていた議会報告会での市民の参加人数は最低を記録しています。この議会報告会は条例に位置付けられたもので、市民に対して説明責任を果たす大事な会のはずです。
その議会報告会に市民を呼ぶことさえできていないのです。
そしてこの反対討論の最後には「人数が少なくともやる気があればできる」と根性論まで持ち出す始末です。
この様な議会であれば市長が本会議において、議会ではなく市民に向けて語り掛けるようとするも無理はないと思われます。
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高松ひでき姿勢を斬る
●「副市長任命」一般質問関係で、2007年10月31日記載内容を若干借用させていただきました。16日午後15時40分~出番
●2013年7月7日記載写真「厚狭公民館」「厚狭図書館」を私宛に送信できますか。現在すでに解体工事が進み更地へとなりつつありますので、今後議会活動に使用したい。